下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

末っ子

浅草 末っ子 5th

今日は「三社祭宵宮」の話です
今日は松が谷(浅草の隣町)で打合せが終わりました。
上野に向かって歩いていますと角度がきつい射すような西日の煌めきが私の目を細めさせます。
もう少ししたらマジックアワー(日没前に数十分程体験できる薄明の時間帯)かなと思いながら歩を進めていると、どこからともなく祭囃子が風に乗って運ばれてきました。
今日が三社祭の宵宮である事を思い出しました。
踵を返して浅草に歩を進めました。
という事で今日のフリネタは「三社祭宵宮」です。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

#昔の祭り
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昔の神輿はこの画像の通りワッショイ担ぎです。
さてお神輿の掛声はいつの頃から「ワッショイ(和一緒意)」から「ソイヤ(素意也)」に変わったのでしょうか。
色々な古い写真誌を見る限り東京オリンピックの前当たりかと推察できます。
その証左は担ぎ方で分かります、ワッショイ担ぎは練り歩きです。
ソイヤ担ぎは直進ですので一目瞭然です。
ワッショイ担ぎは練り歩きながら蛇行して進行して行くため、交通規制が大変で警察当局は直進性が高いソイヤ担ぎを好んだという話がありますが定かではありません。
しか〜し、因果関係は充分にあると思いますし、もしかすると担ぎ方が先で、それに呼応して掛声が遷移していったのかもしれません。
私の記憶によると始めてソイヤ担ぎを見たのは「三社祭」でした。
仲見世通りをあれだけの人数が練り歩いたら大変なので、担ぎ手を管理している方と警察当局の思惑が合致しいち早く取り入れられたのでしょうか。
当時の下町っ子のお祭りの頂点といえば「三社祭」です。
そこに担ぎにいった下町っ子がソイヤ担ぎをイナセと思ったのでしょう。
そして各々の地元に持ち帰り伝播していったのではと憶断しています。
昔、神田明神で神輿を担いだ時、神田の古老の人と話しました。
古老曰く、そもそも今の担ぎ方は「棺桶担ぎ」って言って葬式の時にやるもんだ。
ご神体をお神輿に乗せて各氏子の五穀豊穣を願う祭礼に仏様を担ぐ担ぎ方がそぐうわけがねぇ。
世も末だ、と言われていました。
さもありなんですね。

#三社一色
浅草の祭風景を纏めて見ました。
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いかがですか。
この祭りの為に、日ごろ額に汗して働き続けていた人達の我慢の蓋がはずれてしまうのでしょう。
だから祭りには華があるのです。
あたかも一年に一度の桜の開花に似ています。


とういう事で夕食です。
浅草でこの時間といいますとこのお店しかありません。
今日のお店は「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ガツニンニク&キンシャリスープ付+餃子」@900+@250+@400=1,550円です。

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待つこと1分、お水の到着です。

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あれ今日はご主人がいません。
もしかしたら昇天したのかと思い心が痛みました。
御年81歳ですから、為念確認しました。
確認しましたところ、どうしても抜けられない用事があって外出しているとの事です。
早とちりの私は浅草の戸籍から中華店の名物店主独りを抹消したようです。

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という事で今日の炒め場担当は娘さん?です。
豪快に中華鍋を煽っています。

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待つこと10分で 「ガツニンニク」の到着です。
見た目美味しそうですが、ご主人に比べますとネギが少ないですね・・・

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気を取り直して実食です。
艶めかしいガツを口にいれて噛みしだきますと口内に驚きの世界が広がってきます。
そしてガツのクニャクニャした部位が舌にからんできます。
この食感は筆舌に尽くせないような快感であります。
とどめはニンニクのエキスをたっぷりと吸った醤油ソースです。
美味しい。
掛け値なしに美味しい。
このガツ炒めは何十回食べても美味しいのです。

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時間差で餃子の到着です。
良い焼き加減です。
これは食べる前にわかります。
美味しいでしょう。

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それでは辣油多めの漬け汁を創ってから頂きます。
皮美味しです。
そして餡美味しです。
一口サイズですから食べやすいです。
あっという間に完食しました。

#神輿渡行
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「末っ子」を出た後、神輿渡行をみながら浅草駅に向かいました。
神輿渡行からは元気をもらいました。
これを見ないと一年が始まりません。

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寿司屋横丁当たりで一本の面倒くさいメールがiPadairに入りました。

