今日は「Rhapsody in Osaka」です。
大阪には約2年いました。
大阪に住むまでは、大阪とは生き馬の目を抜く的人が住む街というイメージがあったのですが、そのイメージが三次元化して自分の前に現れますと違った様相を呈したのです。
要はエネルギッシュですがその裏に潜んでいる優しさがわかるとなんとも人情味あふれる街だなぁという感慨をもちました。そんな大阪の私の思い出をしるしてみました。
宜しかったらお付き合いください。
#ジャンジャン横丁のおもろいオッサン
転勤してしばらくして大阪は地下鉄動物園前駅から大阪の代表的なタワー「通天閣」へと続く約180mの商店街「 ジャンジャン横丁」へ出向いたのです。
そこで見た出来事というのは、この画像のような相貌のオッサンがランニングシャツ一枚の姿で、バットを両手で持って天を突きさすようにして高々と上げています。
何かの絵図があるようです。
そこに気の弱そうな青年がそのオッサンの方に向かって歩いてきました。
すると蜘蛛の巣にかかった蝶々を見つけた蜘蛛のようにそのオッサンはその兄ちゃんに向かって言葉を発したのです。ワシ、今コーラ飲みたいんやけど、人に頼まれてな、今このバッド降ろされへんのんや。このポケットに財布があってな、なかに五百円玉がはいってんやけど、その財布から五百円玉取って代りにコーラ買ってくれへん、と言ってから射るような眼(まなこ)でその青年を睨みつけたのです。
すると青年は蛇に睨まれた蛙のようにビビりながらも、ええですよ、コーラ買いますよ。と言って、自分の財布から100円玉×2枚を取出して自動販売機の投入口入れようとすると、誰がじゃら銭で買えゆうたんじゃ。このバットでドタマかち割るぞ、と割れんばかりの大声で怒鳴りつけたのです。
そう言われた青年は、そうでしたね。五百円玉っていうてはりましたね、と言ったものの5百円玉がなかったみたいで仕方なく千円札で買ったのです。
ガチャンとコーラが自販機の取出し口に落ちると間髪入れずに、手が降ろされんさけ、兄ちゃん飲ましてや、と畳み掛けたのです。
こんなオトロしいオッサンとこれ以上かかわりたくないと考えたのでしょう。
この青年は、急な用事を思い出したので、手が降ろされるようになったらご自分で飲んでください。お釣りもええですから。それではサイナラ、と言って脱兎のようにその場から立ち去ったのでした。
たまさかその一部始終をみていた私と目があい、そのオッサンは満面の笑みを浮かべながら、なんやら恐喝しているように思われるやん。かなわんな、と私に言い放ったのです。
私は心の中でお見事と言ってその場からおっとり刀で立ち去ったのです。
東京ではこのような面白い恐喝ってみたことがありません。
仮にコーラが@150円だとしますと、このオッサンの想定通りでしたら500-150=@350円が一回当たり入手できて、さらにそのコーラも再利用されると思われますので結局、薬局、放送局で@500円のシノギです。
またこの様な恐喝に引っかかる人がいること事態、大阪の平和のあかしでもあります。
何とも大阪らしいなと思ったのでした。
#大阪の食文化のアイコン
学生時代から「だるま」の串カツをこよなく愛し続けてきた「浪速のロッキー」こと赤井英和さんは、3代目大将が店をたたもうとしていることを知り、「この味をなくしてはイカン。発祥の名店は残さなければ」と立ち上がりました。
赤井さんに「だるま」閉店の危機を知らせたのが、高校のボクシング部の後輩で、赤井さんとともに「だるま」によく通っていた上山勝也さんだったそうです。
赤井さんは当時保険会社に勤めていた上山さんに、「オマエが後を告げ」と説得をし、その「だるま」の大将に上山さんを4代目に就任させるべく奔走したのでした。そして「だるま」の大将に上山さんを見てやってほしいと頼み込み、上山さんは修行の末「だるま」4代目社長となったそうです。
今日偶然にもくだんの上山社長に遭遇しましたのでパチリさせていただきました。よく「だるま」の人形のアイコンは、大阪市内ではよく見かけていましたが、ナマの上山社長は初めての邂逅であります。
