今日は「梅の花」の話です。
「人はいさ 心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける」。奈良の長谷寺を久しぶりに訪れた紀貫之が、再会の相手に贈った歌である。梅の花がほころび、春の陽気が漂い始めた。うれしさもあり、寂しさもある。 出会いと別れの季節が、まためぐってきた。
梅はゆっくりと咲いて、いつの間にか散っていく。一気に開花して乱舞する桜の激しさとは違い、こちらから気持ちを向けないと気づかない。平安時代までは「花見」といえば、桜の下で騒ぐのではなく、静かに梅を眺めることだったそうだ。卒業や転勤で慌ただしい時期だからこそ、梅を愛でる古人の心を思い出したい。
学問の神様をまつる東京の湯島天神は、今が恒例の「梅まつり」の盛りだ。紅白の枝の下に合格祈願の絵馬が幾重にも連なる。第1志望から第8志望まで、ずらりと学校名を並べた札がある。美容師や建築士など資格を目指す人も多い。「昇進試験に今年こそ」と切実な訴えもある。日本社会は、なんと試験の多いことか。
今年は8万枚が奉納されたそうだ。神様に自己アピールする8万人は、支え合う仲間というより競い合うライバルかもしれない。その中に埋もれて、ちょっと調子が違う一枚があった。「街の人々が安全でありますように」。ある田舎町の警察署員だった。学問や試験とは関係ないけれど、梅の花に似合っている気がした。
日本経済新聞「春秋」より転載
北海道在住のとき冬はスキーに行く以外はほとんど室内にいたので屋外へでることは買物へ行くか体育館かプールにいく以外はほとんどありませんでした。
したがいまして根雪の時はあまり感じないのですが、一度雪解けが始まると春までの時間がとても待ち遠しかったものです。
そして待ちに待った春がくると屋外での遊びが一斉に始まります。
我が家ではよく公園(本州の公園とは違って敷地面積が広大)に遊びに行っていました。
公園に行ってはそこでバーベキューするのが楽しみだったのです。
従いましてバーベキューセットは車のトランクにいつも入れてありました。
私に限らず北海道の人は皆そうだったと思います。
我が家が好きだったバーベキューはジンギスカンやチャンチャン焼きではありせん。
我が家のお気に入りは手羽先、フランクフルト、海老、烏賊(特にげそ)、焼きおにぎり、野菜の焼きものでした。
特に焼きおにぎりはあらかじめ表面に軽く味噌が塗ってあるので焼き上がると味噌の香りが香ばしく美味しいものでした。最後はプレートを網から鉄板に替えて焼きそばで締めていました。ということで公園での昼食は楽しみの一つだったのです。
我が家から車で20分位のところに平岡公園という有名な梅林があります。
ここの梅林は、敷地面積6.5ヘクタールの中に、約1200本植栽されています。
本州では開花が2月頃ですが、春の遅い札幌では5月上旬頃となりサクラとほぼ同時になります。
花はもちろんのこと、香りも同時に楽しめることから、サクラの花見とは別に趣のあるものとなります。
ウメの花は、おおよそ咲き始めてから約2週間程度花を楽しむことができます。
開花期間中は14万人〜20万人の来園者が訪れ、北海道の遅い春を楽しみことができるのです。
ここへはよく梅見にいきました。
始めて訪れた時に、例によってお昼はバーベキューでした。
他の家族連れも皆めいめいにシートを敷いてお昼を楽しんでいました。
しか〜し何か変なのです。
これだけ大勢の人食事を楽しんでいるのにバーベキューをしているのは我が家族だけでした。入園者全員を確認しているわけではないのでたまさか私達の見渡す周りにバーベキューをする家族がいなかったのかもしれません。
奥様も何か変な感じがしたみたいでバーベキューは早々と終わせる様にしていました。
子供達が遊び疲れたので持ってきた荷物を片付けて撤収です。
駐車場近くまで来ると駐車場に入る直前の道の脇に立て札がありました。
何だろうなと覗きこむと、そこには、当公園では梅の香りを楽しむためにバーベキュー等の匂いのでる火器の使用はお控えください、と書かれているではありませんか。