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仕方ないのでマックでシコシコトと仕事をしてから家路に着きました。
こんな日もあります。

それでは(^_-)

浅草 末っ子 4th

今日は「三社祭宵宮」です
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三社祭りの宵宮(祭の前夜に行われる前夜祭)の浅草に出没しました。
いつも思うのですが宵宮になると街全体が祭りを待ちかねたように浮ついているのはいいものです。
早く明日にならないか、まるで七夕の彦星と織姫の逢瀬の前の日にもさも似たりであります。
街中を逍遥(気ままにあちこちを歩き回ること)していましたら、浅草の気になる点が三つほどありました。
一つは8983を見かけなくなった事です。
二つは外国人の急増です。
三つは新しいお店が増えている事です。
とくに新しいお店が増えているのは不易流行(いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと)の表れであります。

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例えばこの「浅草きんぎょ」さんは突然に表れて繁盛店になりました。

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さら〜に、飴細工「あめしん」さんも知らない間に同様に繁盛店になりました。

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一番驚くのは「ホッピー通り」です。
昔はこの通りはコリアンタウンで地元の人間でも武闘に自信がある若者か、安い酒を飲みたいだけの人生を捨てた人たちが来ていました。
コリアンタウンの証左は今でもこの通りにはチマチョゴリ(朝鮮の女性の伝統的な衣装)のお店があります。
私のような準地元の人間でも、この通りにきて、カツアゲ(恐喝)に遭わなかったらその幸運に感謝しなければなりません。私の同級生も腕試しにこの通りに他流試合に来ていました。

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当然のことながら、彼らは勝てそうな面子にいちゃもんを付けてストリートファイトに持ち込むのですが、いちゃもんをつけている間に相手がマトリックスのワンシーンのように増幅してくるので、最後は小突かれながら、カツアゲされて、ハイ、それまでよ、です。
今でも、この通りにポツネンと立っていると、浅草の安寧を噛みしめています。

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宵宮の町内渡行もみたので夕食です。
浅草でこの場所にいたらこのお店しかありません。
今日のお店は「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ガツニンニク&キンシャリスープ付」@900+@250=1,150円です。
とうとうお店のご主人は80歳の大台にとうとう突入しました。

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待つこと4分でキンシャリ、スープの到着です。

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待つこと15分でガツニンニクの到着です。
食欲をかき立てる香ばしいニンニクの香りが立ち昇ります。

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それでは実食です。
艶めかしいガツの姿態を口にいれて噛みしだきますと口内に驚きの世界が出現します。
それに呼応してガツのクニャクニャした部位が舌にからんできます。
とどめはニンニクのエキスをたっぷりと吸った醤油ソースです。
美味しい。掛け値なしに美味しい。
このガツ炒めは何回食べても美味しいのです。
ご主人・・・
90歳まで頑張ってください。
お願いします

それでは(^_-)

浅草 末っ子 リターンズ

今日は「お酉様」です。
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今年も恒例の縁かつぎの招き猫を買い替えに「お酉様」にやってきました。
下町っ子ってこういうてんは律儀ですよね。
このような一度決めたルーティンは死ぬまで変えないのです。
画像主体ですが、宜しかったらお付き合いください。

#鷲神社境内
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浅草での打合せが終わってから来たのでまだ時計の針は19時を少し回ったところです。
今日は宵宮(前夜祭)なので境内のお店の開店は22時からです。
コアタイムにいくと人人人なので避けたのですが・・・
あまりにも閑散としすぎていて若干興ざめではあります。

#白蓮の健やかなる成長祈願
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同じ境内にある、鷲神社と長国寺さんでお参りしました。
ここは所謂「神仏混合」ですがどっちがホンマモンかと申せば、長國寺の解説では、鷲妙見大菩薩(長国寺)の開帳日に立った市を酉の市の起源としています。
その後、酉の市の盛況ぶりは浅草の鷲大明神へと移り、最も賑わう酉の市として現在に至ったようです。
いずれにしましても、二つの寺社で白蓮の成長祈願をすれば、身体も倍に大きくなっていくでしょう、ちがうか。

#今年の我が家の福の神
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我が家の福の神は「招き猫」です。
熊手はいかにも金集め的な感じがしてあまり好きではありません。
そこで毎年「招き猫」を買い替えています。
ここ数年、価格交渉はせずに稲穂や開運のフライヤーみたいなものを沢山つけてもらいます。
ちなみにお酉様の境内ではこのようなケースに入っていますと福がつかないので、買ったら外して、境内の外でケースをつけて福をしまい込むのですが、そこまでのゲン担ぎはいたしません、ハイ。

