今日は「人生老いやすく・・・」です。
大阪に行った際に支社の会議室を借りて商談をしていました。
打合せが終わり時計の針を見ると19時を廻っていました。
この日は大阪泊なので折角なので支社の人間と飯でも食うかと思ってきょろきょろしたらはるか彼方のひな壇に座っている同期の寂しそうな丸まった背中が目に入りました。
近くにより、珍しくこの時間に支社にいるので飯でも食べにいくかい、と声掛けしましたら、了解。
でもちょっと待ってな。
これだけかたづけなあかんねん、と言ったので、私は自分の部署の出張者用のデスクで仕事をしていました。
30分位経ったら、くだんの同期からコールがあり、三々五々で集まり、大阪の夜の街に繰り出したのでした。
と申しても、行った居酒屋は会社の人間がよく行く居酒屋で、私も在阪時代にはそのお店で痛飲というか正確に申しますと鯨飲しておりました。
お疲れ様乾杯の後は、お互いの近況報告になりました。
その中で驚いたのは、大阪の入社年度1年後輩が先月癌で亡くなっていました。
確か、定年前の依願退職でしたので、病気事由の退職である事は聞き及んでいましたが癌で亡くなるとは驚きは隠せませんでした。
同期は通夜・告別式両方を弔問したのですが、子供のいない夫婦だったので、奥様の悲しみは深く、彼もその悲嘆の姿を見て涕涙を禁じえなかったようです。
加えて、在阪時代の部下が東京に栄転したけど、出社していない事を聞けば、彼は肺癌で加療入院中のようで、もしかしたら二度と会社には戻れないようです。
老いの通過儀礼とはいいながらもう少し良い話はないものかと思った次第です。
同期は同期で遅い結婚で子供がまだ学生なのです。
定年になったらどうしょうと嘆息しきりです。
私が、奨学金で大学に通ってもらったらいいんじゃないの、と言えば、妻が許さん、と又ため息をつきました。
仕方ないので退職金の大半は学費だよ、と言いながらも、自宅マンションが手狭なので子供が結婚して家族が増えた日にそなえて、大きなマンションに買い替えたんだ。
た・だ・し、妻がね、と言ったので、なんで、奥さんが買うたの、と思わず関西弁になってしまいました。
馬鹿だな、俺の財布でだよ、と言いましたので、お金に余裕ないんじゃないの、と聞けば、長期ローンが組めたみたいなんだ。
多分親子二世代ローンだろ。
それに俺が10歳年上なので早く死ねばローンはチャラだからな、と自虐的に説明していました。
どうやら彼は今回のマンション購入のスキームをよく承知しておらず、完璧にお財布役に徹していたみたいです。
いずれにしましても、私は夫が早逝する事を前提にローンを組む妻なんて信じられません。
さらに、私がバリバリ仕事をしているのを聞いて、噂では聞いていたが、ほんまなんや。
定年前なのに、なんでそんなに働くの?
お前みたいなのが今でもテッペンとっとぉたら若いTLがやりにくいんちゃうの?
せやかて、お前のことやから、いうても聞かへんしな。
お前もオレもここから役員になるのは無理やで、タイムアウトや、ボチボチにしとかんと、と言われたので、仕事をするのに年齢なんて関係ないよ。
年齢は単にその人が生きた長さにしかならない。
年齢で働きぶりを決めるなんて相対的なもので意味がないじゃないか。
そんなことしたら不可逆的な励ましになり若手がバリバリやってはいけない事になるよな。
俺は、ビジネスの最終章は、奥深く、味わいにあふれ且精神的に贅沢な仕事になるべきだと思っている。
その証拠にドラマでも最終章がいちばん面白く且つ感動的なものになっているじゃないか。後輩のように突然死病に取り付かれて落命する事もあるし、人間はこのような「まさか」という坂が突然に現れるんだよ。
だから今を一生懸命に生きるしかないんだよ。
それが未来に繋がっていくんだ。
同期で役員になった△△なんか、俺がお前らの時は社史に残るようなビッグビジネスを創ったんだ、とかいつも若手社員の前で得意満面な顔で自慢しているが、過去の栄光なんて自らが黙って墓にもっていけばいいんじゃないの。
きちんと仕事をしていれば、退職後に皆が評価してくれるよ。
若しくはしてくれると信じていればいいんじゃないの、と一気に言い切ると、同期は唖然としていました。
これは私の信念に近いものなのです。
進むのを諦めた人との会話は酒席を退屈なものにします・・・
渋谷の交差点を封鎖・・・わずか4時間で歩道橋架け替え
今日は商都大阪はなんばに出没です。
今日のランチは取引先と一緒です。
今日のお店は「江戸川」 阪急三番街店さんです。
住所: 大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 B2
電話:06-6373-7100
定休日:不定休 (阪急三番街に準ずる)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
きょうのオーダーです。
待つこと7分で「鰻重(上)」の到着です。
えらく早いですね。
もしかしはったら蒸してある鰻を火で炙っただけなのかもしれまへん。
気を取り直して実食です。
鰻は熱々でなく痩せています。
まさか減量しはったん?
