今日は「2016年神戸・京都旅行 其の弐」です。
ランチを終えた二人は元町を散策しました。
元町でもさんざん飲み倒したのにこの街の昼間のたたずまいはほとんど知りません。
KOBEルミナリエには地元の取引先と2度ほど行きましたが、浜風にあおられて寒さで震えが止まらず、早々に居酒屋に退避していたのでした。
#元町商店街
元町は神戸開港以来、異文化の入口として栄えました。
なかなかシブいお店が多いですね。
#元町老舗
明治元年の兵庫開港(現在の神戸港)、および外国人居留地の設置によって、多くの西欧文化がもたらされたのが神戸なのです。その中には外国人菓子職人による本格的な洋菓子もあり、神戸には老舗洋菓子店をはじめとしたスイーツの名店が多くそのお店をのぞいてきました。
#ユーハイム本店
日本人に初めてバウムクーヘンを提供したドイツ人菓子職人カール・ユーハイム氏と、その妻エリーゼさんによって創業された「ユーハイム」さんです。
ユーハイム氏が中国の青島で菓子&喫茶店を開業した明治42年(1909)から数えると、その歴史は100年以上となるそうです。お土産で持ち帰った家族でいただいたのですが、本店のバウムクーヘンは濃厚に感じました。
#神戸風月堂ミュージアム
神戸凮月堂は1897年、神戸元町に創業。初代吉川市三が東京南鍋町の凮月堂に弟子入りし、「凮月堂」の暖簾を分けられたことに始まります。以来百十余年に渡り、世代を越えて愛される老舗として知られています。
試供品いただきました。
ごっつあんです。
美味しゅうございました。
#ファミリア神戸元町本店
創業者のひとり、坂野惇子ヒロインモデルの連続テレビ小説「べっぴんさん」の今秋放映を期して、ファミリア創業から現代を振り返る「ファミリアの軌跡展」を開催していました。
当然のことながらのぞいてきました。
#森谷商店
神戸市中央区の元町にあるコロッケで有名な森谷商店に行ってきました。
立ち食いしようかと思ったのですが、さすがにこの行列ですのでヘジリ画像のみです。
森谷商店のコロッケは毎日約2000個が販売され、多い日には約3000個が販売されている神戸元町の名物コロッケだそうです。
味は、外は「カリッ」、中は「トロッ」となっていて、神戸っ子の心をわしづかみしているようです。
#兵庫県立舞子公園
この日のもう一つの目的地です。
まずはこの公園の概要の紹介です。
千鳥通う白砂青松の舞子浜は、古くから詩歌に詠まれ、陸路、海路を旅する人々にこよなく愛されてきました。
特に明治天皇はこの地をことのほか愛され、7回にわたって行幸されました。
兵庫県は明治33年(1900年)に、この天下の景勝の地を初の県立都市公園として開園しました。
このような天下の名勝はまた、交通の要所でもありましたが、都市の近代化とともに変貌を遂げ、世界一の吊り橋である明石海峡大橋のゲートとして、世界から人々を迎えています。
また、公園内には明治・大正・昭和の3つの時代と、和・洋・中の3つの文化の趣を持つ歴史的建築物が修復または復元され当時と変わらぬ姿で公開されています。
このように舞子公園には、様々な魅力が満載でご家族や友人と楽しめる公園ですので是非お越し下さい。
ここの公園良いですよね。
明治天皇がお気に入りだったのがよくよく理解できます。
大人のパラダイスです。
#孫文記念館
辛亥革命の父と仰がれる孫文(孫中山)を顕彰する日本で唯一の博物館として、神戸潜伏中の彼をかくまった川崎重工業の松方幸次郎との縁もあり、1984年に開設されたそうです。
楼閣の外観が六角形にも見えることから地元では「舞子の六角堂」と呼ばれていそうです。
孫文は今年台湾に行った時にニュー台湾ドル紙幣にその肖像画が乗っていた程度の認識です。
エキゾチックなしつらえです。
孫文胸像の背面の壁紙は「金唐紙」と申して、金箔や漆をふんだんに使った日本の装飾技法です。
鹿鳴館や国会議事堂にも使われています。
一階の天井です。
極彩色の龍です。
今にも飛び出しそうな躍動感があります
二階の天井です。
牡丹と鳳凰です。
中国では富と繁栄の象徴です。
#旧武藤山治邸
旧武藤山治邸は、明治40年(1907)に武藤山治が舞子に建てた木造二階建ての洋館です。大熊喜邦によって設計されました。
円形のバルコニー・スレート葺の屋根・下見板張りの外壁が特徴です。
元来は、付属棟(厨房など)・和館・撞球棟が併設されていました。
構造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は当初のものが使われています。また、ステンドグラス・暖炉・家具なども当時のものが残っており、明治期の住宅形式や生活様式を知ることのできる貴重な建物です。