#吉原弁財天
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お酉様を出ますと、沢山の赤い火の玉が飛び込んできました。
なんやねん、と目を凝らしますと「吉原弁財天」です。ここは関東大震災の時に吉原遊郭一帯も火に包まれ、逃げ遅れた遊女490人が弁天池に飛び込み溺死した場所です。
当時の吉原遊郭は木造住宅が密集していた事から火の回りが早く、消火活動ができなかったのです。 
それに加えて、当時の吉原遊郭は遊女が逃げられないよう周囲を高い塀で囲っていたうえ、出入りする門に外側からカギがかけられていました。
そのため、開錠した時は既に手遅れで業火に追いまくれた遊女がこの池に飛び込んだのは他に手だてがなかったからなのです。


という事で「お酉様」の後の食事と申せばここしかありません。
今日のお店は「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー
ガツニンニク@900
餃子@400
キンシャリスープ付@250
です。
とうとうお店のご主人は80歳の大台にとうとう突入しました。
後継者はいるのでしょうか、気になってまいりました。
今日はお酉様ですが、それには全く関係のないジモティで店内は満席です。

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待つこと10分でガツニンニク、キンシャリ、スープの到着です。
見た目美味しそうですし香ばしいニンニクの香りが立ち昇ります。

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それでは実食です。
艶めかしいガツの姿態を口にいれて噛みしだきますと口内に異次元の世界が出現します。
加えてガツのクニャクニャした部位が舌にからんできます。
とどめはニンニクのエキスをたっぷりと吸った醤油ソースです。
美味しい。
このガツ炒めは何回食べても美味しい。
最高です。

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遅れること4分で餃子の到着です。
これは食べる前にわかります。
火が入りすぎています。
それでは実食です。
やはり火が入りすぎているので皮が硬いです。
まあ餡はいつものように美味しいのですがね。
餃子は皮が命ですから・・・

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この後、お酉様の時だけ照明が明るいひさご通りをぬけて米久本店の前を通りましたら、その斜め前の中華料理屋さんで無銭飲食がでて大騒ぎしていました。
いまだ無銭飲食するような根性ある輩がいるのですね。

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途中「まるごとにっぽん」の二階にあるオルゴール屋さんで、白蓮が喜びそうなオルゴールを見ていました。
まだ生後2週間ですからオルゴールは分らないなとつぶやきながらお店を後にしました。

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その後、ビートたけしさがんが愛した捕鯨船の前を通ったので、中をのぞきましたら、店内はガラガラでした。
珍しいことです。

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さらにすしや通りを通り、かづの前を通りました。
店内をのぞきますと、奥さん(りかこ)さんの笑い顔が見えました。
奥さんは老けないですね。
昔は痩せていて金壷顔で今ひとつでしたが今やどうどうとした押出しです。

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最後に上野駅に到着です。
やはりお酉様の帰りはJRさんの熊手をパチリしておきませんと、どうにもこうにも締まりません、ハイ。

それでは(^_-)

