今日は「本の虫干し」の話です
貝原好古著「日本歳時記」には曝書、書物の「虫干し」について書かれています。その方法とは以下の通りです。
新しい筵に、表紙を下にして干す事。良い天気であろうとも、一日に一度だけにすること。朝よりさらし、午後二時頃には取り込め。家の中に並べて熱をさまし、一夜おいてから、翌朝箱に収めよ。
およそ書をさらす時は一度に多くをさらすべからず。急に天気が変わって、本を台無しにする事有り。それともう一つ、本が多いと、家の物が嫌がり、飽きてしまってつい乱暴に本を扱い傷める。
確かに本が多いと家人は嫌がりますよね・・・思いあたります(笑)

さらに「虫干し」の話です。一木喜徳郎という古い政治家の少年時代の話です。この人は第二次大隈内閣の文相、法相を勤めた方です。
初夏のある日、母親に書物の虫干しを勧められました。兄は素直に従ったのですが、喜徳郎は耳を貸さず遊んでいました。母親が文句言うと「では虫干しをやります」と答えて、やにわに着物を脱ぎ、真っ裸となり、日差しの中に仰向けに寝ました。母親がたしなめると「なあに、書物は皆読んでしまい、一字一句をこの胸にしまってあります。書物は虫が食っても一向に構わない」と嘯いたそうです。
こういう子供は育てたくありませんし、多分我家にはいないはずです?
【たとえばの楽しみ 出久根達郎著】より参照

いわゆる汗牛充棟(引くと牛が汗を流すほどの重さ、積むと家の棟に届くほどの多さの意⇒蔵書が非常に多いことのたとえ。また、多くの書物)ですか、たしかに本をためると紙魚(しみ・本にたかる虫)がつくので虫干ししなければなりません。私は結婚するまで立派なこの汗牛充棟少年でした。しかしかかしこのDNAは恐ろしい事に我豚児に遺伝していたのですね(笑)
血脈とは恐ろしいものだということを感じる今日この頃です。

今日のお店は勝どきにオープンしたばかりの「そば助」です。
呼び込みのお姉さんが通常@850円の冷肉そばがオープン記念で@500円になるというのでB級グルメとしてはたまらず入ってしまったのです・・・単な金欠症?

そば助1
お店の外観です

住所: 東京都中央区勝どき2-8-12東京BUC中銀2F
電話番号:03-6318-5566
定休日: 年中無休

そば助2
店内の雰囲気です。

そば助3
冷肉そば通常は@850円ですが上述の通り今日は@500円です。

そば助4
卵がFreeです。

そば助5
つけ出汁です。

そば助6
このお店は虎ノ門の「港屋」のコピー店と思われます。味ですか、コピー店の割にはいまひとつです。
つけ出汁がラー油と胡椒を大量に投入されているのでそれなりに刺激的ですが妙な酸味があって美味しくありません。それに蕎麦の冷やし方がいまひとつです。このような刺激的なつけ出汁を使うお店は、お蕎麦をしゃっきりと冷やすのがお約束だとおもうのですが?
いずれにしても今後の精進に期待しましょう。

それでは(^_-)