内装が非常に豪華かつ趣味がいいですね。
眼下には瀬戸内海が広がり所謂オーシャンビューが最高です。
オーナーが亡くなった後は、鐘淵紡績株式会社に寄贈され、「鐘紡舞子倶楽部」と称し、福利厚生施設として利用されていました。鐘紡の社員はかつてここを使っていたのですか、プチ羨ましい限りです。
#舞子ホテル
もう一つの目的地である「舞子ホテル」に足を運んだのですが、運悪く結婚式の貸し切りの為に入館できませんでした。
電車の来る時間まで喫茶店で小休止した後本日の宿泊地京都に向かいました。
京都に着きましたら街は泣きそうな顔で迎えてくれました。
明日は雨みたいです。
私たち夫婦の京都の夕食といえばここしかありません。
今日のお店はご存知「丸福」さんです。
住所: 京都府京都市下京区東洞院通七条下ル塩小路町530-5
電話:075-371-4258
定休日:日曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「特選すき焼きコース」@5,000円です。
待つこと19分で「湯葉豆腐」の到着です。
濃厚で大豆の匂いが立っています。
シュッとした口どけには心が躍ります。
待つこと21分で「茹で海老と海老しんじょ」の到着です。
海老美味し、海老しんじょ美味しです。
海老ですからここらへんは抜かりない調理で供されます。
美味しいです。
待つこと29分で「天麩羅」の到着です。
海老、茄子、南瓜、青葉の布陣です。
揚げたての熱々の天麩羅は最高です。
特に海老は尻尾までカラッと揚がっていてご機嫌でした。
天麩羅美味しです。
待つこと36分で「特選すき焼き」の到着です。
今日の牛は近江牛の雌です。
これはたまりませんね。
このお店ではあらかじめ調理されて供されます。
早速いただきます。
美味しい、本当に美味しいです。
二人とも無言でワシワシと食べていても、とろける様な美味しさなので胃袋がブラックホール化して、どんどんと吸い込まれていきます。
途中、女将さんが挨拶に見えられて歓談となりました。
いつも京都ならではの楽しいお話ありがとうございます。
まだ近江牛も野菜も残っています。
そろそろトップギアに入れましょう。
このお店もどうでしょうか、公私合わせますと20回以上は来ているでしょうか。
その間、時代も移ろい大女将から女将にバトンが渡されました。
娘さんが若女将になるまで通いつめますか・・・
ランチを終えた二人は元町を散策しました。
元町でもさんざん飲み倒したのにこの街の昼間のたたずまいはほとんど知りません。
KOBEルミナリエには地元の取引先と2度ほど行きましたが、浜風にあおられて寒さで震えが止まらず、早々に居酒屋に退避していたのでした。
#元町商店街
元町は神戸開港以来、異文化の入口として栄えました。
なかなかシブいお店が多いですね。
#元町老舗
明治元年の兵庫開港(現在の神戸港)、および外国人居留地の設置によって、多くの西欧文化がもたらされたのが神戸なのです。その中には外国人菓子職人による本格的な洋菓子もあり、神戸には老舗洋菓子店をはじめとしたスイーツの名店が多くそのお店をのぞいてきました。
#ユーハイム本店
日本人に初めてバウムクーヘンを提供したドイツ人菓子職人カール・ユーハイム氏と、その妻エリーゼさんによって創業された「ユーハイム」さんです。
ユーハイム氏が中国の青島で菓子&喫茶店を開業した明治42年(1909)から数えると、その歴史は100年以上となるそうです。お土産で持ち帰った家族でいただいたのですが、本店のバウムクーヘンは濃厚に感じました。
#神戸風月堂ミュージアム
神戸凮月堂は1897年、神戸元町に創業。初代吉川市三が東京南鍋町の凮月堂に弟子入りし、「凮月堂」の暖簾を分けられたことに始まります。以来百十余年に渡り、世代を越えて愛される老舗として知られています。
試供品いただきました。
ごっつあんです。
美味しゅうございました。
#ファミリア神戸元町本店
創業者のひとり、坂野惇子ヒロインモデルの連続テレビ小説「べっぴんさん」の今秋放映を期して、ファミリア創業から現代を振り返る「ファミリアの軌跡展」を開催していました。
当然のことながらのぞいてきました。
#森谷商店
神戸市中央区の元町にあるコロッケで有名な森谷商店に行ってきました。
立ち食いしようかと思ったのですが、さすがにこの行列ですのでヘジリ画像のみです。
森谷商店のコロッケは毎日約2000個が販売され、多い日には約3000個が販売されている神戸元町の名物コロッケだそうです。
味は、外は「カリッ」、中は「トロッ」となっていて、神戸っ子の心をわしづかみしているようです。
#兵庫県立舞子公園
この日のもう一つの目的地です。
まずはこの公園の概要の紹介です。