勝どき the肉丼の店

今日は「雷門DE大乱闘 其の四」です。
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おそ先に失礼、と言って逃げ出そうとした、私の右腿の裏面に激痛が走りました。
馬鹿野郎!痛ぇじゃないか。
本気で蹴るのは反則だぜ、と言って振り向きざまに回転を効かせた渾身の廻し蹴りを一閃しました。
私が頭に描いたのは私に蹴られた相手が倒れ込んでいる画像でしたが、その真逆でニコッと笑って左手でしっかりと私の得意技をブロックしている機動隊員が目の前にいました。
喧嘩のプロがきたのかよ、マジか、とつぶやいたものの人だかりの多い金曜日のしかも雷門の門前で若者が大乱闘しているものですから、雷門派出所は第六方面本部の機動隊の出動を要請した模様です。
彼らは幕末の京都の浪士を慄然とさせた新選組と同様に一対一の戦いはせず、必ず一対二、若しくは一対三のようなハンディキャップバトルを仕掛けてきます。
私は大きな深呼吸を一つして態勢を立て直して戦いを再構築したのですが、一人を殴っていると、もう一人が私の空いている箇所をめがけてミドルキックを入れてくるものですから、さすがに押されてきました。
彼らは傷が露出する外傷を嫌うので衣服で隠れている腹部とか両脚を狙ってきます。
従いまして、ダメージは時間の経過とともに幾何級数的に増えていくのです。
全く勝ち目なし、と思った私は徐々に雷門通りに後退しながら退路をうかがっていました。
私の描いた逃避行は雷門通りのガードレールに足をかけ、そこから大きなジャンプをして路肩に止めてあったパトカーの屋根の上をゴロゴロと右に転がり、その勢いて道路に飛び降り、そのまま反対車線までダッシュして、対面にある都営浅草線の浅草駅の地下通路に逃げ込むという絵図を書いていたのです。
相手が殴り合いに疲れ大きな深呼吸をして手を休めたので、今しかないと思い、馬鹿野郎、おととい来やがれ、と言ってふりむきざまに華麗なるステップを左右にポンポンと踏みますと、予定のガードレールが見えてきました。
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ここから三段跳びのようにホップ、ステップ、ジャンプと跳躍してガードレールに着いたら、そこに足を掛けて一気に跳ね上ってパトカーの屋根に飛び移り、後はゴロゴロと転がりパトカーの反対側に降りさえすれば無罪放免なのです。
ところが・・・
オニイサン、映画のようにはいかないよね、と乾いた声が私の背後から脚を掴んで、パトカーの屋根の上から路上に一気に私の体を引きずり下ろしたのです。
脚部をかなり蹴られていたので普段の跳躍ができず屋根の上に登るまでが精一杯だったのです。
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地面にガマカエルのように這いつくばった私の背中に、機動隊員から安全靴(鉄芯入りの作業靴)のストンピングがドスドスと刻まれました。
たまらず私は、痛ぇじゃないか!背骨が折れたらどうするんだ、と叫びますと、まだ威勢がいいじゃないか、とさらに倍の安全靴が落ちてきました。
事ここに至るという心境になった私は、もう抵抗しません、と泣きを入れたのを潮時にストンピングの豪雨が止みました。こういうのを「白旗を揚げる」というのです。

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二人の警察官に挟まれてパトカーで所轄の警察署に連行されました。
若い警官から、いい動きしていたじゃないか。喧嘩なんかに明け暮れてないで改心して機動隊に来いよ、とお誘いがあったのですが、徐々に体のあちこちの打撲が熱を持って痛んできたので変に逆らう元気もなく、喧嘩なんかしたことがありません。今日は先輩たちと歩いていたら乱暴な学生さん達に言いがかりをつけられ殴られただけです、としおらしく言いましたら、ニイチャン、嘘つくと偽証罪も付くからね、と笑い飛ばされたのです。
浅草警察署につきましたら乱闘に加わった全員が連行されていました。
私たちの相手は東洋大学の体育会の人間で、同部内に浅草出身の者がいたので観光を兼ねた飲み会をやっていて、それが終わったので浅草寺にお参り行こうということになり、傍若無人に歩いていたところ、くだんの乱闘になったのでした。
東洋大学の学生は12人で地元浅草の人間は6人でした。
それを聞いて、倍の人間と闘ったにしては善戦だったな、と私は妙な感動を覚えていました。
みんな日ごろ鍛えているので、大きな怪我をした者はいなく、それは幸いでしたが、お岩顔の人間も複数いましたので、そこそこの乱闘だったのでしょう。
署内で浅草の先輩から、お前らそれなりの大学に行っているんだから、ゼッテイに本名を言うなよ、偽名で通せ、と厳命されました。
私はこのような場合、剣道の試合で絶対に勝ったことがない大苦手の郁文館高校の△△君の名前、住所を使わせてもらっていますので、事件調書にはスラスラと偽名をあたかも本名のように書いていました。
しばらくして若大将が浅草つながりで向こうの責任者と示談で話をつけ、加えて台東区の区議会議員にもらい下げを依頼したものですから、留置場にいたのは90分位でした。
時計の針が12時を廻った頃、その前に署に来ていた区議会議員が署長との話がついたみたいで留置場から出されて無罪放免となりました。
署の玄関先で、浅草の人間だから喧嘩の一つや二つをするくらいの元気がなければいけません。
聞くところによると学生さんもいるみたいだから、その有り余ったエルギーは勉学にむけてください。
君たちが浅草の未来を背負って立つのですよ、と議員さんから活を入れられて解散です。

