「上野戦争異聞」
彰義隊墓
私が幼少の頃、家から近いこともあり父はよく上野公園に私を遊びに連れてきました。
そして父は上野公園にくると、必ずこの上野彰義隊墓所で墓参をさせていました。
その当時の父の説明では、彰義隊は命を賭けて江戸を守ったとの事でしたが、長じて彰義隊の悲惨な歴史を見ますと、父の説明は正鵠を射ておりませんでしたが、それはたいした問題ではありません
その彰義隊ですが、明治戊辰の役、即ち上野戦争において江戸っ子侍の壮丁(働き盛りの男)数百人が斬り死にしたことと、その後にこの戦争で勝ち誇った薩長人の得意顔の市中の大闊歩は、古今を通じてこれほど江戸っ子に痛痕の衝撃を与えたことはありません。 
ということを私は幼児の頃、地元の古老よりよくその憤慨を聞かされていました。
いずれにしても、それほどにも徳川幕府の壊滅や彰義隊壮丁多数の戦死は、江戸っ子の痛憤のきわみで、戊辰戦後の江戸っ子は怒りと哀愁でみちていそうです。 
まことに彰義隊士の奮起は、徳川武士の立場として止むに止まれぬ江戸っ子侍の行為であったと言われていました。特に、敵を迎えて何の要営もなき丘での無謀の戦い、時の大勢に反抗して28,000人の大軍に対してわずか2,000人との少数で挑めば、その敗北ははなから知れたことです。
血気に走る烏合の衆との酷評をなす幕末歴史評論家もおりますが、彰義隊はそんな軽率なものではないと思います。武士道に殉じた尊き時代の犠牲者であり、その戦死に江戸っ子が深く哀悼をなすも道理であったと強く思うところであります。

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上野の山で戦った彰義隊ですが、隣接する忍不池にも悲劇がおきていました。
戦いに敗れ、忍不池の蓮池に潜み、ときおり水面に出て息を吸うところを生け捕りになり、殺された彰義隊士もいたそうです。
ちなみに当時本所に妻、子供を寓居に住まわせていた新撰十番隊長の原田左之助は家族に、上野の山の戦いに行ってくる、と言い残してその戦闘での負傷がもとで落命しております。まるでコインの裏表のような政権の激変から将来に絶望し、原田左之助のように死に場所を探して参戦して人も数多くいたのではと個人的には思っております。
江戸っ子がいちばん憤ったのは戦いで死んだ新政府軍の遺体は即座に荼毘にふされたのですが、彰義隊の遺体は見せしめのために放置されていたことです。
戦争が梅雨時だったことも相俟って遺体の損傷がひどく、勝海舟の尽力があって始めて遺体の埋葬が叶ったそうです。
今回、色々な偶然が重なって私の菩提寺となった寛永寺は、くだんの彰義隊をかくまったという事で全山没収の上、関係者は退去を命じられたのです。
このようなまさに寛永寺存続の危機であったにもかかわらず、寛永寺では彰義隊を供養しようと考えました。
しか〜し、国家の敵である彰義隊を、堂々と供養するわけにはいきません。
そこで寛永寺子院の寒松院と護国院の当時の住職が、それぞれの寺名から一文字を取って「沙門(お坊さんの意)松国」と名乗り密に供養を行ったのです。
こうしたことから、寛永寺では上野戦争当日の5月15日に一山住職が揃って毎年法要を行っているのですが、150回忌にあたる2017年には、追悼のため境内で鳴鍾が行われたそうです。
この偶然の縁(えにし)は驚きました。
何でこのような偶然に驚くかと申しますと、私の名前には父がその彰義隊に対するリスペクトからその一文字の「彰」が使われているからなのです。


まるでコントのような強盗団。
だけど、大なり小なり、この種のことは、多くの人間に起こりうることです。
つまり、慌てふためいた時の人間の行動は、こんな感じなんです。



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という事で今日はガイドの研修で上野に出没です。
今日のお店は「晴々飯店 (セイセイハンテン)」さんです。

住所: 東京都台東区上野7-8-16
電話:050-5592-1418
定休日: 無休(臨時休業あり)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「麻婆豆腐定食」@750円です。
店内には「涙くんさよなら」から始まり「涙のリクエスト」まで涙尽くしのBGMがかかっており、噂のとおり料理の辛さに涙が止まらないのだろうかと思ったほどでした。
しばらくして昭和歌謡にかわっていましたが場末感が横溢していました。

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座るやいなやお水が到着しました。

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待つこと3分で「麻婆豆腐定食」が到着しました。
見た目辛そうですが3分という速さから作り置きだとわかりました。
定食にはライス、スープ、ミニサラダ、デザートが付いています。
濃い茶色とラー油の赤い色、たっぷり使われた花椒が鼻孔に刺さります。
案の定作り置きなので豆腐が茶色に染まっておりました。

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それでは実食です。
辛いですね。
それも喉にくる辛さです。
不味くはないのですが煮しめられて豆腐の色が食欲を減退させます。
もう少しキレがほしいですね。
溶き卵スープがおいしかったです。
それでも全体的には満足していただけました。
加えてこれで@750円とはコスパキングでしょう。
それでも二度はいいかな・・・
まずはごちそうさまでした

それでは(^_-)