千鳥通う白砂青松の舞子浜は、古くから詩歌に詠まれ、陸路、海路を旅する人々にこよなく愛されてきました。
特に明治天皇はこの地をことのほか愛され、7回にわたって行幸されました。
兵庫県は明治33年(1900年)に、この天下の景勝の地を初の県立都市公園として開園しました。
このような天下の名勝はまた、交通の要所でもありましたが、都市の近代化とともに変貌を遂げ、世界一の吊り橋である明石海峡大橋のゲートとして、世界から人々を迎えています。
また、公園内には明治・大正・昭和の3つの時代と、和・洋・中の3つの文化の趣を持つ歴史的建築物が修復または復元され当時と変わらぬ姿で公開されています。
このように舞子公園には、様々な魅力が満載でご家族や友人と楽しめる公園ですので是非お越し下さい。
ここの公園良いですよね。
明治天皇がお気に入りだったのがよくよく理解できます。
大人のパラダイスです。
#孫文記念館
辛亥革命の父と仰がれる孫文(孫中山)を顕彰する日本で唯一の博物館として、神戸潜伏中の彼をかくまった川崎重工業の松方幸次郎との縁もあり、1984年に開設されたそうです。
楼閣の外観が六角形にも見えることから地元では「舞子の六角堂」と呼ばれていそうです。
孫文は今年台湾に行った時にニュー台湾ドル紙幣にその肖像画が乗っていた程度の認識です。
エキゾチックなしつらえです。
孫文胸像の背面の壁紙は「金唐紙」と申して、金箔や漆をふんだんに使った日本の装飾技法です。
鹿鳴館や国会議事堂にも使われています。
一階の天井です。
極彩色の龍です。
今にも飛び出しそうな躍動感があります
二階の天井です。
牡丹と鳳凰です。
中国では富と繁栄の象徴です。
#旧武藤山治邸
旧武藤山治邸は、明治40年(1907)に武藤山治が舞子に建てた木造二階建ての洋館です。大熊喜邦によって設計されました。
円形のバルコニー・スレート葺の屋根・下見板張りの外壁が特徴です。
元来は、付属棟(厨房など)・和館・撞球棟が併設されていました。
構造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は当初のものが使われています。また、ステンドグラス・暖炉・家具なども当時のものが残っており、明治期の住宅形式や生活様式を知ることのできる貴重な建物です。
内装が非常に豪華かつ趣味がいいですね。
眼下には瀬戸内海が広がり所謂オーシャンビューが最高です。
オーナーが亡くなった後は、鐘淵紡績株式会社に寄贈され、「鐘紡舞子倶楽部」と称し、福利厚生施設として利用されていました。鐘紡の社員はかつてここを使っていたのですか、プチ羨ましい限りです。
#舞子ホテル
もう一つの目的地である「舞子ホテル」に足を運んだのですが、運悪く結婚式の貸し切りの為に入館できませんでした。
電車の来る時間まで喫茶店で小休止した後本日の宿泊地京都に向かいました。
京都に着きましたら街は泣きそうな顔で迎えてくれました。
明日は雨みたいです。
私たち夫婦の京都の夕食といえばここしかありません。
今日のお店はご存知「丸福」さんです。
住所: 京都府京都市下京区東洞院通七条下ル塩小路町530-5
電話:075-371-4258
定休日:日曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「特選すき焼きコース」@5,000円です。
待つこと19分で「湯葉豆腐」の到着です。
濃厚で大豆の匂いが立っています。
シュッとした口どけには心が躍ります。
待つこと21分で「茹で海老と海老しんじょ」の到着です。
海老美味し、海老しんじょ美味しです。
海老ですからここらへんは抜かりない調理で供されます。
美味しいです。
待つこと29分で「天麩羅」の到着です。
海老、茄子、南瓜、青葉の布陣です。
揚げたての熱々の天麩羅は最高です。
特に海老は尻尾までカラッと揚がっていてご機嫌でした。
天麩羅美味しです。
待つこと36分で「特選すき焼き」の到着です。
今日の牛は近江牛の雌です。
これはたまりませんね。
このお店ではあらかじめ調理されて供されます。
早速いただきます。
美味しい、本当に美味しいです。
二人とも無言でワシワシと食べていても、とろける様な美味しさなので胃袋がブラックホール化して、どんどんと吸い込まれていきます。
途中、女将さんが挨拶に見えられて歓談となりました。
いつも京都ならではの楽しいお話ありがとうございます。
まだ近江牛も野菜も残っています。
そろそろトップギアに入れましょう。
このお店もどうでしょうか、公私合わせますと20回以上は来ているでしょうか。
その間、時代も移ろい大女将から女将にバトンが渡されました。
娘さんが若女将になるまで通いつめますか・・・