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煌々と輝く大きな満月に雷門での健闘の賞賛を受けながら、いつもの反省会の会場である千束にある「末っ子」までみんなで歩いていきました。
するといたるところで若いのが駆け寄ってきて、チンピラ学生を雷門でシメタんですって、さすがっすね。
皆、拍手喝采すよ、と激励の声掛けです。
さらに歩いていくと、そのスジのコワイ方から、よく頑張った。負けたら殺すところだったぜ、と脅かされ、この夜の乱闘はいち早く浅草中での大話題になっていたみたいです。
そりゃそうでしょう、あれだけのパトカーが雷門の前に横付けされたのですから。
「末っ子」につくと、まずはビールで勝どきの乾杯をして、後は論功行賞です。
誰が、一番倒したとか、誰が一番殴られたとかで大盛り上がりです。
私もそれなりに貢献したのでハイテンションで飲んでいました。
これが浅草のストリートファイトの良いところなのです。
今は昔の話です。
決して「暴力礼賛」ではありませんので那辺は宜しくご理解ください。


フリネタに合わせました。
「The House of the Rising Sun」とは、19世紀に実在した刑務所のようです・・・



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今日は勝どきはトリトンスクエアに出没です。
トリトンは大手総合商社が入っている複合施設ですが、たいしたレストランはありません。
かなり物色しました結果今日のお店とあいなったわけです。
今日のお店は「the肉丼の店」晴海トリトン店さんです。

住所: 東京都中央区晴海1-8 晴海アイランドトリトンスクエアW棟 2F
電話:03-6204-9936
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「絶品ポークソテー丼」@780円です。
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店内に入ると女性店員が、食券を買ってください、と怒鳴ります。
あらコワイ、と大人しく食券を買い求めますと、今度は、水はセルフサービスです。
自分でお取りください、と今度は上から目線で言いきります。
さすがに腹に据えかねたので、食券をこのお嬢さんの口の中に突っ込んで帰ろうかなと思ったのですが、するワケがありません。
あまりに癪なので水を取らずに席につきましたら店長らしき人がヘコヘコと水を持ってきました。
労働力不足なのでこのような女性も雇わなければならないのでしょうね。
武士は相見互いなので、店長の心情を察してありがたくお水をいただきました。
単に冷たい水でした、ハイ。

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待つこと7分で「絶品ポークソテー丼」の到着です。
見た目ニクニクしています。

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それでは実食です。
肉は柔らかくて美味しいのですが、タレが生卵に負けています。
どうなのでしょうか、この味は好き好きですね。
もう少しメリハリのある味の方がよかったです。
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まぁ、デイズニーのアニメを見ながら食事ができたので良しとしますか・・・

それでは(^_-)

続 浅草 末っ子

今日は「ドローン」です。
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小型無人飛行機ドローンが世の中をかまびすしくしています。
無人飛行機ドローンの実用化は、主に軍事用として進められてきました。
イラク戦争からドローンを本格投入しているアメリカは、通称・イスラム国への爆撃にもドローンを使っていたそうです。しか〜し軍事用途から商業用途に立ち位置を変えているドローンは我が国日本ではその成長は右肩上がりになっており、2020年の市場規模は現在の約10倍≒186億円まで伸長していくそうです。
空の産業革命としてドローンを伸ばしていくには、法律などをしっかりと作りあげその中で安全に運用していくのが一番重要であり、政府は安全運航に向けたルールを5月中に纏めるようです。
具体的には警察庁、国交省及び関係省庁による連絡会議で纏めていくそうです。
これとは別に自民党は重要施設の敷地とその周辺上空を飛行禁止区域にして、そこに侵入した違反者には懲役や罰金を課すそうです。
いずれにしても近未来的には自動車免許と同様な仕組みを当て嵌めるようです。
具体的には免許更新、車検、自賠責保険等の保証などです。
将来的には建機のようにドローンにGPSを埋め込んで、どこでだれが使用しているかを公開できればある程度の抑止力が生まれ安全管理はできると思います。
要は「見える化」ですよね。

しか〜しこのドローンは夢があります。
今までこのようなオモチャが産業革命を起こすなど稀有な話であり個人的には面白がっています。
性能等詳しくは知らないのですが以下のようなことができそうです。
ある部分暴論もありますが夢の話ですのでご笑納ください。

※マラソンの最中に心臓麻痺を起したランナーにAEDを届ける。
※過疎地の住民にものを届ける。
※歩行が困難な老人の家にものを届ける。
※不審侵入者をセンサーで捉え追尾し、逃走に使った車のナンバーを記録する。
※農薬散布等の危険が伴う作業に使う。