#大阪で一番夜景が綺麗な橋
この画像は「大阪および近畿の景観 〜 Scene of Osaka and Kinki 〜」さんより転載<
この橋の名前は栴檀木橋(せんだんのきばし)と言います。
深夜遅く、この橋を大阪市中央公会堂に向かって歩いていくと、ヘッセがシュヴァルツヴァルトの石畳を歩いたおりに感じる哀愁と同質のものを感じます。
そして視線を川面に移しますと、川面に映るきらめくナトリウム灯のオレンジ色の光の輝きは、悲しみに浸されたようにどこか虚ろな表情をたたえています。
個人的にはこの橋からの夜景が大阪では一番好きです。
またこの橋の突当りにある大阪市中央公会堂は大阪ハーフマラソン大会の出発点でもあり、私の大阪時代のマラソンの歴史にあらたな1ページを書き加えた場所でもあります。
今日の夕食は在阪時代よく食べに行きました中華料理屋さんです。
今日のお店は「上海亭」さんです。
住所: 大阪府大阪市中央区高麗橋4-8-7
電話:06-4707-3751
定休日: 土・日・祝日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「広東風やきそば」@1,050円です。
待つこと12分で「広東風やきそば」の到着です。
見た目光り輝いています。
それでは実食です。
「広東風やきそば」は冷めたら味が急速に落ちますので一気呵成に食べなくてはなりません。
麺が熱々でしたが舌の火傷覚悟でワシワシと頂きました。
うんこれは美味しいですね。
得に麺の炒め具合は最高です。
外硬内柔です。「広東風やきそば」の麺の炒め方の見本のような感すらあります。
具も青梗菜、筍、銀杏、海老、人参、茸、豚肉等沢山の具にトロ〜リとした濃厚の醤油とオイスターソースがきいた餡がからみます。
たまらない美味しさです。
まさに口福の神がまさに降臨されたかのような味わいです。
大満足の夕食でした。
大阪には約2年いました。
大阪に住むまでは、大阪とは生き馬の目を抜く的人が住む街というイメージがあったのですが、そのイメージが三次元化して自分の前に現れますと違った様相を呈したのです。
要はエネルギッシュですがその裏に潜んでいる優しさがわかるとなんとも人情味あふれる街だなぁという感慨をもちました。そんな大阪の私の思い出をしるしてみました。
宜しかったらお付き合いください。
#ジャンジャン横丁のおもろいオッサン
転勤してしばらくして大阪は地下鉄動物園前駅から大阪の代表的なタワー「通天閣」へと続く約180mの商店街「 ジャンジャン横丁」へ出向いたのです。
そこで見た出来事というのは、この画像のような相貌のオッサンがランニングシャツ一枚の姿で、バットを両手で持って天を突きさすようにして高々と上げています。
何かの絵図があるようです。
そこに気の弱そうな青年がそのオッサンの方に向かって歩いてきました。
すると蜘蛛の巣にかかった蝶々を見つけた蜘蛛のようにそのオッサンはその兄ちゃんに向かって言葉を発したのです。ワシ、今コーラ飲みたいんやけど、人に頼まれてな、今このバッド降ろされへんのんや。このポケットに財布があってな、なかに五百円玉がはいってんやけど、その財布から五百円玉取って代りにコーラ買ってくれへん、と言ってから射るような眼(まなこ)でその青年を睨みつけたのです。
すると青年は蛇に睨まれた蛙のようにビビりながらも、ええですよ、コーラ買いますよ。と言って、自分の財布から100円玉×2枚を取出して自動販売機の投入口入れようとすると、誰がじゃら銭で買えゆうたんじゃ。このバットでドタマかち割るぞ、と割れんばかりの大声で怒鳴りつけたのです。
そう言われた青年は、そうでしたね。五百円玉っていうてはりましたね、と言ったものの5百円玉がなかったみたいで仕方なく千円札で買ったのです。
ガチャンとコーラが自販機の取出し口に落ちると間髪入れずに、手が降ろされんさけ、兄ちゃん飲ましてや、と畳み掛けたのです。