そうなのです。いち早くいい場所を取ろうとして遊歩道を通らずに公園の奥に入ったものですからこの警告の立て札は見ていなかったのです。
私と奥様は恥ずかしさのあまり全身から冷や汗が噴き上がりました。
これでバーベキューをしている我が家を見る来園者の人達の視線が熱かった理由がわかりました。
今このように思い出しながら書いていても冷汗三斗です。
これは我が家の恥ずかしい北海道での思い出です。
アルパカの大行進にはじまり、珍しく(?)威嚇するペンギン、ナンバープレートをかじり取る犬など思わずクスリと笑えるものから、中には猛突進するバッファローや牛、野生の熊に追われて逃げ惑うという、一歩間違ったら命に関わるハードなものまで様々だ。
すっかり興奮してしまった動物たちに対し、逃げまどう人間たちが繰り広げるドラマの数々をご覧あれ。
今日は中野坂上に出没です。
たまには会社にもどらず早めの夕飯でも食べようかと思いお店を探していました。
すると洋食屋さんのようなメニューのお蕎麦屋さんがありました。
ものは試しにとはいってみました。
今日のお店は「松葉」さんです。
住所: 東京都中野区本町2-50-10
電話番号:03-3372-1377
定休日:日曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「豚肉生姜焼&オムレツ定食」@850円です。
このお店は昨年6月にリニューアルオープンしたそうです。
どおりでお店の中がきれいなのですね。
待つこと9分で料理の到着です。
見た目美洋食ですね。
まずは生姜焼きから頂きます。
美味しいじゃないですか。
味付けは少し濃いですが結構です。
豚肉が柔らかいので美味しくいただけますネ。
オムレツも中身のトロトロ感が足りない様な感じですが美味しいです。
ケチャップもふんだんにかかっていて満足です。
食べていてここがお蕎麦屋さんなのを忘れていました。
コスパもそこそこです。
中野坂上ってあまり飲食店がないのでこのようなお店にめぐり会う事ができて助かりました。
ご馳走様でした
「人はいさ 心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける」。奈良の長谷寺を久しぶりに訪れた紀貫之が、再会の相手に贈った歌である。梅の花がほころび、春の陽気が漂い始めた。うれしさもあり、寂しさもある。 出会いと別れの季節が、まためぐってきた。
梅はゆっくりと咲いて、いつの間にか散っていく。一気に開花して乱舞する桜の激しさとは違い、こちらから気持ちを向けないと気づかない。平安時代までは「花見」といえば、桜の下で騒ぐのではなく、静かに梅を眺めることだったそうだ。卒業や転勤で慌ただしい時期だからこそ、梅を愛でる古人の心を思い出したい。
学問の神様をまつる東京の湯島天神は、今が恒例の「梅まつり」の盛りだ。紅白の枝の下に合格祈願の絵馬が幾重にも連なる。第1志望から第8志望まで、ずらりと学校名を並べた札がある。美容師や建築士など資格を目指す人も多い。「昇進試験に今年こそ」と切実な訴えもある。日本社会は、なんと試験の多いことか。
今年は8万枚が奉納されたそうだ。神様に自己アピールする8万人は、支え合う仲間というより競い合うライバルかもしれない。その中に埋もれて、ちょっと調子が違う一枚があった。「街の人々が安全でありますように」。ある田舎町の警察署員だった。学問や試験とは関係ないけれど、梅の花に似合っている気がした。
日本経済新聞「春秋」より転載
北海道在住のとき冬はスキーに行く以外はほとんど室内にいたので屋外へでることは買物へ行くか体育館かプールにいく以外はほとんどありませんでした。
したがいまして根雪の時はあまり感じないのですが、一度雪解けが始まると春までの時間がとても待ち遠しかったものです。
そして待ちに待った春がくると屋外での遊びが一斉に始まります。
我が家ではよく公園(本州の公園とは違って敷地面積が広大)に遊びに行っていました。
公園に行ってはそこでバーベキューするのが楽しみだったのです。
従いましてバーベキューセットは車のトランクにいつも入れてありました。