とかとかです。
個人的には、海で遊んでいてボートが潮に流されて漂流した時や、山で遭難した時には取り敢えずの救援物資を送ってもらう事ができればどれだけ助かるかと思います。
また人から聞いたのですが、ストーカーなどに悩まされている女性はドローンに追尾してもらって、万が一ストーカーが乱暴をしようとした際にはドローンに搭載している催涙ガス等で威嚇し且つ犯行現場を画像で残してもらうことなども将来的にはできるみたいですよ。

性悪説もあるので軽軽にはいかないのですが、趣味の世界では色々の拡張性もあり、あまり規制、規制でしばっては欲しくないですね。
私はかなりの「アワテ」ですので通勤途中によく忘れ物をして家に取りに帰ります。
その時にはドローンがその忘れ物を持ってきてくれればどれだけ助かる事かと思っている今日この頃であります。


やってみた〜い!



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今日は浅草に出没です。
たまにはコッテリしたものが食べたくてお邪魔したのがこちらです。
通算では200回以上きています。
今日のお店は「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

本日のオーダーは
ガツニンニク@900円
小ライス@200円
餃子@400円です。

久々に女将さんと話しましたらご主人は現在77歳になっているのですと。
私はこのお店に通って今年で37年ですから、ご主人とは40才のころからのお付き合いになります。
下町っ子って一度通いだすとお店を変えませんのでこのような長いお付き合いになるのです。

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待つこと3分でガツニンニクと小ライスの到着です。
見た目美味しそうです。
それでは実食です。
弾力あるホルモンが口の中でうごめきます。
ホルモンを噛みしだきますと、体の隅々に養分が行きわたっていくような感じです。
美味しいですね。
特にニンニクの香ばしさが味を倍加します。
これは絶品です。たまりません。

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ちょっとお腹がたりなかったので締めで餃子を頼みました。
待つこと6分で焼きあがりました。
余談ですがここの餃子はよく夕食のオカズとして買いにいかされました。

それでは実食です。
皮甘し、餡甘しです。
小ぶりですので味はしっかりとしています。
個人的にはここの餃子は「浅草一」でしょう。
とても美味しいです。
大満足の夕食でした。

それでは(^_-)

浅草 末っ子

今日は「パチリミュジアム」です
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まずは会社の打ち上げのパチリです、この青年は先輩女性に大変失礼なことをいったのでお叱りビンタの洗礼を受けています、ハイ。
皆さん女性へのお声掛けには充分気をつけなければいけません。

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このパチリ不思議ですね、プールの底で読書、夏ならこんな場所にいってみたいものです!

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我が家に石原プロからのお届けものが・・・たいしてお世話もしてないのにありがたいことです。

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なんですか、このお店。
「ないものはない」一応メニューを確認しましたが、中華系、洋食系と豊富ではありますが、やはりこの場合は額面通り、ないものは無いでよろしいみたいですね。

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下町のアイドル「山田太郎」さんこと西川 賢(にしかわ けん)さんです。
まだ現役だったのですね。ちなみに「山田太郎」さんは私の中学校の同級生のオジサンです。この人は「新聞少年」で紅白歌合戦♪にもでたことがあり下町を代表する歌手です。社長が経営されている「新栄プロダクション」は昔、中学のそばにあり、所属していた北島三郎、新川二朗、五月みどり、大月みやこ、西川峰子、小松みどり、藤圭子などなどが見られるということでよく覗きにいきましたが、見たことは一回もありませんでした、ハイ。

今日は久々に浅草に出没です。
200回以上は来ている下町の中華(餃子)の名店「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。去年エントランス部をrenewalしたようで、最初気がつかず通り過ぎてしまいました。

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店内の雰囲気です、下段のパチリにはマスターが写っています。ちょっと太ったような、御髪(おぐし)もなにやら茶髪のような、変わりましたね!

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メニューです。

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今日のオーダー「ガツニンニク」@850です。浅草で一番好きな味です、ホルモンをこれだけ美味しく作れるお店ってなかなかありません。

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冬季限定の「煮込み」@700です。昔はこの「煮込み」はなかったような。味ですか、とても美味しいじゃないですか。特にフワ(肺)がトロトロ、小腸もトロトロ、ベリナイスな味です、やはり地元はあなどれません、ハイ。

それでは(^_-)
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