こんなオトロしいオッサンとこれ以上かかわりたくないと考えたのでしょう。
この青年は、急な用事を思い出したので、手が降ろされるようになったらご自分で飲んでください。お釣りもええですから。それではサイナラ、と言って脱兎のようにその場から立ち去ったのでした。
たまさかその一部始終をみていた私と目があい、そのオッサンは満面の笑みを浮かべながら、なんやら恐喝しているように思われるやん。かなわんな、と私に言い放ったのです。
私は心の中でお見事と言ってその場からおっとり刀で立ち去ったのです。
東京ではこのような面白い恐喝ってみたことがありません。
仮にコーラが@150円だとしますと、このオッサンの想定通りでしたら500-150=@350円が一回当たり入手できて、さらにそのコーラも再利用されると思われますので結局、薬局、放送局で@500円のシノギです。
またこの様な恐喝に引っかかる人がいること事態、大阪の平和のあかしでもあります。
何とも大阪らしいなと思ったのでした。
#大阪の食文化のアイコン
学生時代から「だるま」の串カツをこよなく愛し続けてきた「浪速のロッキー」こと赤井英和さんは、3代目大将が店をたたもうとしていることを知り、「この味をなくしてはイカン。発祥の名店は残さなければ」と立ち上がりました。
赤井さんに「だるま」閉店の危機を知らせたのが、高校のボクシング部の後輩で、赤井さんとともに「だるま」によく通っていた上山勝也さんだったそうです。
赤井さんは当時保険会社に勤めていた上山さんに、「オマエが後を告げ」と説得をし、その「だるま」の大将に上山さんを4代目に就任させるべく奔走したのでした。そして「だるま」の大将に上山さんを見てやってほしいと頼み込み、上山さんは修行の末「だるま」4代目社長となったそうです。
今日偶然にもくだんの上山社長に遭遇しましたのでパチリさせていただきました。よく「だるま」の人形のアイコンは、大阪市内ではよく見かけていましたが、ナマの上山社長は初めての邂逅であります。
#大阪で一番夜景が綺麗な橋
この画像は「大阪および近畿の景観 〜 Scene of Osaka and Kinki 〜」さんより転載<
この橋の名前は栴檀木橋(せんだんのきばし)と言います。
深夜遅く、この橋を大阪市中央公会堂に向かって歩いていくと、ヘッセがシュヴァルツヴァルトの石畳を歩いたおりに感じる哀愁と同質のものを感じます。
そして視線を川面に移しますと、川面に映るきらめくナトリウム灯のオレンジ色の光の輝きは、悲しみに浸されたようにどこか虚ろな表情をたたえています。
個人的にはこの橋からの夜景が大阪では一番好きです。
またこの橋の突当りにある大阪市中央公会堂は大阪ハーフマラソン大会の出発点でもあり、私の大阪時代のマラソンの歴史にあらたな1ページを書き加えた場所でもあります。
今日の夕食は在阪時代よく食べに行きました中華料理屋さんです。
今日のお店は「上海亭」さんです。
住所: 大阪府大阪市中央区高麗橋4-8-7
電話:06-4707-3751
定休日: 土・日・祝日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「広東風やきそば」@1,050円です。
待つこと12分で「広東風やきそば」の到着です。
見た目光り輝いています。
それでは実食です。
「広東風やきそば」は冷めたら味が急速に落ちますので一気呵成に食べなくてはなりません。
麺が熱々でしたが舌の火傷覚悟でワシワシと頂きました。
うんこれは美味しいですね。
得に麺の炒め具合は最高です。
外硬内柔です。「広東風やきそば」の麺の炒め方の見本のような感すらあります。
具も青梗菜、筍、銀杏、海老、人参、茸、豚肉等沢山の具にトロ〜リとした濃厚の醤油とオイスターソースがきいた餡がからみます。
たまらない美味しさです。
まさに口福の神がまさに降臨されたかのような味わいです。
大満足の夕食でした。