私に限らず北海道の人は皆そうだったと思います。
我が家が好きだったバーベキューはジンギスカンやチャンチャン焼きではありせん。
我が家のお気に入りは手羽先、フランクフルト、海老、烏賊(特にげそ)、焼きおにぎり、野菜の焼きものでした。
特に焼きおにぎりはあらかじめ表面に軽く味噌が塗ってあるので焼き上がると味噌の香りが香ばしく美味しいものでした。最後はプレートを網から鉄板に替えて焼きそばで締めていました。ということで公園での昼食は楽しみの一つだったのです。
我が家から車で20分位のところに平岡公園という有名な梅林があります。
ここの梅林は、敷地面積6.5ヘクタールの中に、約1200本植栽されています。
本州では開花が2月頃ですが、春の遅い札幌では5月上旬頃となりサクラとほぼ同時になります。
花はもちろんのこと、香りも同時に楽しめることから、サクラの花見とは別に趣のあるものとなります。
ウメの花は、おおよそ咲き始めてから約2週間程度花を楽しむことができます。
開花期間中は14万人〜20万人の来園者が訪れ、北海道の遅い春を楽しみことができるのです。
ここへはよく梅見にいきました。
始めて訪れた時に、例によってお昼はバーベキューでした。
他の家族連れも皆めいめいにシートを敷いてお昼を楽しんでいました。
しか〜し何か変なのです。
これだけ大勢の人食事を楽しんでいるのにバーベキューをしているのは我が家族だけでした。入園者全員を確認しているわけではないのでたまさか私達の見渡す周りにバーベキューをする家族がいなかったのかもしれません。
奥様も何か変な感じがしたみたいでバーベキューは早々と終わせる様にしていました。
子供達が遊び疲れたので持ってきた荷物を片付けて撤収です。
駐車場近くまで来ると駐車場に入る直前の道の脇に立て札がありました。
何だろうなと覗きこむと、そこには、当公園では梅の香りを楽しむためにバーベキュー等の匂いのでる火器の使用はお控えください、と書かれているではありませんか。
そうなのです。いち早くいい場所を取ろうとして遊歩道を通らずに公園の奥に入ったものですからこの警告の立て札は見ていなかったのです。
私と奥様は恥ずかしさのあまり全身から冷や汗が噴き上がりました。
これでバーベキューをしている我が家を見る来園者の人達の視線が熱かった理由がわかりました。
今このように思い出しながら書いていても冷汗三斗です。
これは我が家の恥ずかしい北海道での思い出です。
アルパカの大行進にはじまり、珍しく(?)威嚇するペンギン、ナンバープレートをかじり取る犬など思わずクスリと笑えるものから、中には猛突進するバッファローや牛、野生の熊に追われて逃げ惑うという、一歩間違ったら命に関わるハードなものまで様々だ。
すっかり興奮してしまった動物たちに対し、逃げまどう人間たちが繰り広げるドラマの数々をご覧あれ。
今日は中野坂上に出没です。
たまには会社にもどらず早めの夕飯でも食べようかと思いお店を探していました。
すると洋食屋さんのようなメニューのお蕎麦屋さんがありました。
ものは試しにとはいってみました。
今日のお店は「松葉」さんです。
住所: 東京都中野区本町2-50-10
電話番号:03-3372-1377
定休日:日曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「豚肉生姜焼&オムレツ定食」@850円です。
このお店は昨年6月にリニューアルオープンしたそうです。
どおりでお店の中がきれいなのですね。
待つこと9分で料理の到着です。
見た目美洋食ですね。
まずは生姜焼きから頂きます。
美味しいじゃないですか。
味付けは少し濃いですが結構です。
豚肉が柔らかいので美味しくいただけますネ。
オムレツも中身のトロトロ感が足りない様な感じですが美味しいです。
ケチャップもふんだんにかかっていて満足です。
食べていてここがお蕎麦屋さんなのを忘れていました。
コスパもそこそこです。
中野坂上ってあまり飲食店がないのでこのようなお店にめぐり会う事ができて助かりました。
ご馳走様でした