今日は「情報は正確に!」です。
全国有数の梅の名所・吉野梅郷(東京都青梅市)の代表的梅園である「青梅市梅の公園」の梅が、今月で見納めとなる。梅郷の恒例イベント「梅まつり」も今回でひとまず終幕。梅の木を弱らせる「プラムポックスウイルス」(PPV)の感染拡大防止のため、市はシーズン終了後に園内の千二百六十本余りをすべて伐採する。 
2014.3.1東京新聞TOKYO Webより転載
このニュースを見て絶叫している人がいます。
私の奥様です。
絶叫の理由を聞きますと、私達が生きている間に二度と梅郷の梅は見られない、と興奮して言っています。
別にいいじゃない、って言ったものですから、話がややこしくなりました。

IMG_9726
今日は三連休の初日です。
三連休の初日にお彼岸の墓参が重なり、まだ7時半だというのに関越は大渋滞になっています。
なんと家から「青梅市梅の公園」まで2時間もかかりました。
普段は45分程度なのに(悲)
ということで、今日私達は「青梅市梅の公園」に来ています。

ここから先は画像でお楽しみください。

まだ雪が残っています。
IMG_9729


これが噂の「プラムポックスウイルス」(PPV)の影響です。
やはり伐採しないといけないのでしょうね・・・
IMG_9738


それでは一気に紹介します。
IMG_9727

IMG_9728

IMG_9733

IMG_9734

IMG_9736

IMG_9739

IMG_9741

IMG_9742

IMG_9743

IMG_9744

IMG_9745

IMG_9746

IMG_9747

IMG_9748

IMG_9749



梅郷の原木です。
IMG_9751

IMG_9750


園内にある茶店です。
このお店のご主人えらいのです。
私達が、甘酒、みたらし団子、いそべ団子、よもぎ大福を頼んだところ、ご主人は、ただ今正面口にて甘酒の無料頒布をしているので、甘酒はお客様にお売りできません。ご足労かけますが、正面口で無料の甘酒をお求めください、と言い切ったのです。
正直、私達は甘酒の無料頒布をしていることすら知らなかったので、黙っていれば分らないのにと思ったのです。
日本人ならではですね・・・できた人です!IMG_9752

IMG_9753


甘酒、みたらし団子、いそべ団子、よもぎ大福は全て美味しかったです。
特にいそべ団子はお醤油のおコゲとお餅の内柔外硬がたまりませんでした。IMG_9755

IMG_9756

IMG_9757


なにか「踊る大捜査線」を彷彿させられたのでパチリしました。IMG_9761


青梅きもの博物館です。
入場料が@800円だったので全く入る気はありませんでした。
しか〜しいつもの通り奥様からのbiasがかかったので入館したのです。
で〜も中にはいると熱のこもった鈴木副館長の説明で皇室を通した日本人の着物文化、そしてその美意識の深さに感じいったのです。
IMG_9766

IMG_9765

IMG_9763

着物

着物2
その説明の中に「エチケットに反する」というのがありました。
エチケットは、元々はフランス語で「お札(おふだ)」を意味する名詞なのです。
皇室の婚儀にはその婚儀に参列するときは、そのdress codeを記した札(エチケット)があらかじめ渡されます。
従いましてそのdress codeに従わないで婚儀に参列した方をその札(エチケット)に反するので「エチケットに反する」というのだそうですよ。
久々のトリビアでした!


結構長い間、梅郷を散策していましたらお昼になりました。
全くこの地の情報がないものですから、交通整理をしている警備員の方に地元で一押しの「蕎麦屋」を聞きましたところ、普通にいえば「谷津」っていう蕎麦屋が十割蕎麦で有名だけど、もそもそして今一つだね。
穴場は土曜、日曜、休日限定でやっている、ちょっと名前は忘れたけれどその蕎麦屋が一番美味しいよ。
今日は休日だからやっているはずだ、と教えてくれました。
場所はどこですか、と聞けば、「谷津」を目指して行って、それを通り越して次の蕎麦屋だからすぐわかるよ、とのことでした。
ヤッタネ、と欣喜雀躍したおとぼけ夫婦はその「谷津」を目指して歩を進めたのです。

IMG_9778

IMG_9779
「谷津」は大行列ですので、行かなくてよかったね、と二人でほくそ笑みながら「蕎麦屋X」に向かったのです。
しばらくするとそのお店がみつかりました。
しか〜し「谷津」より美味しいのに行列がないのが気になりましたが、穴場なのですからさもありなんですね。
ということで今日のお店は「梅林亭」さんです。

住所: 東京都青梅市梅郷3丁目905−7
電話:不明
定休日:不明

IMG_9767
お店の外観です。

IMG_9769
メニューです。

IMG_9768
店内の雰囲気です。

IMG_9773
女店主が自ら蕎麦を打つのですね。
携帯でnetの評判をみましたが、評判は良いようです。

今日のオーダー
私は「野菜のてんぷら(冷)」@900円です。
奥様は「野菜のてんぷら(温)」@900円です。

いくら穴場だからといってもこの広い店内で客は私達夫婦だけです。
穴場だからかえって客でごった返しているのではないでしょうか。
暖房も入っていない店内でしたので、その寒さが私の疑念に火をつけ始めたのです。

待っている間、奥様にお茶がだされましたが、私は放置されたままで出てくる気配もありません。
そういえば先ほどの警備員の方が、亭主は変わり者だ、と言っていましたので、そうなのかなと憶断したのですが、ちょっと待ってください。亭主は女性とは言ってなかったはずです。
さらに変わり者だからと言っても、お茶くらいはだすでしょう。
やはりこのお店は変です。

待つこと3分で「野菜のてんぷら(冷)」と「野菜のてんぷら(温)」が到着しました。
3分で到着!立ち食い蕎麦ではないのですから、天ぷら蕎麦が3分でできるわけがないでしょう。
それに加えて天ぷらから暖気が感じられません。
奥様の顔にもありありと?マークが点灯しています。

IMG_9770

IMG_9771
気を取り直して「野菜のてんぷら(冷)」の実食です。
蕎麦はぼそぼそしています。
これはレトルトの田舎蕎麦です。
蕎麦の香りもしませんし、立ち食いそばの風合いです。
天麩羅はカラっとあがっていませんし、油切りもきちんとされていなく、低温であげたのか熱々ではありません。
味についてはno commentです。
しか〜し行間を読んでもらえればその味はご理解できると思います。

IMG_9772
奥様の「野菜のてんぷら(温)」もおすそ分けでいただきました。
これこそまさに駅の立ち食い蕎麦の風情です。

もう一度netの評判を見直してみましたら2007年から書き込みがありません。
美味しかったのは昔の話みたいですね。
どうやらお店を間違えたようです(悲)
こんな日もあります。

IMG_9775

IMG_9776
あまりに悔しいのでこのお店を出た後に「谷津」さんに戻って再確認しました。
私達は「谷津」さんを通り越して突きあたりを左に曲がって「梅林亭」さんにたどり着いたのですが、奥様が右に曲がっても、そのかなり奥に蕎麦屋さんがあることに気が付きました。

IMG_9777
看板をしっかりとみましたら、営業日は土曜日、日曜日、祝祭日と書かれていました。
ここだったのですね「蕎麦屋X」は・・・

IMG_9774
お店の名前は「そば処はら」さんです。
で〜も今日は臨時休業でした。
今度、臥薪嘗胆で相まみえます。
その日がくるまでlong good-byです。
かえって良い思い出になりました。
ということで今日のフリネタの「情報は正確に!」のオチは理解できましたよね(笑)

それでは(^_-)