やはり蒸鰻を火で炙ったみたいで身は固いしボロボロしています。
白眉は伝統のタレくらいですか。
これで@3,100円とはスゴイ値付けです。
よく大阪の人は怒りませんね。
個人的には取引先の財布なので金銭的な負担はないもののそれはそれとしてひどい鰻をだすものですね(笑)
大阪に行った際に支社の会議室を借りて商談をしていました。
打合せが終わり時計の針を見ると19時を廻っていました。
この日は大阪泊なので折角なので支社の人間と飯でも食うかと思ってきょろきょろしたらはるか彼方のひな壇に座っている同期の寂しそうな丸まった背中が目に入りました。
近くにより、珍しくこの時間に支社にいるので飯でも食べにいくかい、と声掛けしましたら、了解。
でもちょっと待ってな。
これだけかたづけなあかんねん、と言ったので、私は自分の部署の出張者用のデスクで仕事をしていました。
30分位経ったら、くだんの同期からコールがあり、三々五々で集まり、大阪の夜の街に繰り出したのでした。
と申しても、行った居酒屋は会社の人間がよく行く居酒屋で、私も在阪時代にはそのお店で痛飲というか正確に申しますと鯨飲しておりました。
お疲れ様乾杯の後は、お互いの近況報告になりました。
その中で驚いたのは、大阪の入社年度1年後輩が先月癌で亡くなっていました。
確か、定年前の依願退職でしたので、病気事由の退職である事は聞き及んでいましたが癌で亡くなるとは驚きは隠せませんでした。
同期は通夜・告別式両方を弔問したのですが、子供のいない夫婦だったので、奥様の悲しみは深く、彼もその悲嘆の姿を見て涕涙を禁じえなかったようです。
加えて、在阪時代の部下が東京に栄転したけど、出社していない事を聞けば、彼は肺癌で加療入院中のようで、もしかしたら二度と会社には戻れないようです。
老いの通過儀礼とはいいながらもう少し良い話はないものかと思った次第です。
同期は同期で遅い結婚で子供がまだ学生なのです。
定年になったらどうしょうと嘆息しきりです。
私が、奨学金で大学に通ってもらったらいいんじゃないの、と言えば、妻が許さん、と又ため息をつきました。
仕方ないので退職金の大半は学費だよ、と言いながらも、自宅マンションが手狭なので子供が結婚して家族が増えた日にそなえて、大きなマンションに買い替えたんだ。
た・だ・し、妻がね、と言ったので、なんで、奥さんが買うたの、と思わず関西弁になってしまいました。
馬鹿だな、俺の財布でだよ、と言いましたので、お金に余裕ないんじゃないの、と聞けば、長期ローンが組めたみたいなんだ。
多分親子二世代ローンだろ。
それに俺が10歳年上なので早く死ねばローンはチャラだからな、と自虐的に説明していました。
どうやら彼は今回のマンション購入のスキームをよく承知しておらず、完璧にお財布役に徹していたみたいです。
いずれにしましても、私は夫が早逝する事を前提にローンを組む妻なんて信じられません。
さらに、私がバリバリ仕事をしているのを聞いて、噂では聞いていたが、ほんまなんや。
定年前なのに、なんでそんなに働くの?
お前みたいなのが今でもテッペンとっとぉたら若いTLがやりにくいんちゃうの?
せやかて、お前のことやから、いうても聞かへんしな。
お前もオレもここから役員になるのは無理やで、タイムアウトや、ボチボチにしとかんと、と言われたので、仕事をするのに年齢なんて関係ないよ。
年齢は単にその人が生きた長さにしかならない。
年齢で働きぶりを決めるなんて相対的なもので意味がないじゃないか。
そんなことしたら不可逆的な励ましになり若手がバリバリやってはいけない事になるよな。
俺は、ビジネスの最終章は、奥深く、味わいにあふれ且精神的に贅沢な仕事になるべきだと思っている。
その証拠にドラマでも最終章がいちばん面白く且つ感動的なものになっているじゃないか。後輩のように突然死病に取り付かれて落命する事もあるし、人間はこのような「まさか」という坂が突然に現れるんだよ。
だから今を一生懸命に生きるしかないんだよ。
それが未来に繋がっていくんだ。
同期で役員になった△△なんか、俺がお前らの時は社史に残るようなビッグビジネスを創ったんだ、とかいつも若手社員の前で得意満面な顔で自慢しているが、過去の栄光なんて自らが黙って墓にもっていけばいいんじゃないの。
きちんと仕事をしていれば、退職後に皆が評価してくれるよ。
若しくはしてくれると信じていればいいんじゃないの、と一気に言い切ると、同期は唖然としていました。
これは私の信念に近いものなのです。
進むのを諦めた人との会話は酒席を退屈なものにします・・・
渋谷の交差点を封鎖・・・わずか4時間で歩道橋架け替え
今日は商都大阪はなんばに出没です。
今日のランチは取引先と一緒です。
今日のお店は「江戸川」 阪急三番街店さんです。
住所: 大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 B2
電話:06-6373-7100
定休日:不定休 (阪急三番街に準ずる)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
きょうのオーダーです。
待つこと7分で「鰻重(上)」の到着です。
えらく早いですね。
もしかしはったら蒸してある鰻を火で炙っただけなのかもしれまへん。
気を取り直して実食です。
鰻は熱々でなく痩せています。
まさか減量しはったん?
やはり蒸鰻を火で炙ったみたいで身は固いしボロボロしています。
白眉は伝統のタレくらいですか。
これで@3,100円とはスゴイ値付けです。
よく大阪の人は怒りませんね。
個人的には取引先の財布なので金銭的な負担はないもののそれはそれとしてひどい鰻をだすものですね(笑)