今日「脅し文句」の話です。 
世の中には含蓄のあふれた、つまり何だか分らないけれど恐ろしい言葉があります。
たとえば
月夜の晩ばかりじゃねえぞ」ですが、
これは、月のない真っ暗な晩→どこに誰が潜(ひそ)んでいるか分からない→殺されることもある、あるいは絶対に殺されるという帰納的推理であります。
以下に続きます。
ガキのつかいじゃねえんだ」ですが、
これは子供の使いではない→大人の使いである→前みたいなごまかしはできないということであります。
さらに
精々(せいぜい)気を付けろよ」ですが、
普段とても気をつけて暮している→しかしその気づかいも役にたたない→予想だにしない恐ろしいことがおこる。
さらに
可愛い家族がいるんやろ
大阪南港の冬の水は冷たいで
生駒の山中は 寂しいやろな
遺言はあるんか・・・
君のこと大事に思っているので怪我させたぁないから
も同様の帰納的推理です。
要は日本人なら誰でも行間を読むことができるので、これらのbluffはそこから派生する連想ゲームです。
直截にいうよりとてもimpactがあるので、proの方の脅し文句によく使われているのです。
imaginationっていうのはすごいものですネ、関西弁のほうがさらにimpactがあるように思えるのは何故でしょうか・・・

万引き
少しジャンルは違うのですがこの“Warning!”スゴイですネ、抑止力最高かと思います・・・
この万引犯なんで空ケースなんか万引きしたのでしょうか、しかも顔がチョンバレですよね(笑)

IMG_7398
この看板岩本町にある「One drop cafe」さんのlunch menu看板です。
私は昭和生まれなのでこの看板を見るたびに、今何歳なのか暗算してしまいます!

今日のお店は、私のかねてからの狙い店、関西風自家製うどん「駄文」さんです。

住所: 東京都千代田区岩本町2丁目12-8
電話:03-3866-0282
定休日: 日曜・祝日

IMG_7391
お店の外観です。2007年にオープンしたうどんの店です。
信州出身のご主人・宮野下裕光さんが作る「駄文うどん(おしぼりうどん)」が大評判なのです。ちなみに店名の「駄文」はご主人が学生時代、明治学院大学の落語研究会で活躍しており、その時の高座名が「桜田門?桜駄文?(さくらだもん)」だったので転化してつけられたそうです。ちなみに奥さんのふり子さんも落語研究会です。

IMG_7395
ランチメニューです。

IMG_7396

IMG_7397
今日のオーダー「まかないうどん+こがね仕上げ」@870+@100=970円です。
このうどんの内容は
①うどんやや多め
②味付豚肉
③野菜のあげ玉
④煮しいたけ
⑤油あげ
⑥かまぼこ
⑦わかめ
⑧生姜
と盛りだくさんです。
まずうどんですが純白なうどんがかなり大量に入っています。つるんるつるんしていますが、讃岐うどんみたいに“edge立ってる”系ではなく、“俺はうどんだ、喰って見ろ!”系です。
出汁(だし)は昆布が良くきいておりイケます、美味しいです。
とき卵も好きな柔らかさです。
そして秀逸なのはtopingの面々です。
まず野菜天、カラッとあがっていてスゴク美味しい、油もくどくなく最高です。
味付豚肉、口の中でトロケマス、あなたは本当に豚クン?って思わずつっこみたくなる味です。
そして煮しいたけ、まるで地雷を踏みぬいたような衝撃がはしります、このtopingのなかの白眉です。
それ以外topingにも瞠目(どうもく)させられました。
ここのうどんはすべて美味しい、最高合格合格合格合格合格
このような素晴らしい邂逅(かいこう)があるので“食べ歩き” はやめられないのです。
ご馳走様でした

それでは(^_-)