今日は「オヤジ呑み其の弐」の話です。
前回オヤジ呑みについてblog upしたのでその続編を書こうと思ったのですが、オヤジ呑みって一体何なのだろうと考えたら行き詰ってしまったのです。
オヤジ呑みって文字通り、いかにも安そうな居酒屋で、安いつまみで、安い酒をオヤジが呑むこと、だと思うのですが、それが何で現在featureされているのでしょうか?
まずこのオヤジ呑みには考察を加える必要がありますね。
オヤジ呑みというのは、「居酒屋」、「つまみ」、「酒」の三要素が密接に係わってくるという仮定の上に一つ一つを定義してみましょう。
最初は「居酒屋」ですが、遠くから招くような目映いばかりの赤提灯の光、ゆれる藍染めの暖簾若しくは黒光りしている縄暖簾、入ると親父が黙って仕事をしていて、来店の挨拶こそ礼儀正しくするものの後は寡黙である、ということが必須条件かと考えます。
そして「つまみ」ですが、まずは突き出しには浅漬けのお新香、メニューにはオヤジの定番谷中生姜、店主特性のこだわりの煮込み、新鮮な為にツルンとした輝きを見せるレバ刺し、滋味あふれてジューシーなモツ焼き、焦げ具合も楽しめるほっこりと焼きあがった焼魚(目刺がbest)、ふくよかなネギの香りがたまらないネギ入り玉子焼き(甘いのはNG)があること、というのが必須条件かと考えます。
最後の「酒」は、辛口な日本酒、高級吟醸酒はNG、瓶ビール、三冷ホッピー(凍らせたホッピージョッキ+冷やした焼酎+冷やしたホッピー)、バクダン焼酎(生の焼酎をコップに並々とつぎその表面にお情け程度の梅コンクをたらしたもの)があるということが必須条件かと考えます。
この3要素がバランスよく組み合わされているお店に、50才以上のオヤジが単独で来店し、長っ尻せず、そそくさと切り上げて帰るのがオヤジ呑みだと定義したいのですが。
要は 、“旨い”、“安い”、“早い”の三拍子が揃った店。
そして小料理屋までの価格や料理ではなく、ただ単純に酒を楽しめるだけの旨いつまみ(料理)が揃っている店でオヤジが中年悲哀のオーラを加齢臭とともに全身から発散しながら、財布の中身を気にしつつ、しみじみと呑んでいる状態と言い換えてもよいでしょう。
特に近年オヤジギャルという突然変異の新人種が、競馬しかり、ゴルフしかり、立ち呑みしかり、これまでオヤジたちの聖域だった場所にうら若き女性たちが入ってくるようになり、これらの遊びを楽しみ出してきたのです。
そしてオヤジの聖域と呼ばれる場所は徐々に狭(せば)まりつつあります。
その中でオヤジの聖域の頂点である居酒屋、換言すればオヤジ呑みがfeatureされる因だと演繹するものであります。
最後に亡き父のオヤジ呑みですが、初めての居酒屋で必ずやる儀式があります。
私の父はビール党です。したがって居酒屋では瓶ビールしか呑みません。
お勘定する時に、今日は初めてだからお代の目の子がつかないんだけれど、何枚のお札を用意したらいいんだい、と聞くのです。
すると居酒屋の店主は、ヘイ、はじめてのお客様なので勉強させていただきやして、切り良く3,000円丁度でお願い申しあげます、と言うと、ところでビールは何本呑んでるんだい、と父は聞き返します。
店主は、今日は気分がよろしかったのでしょうか5本ほど呑まれていますが、というと、父は握りしめていた左手をおもむろに開け、そこには握りしめていた為に湿っぽくなったピーナッツの殻が出現します。それを父は、1,2,3,4,5と数えてから、合ってらい、良心的だねこのお店、といってから支払いを済ませるのです。
そのときには居酒屋の店主は例外なく目を白黒させて驚きの表情をします。
父流の、ぼったくり防止策だそうです。
私は数回その現場に居合わせたことがありましたが、効果抜群でしたね(笑)
Did you shit your pants?
今日は大泉学園に出没です。
今日のお店は、私に中国語を教えてくれる中国料理のお店、惣菜の「点点」さんです。
住所: 東京都練馬区東大泉4-1-5
電話: 03-5905-0336
定休日:不明
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
本日のオーダー「タンタンメン半チャーハン」@680円です。
ここの奥さん会う度に日本語がうまくなりますね。それにキレイになっています。
どうやら日本の水にも慣れてきたみたいですね。
待つこと10分で着皿です。
すごい量ですね。
それでは実食です。
まずはタンタンメンです。
麺はストレート細麺です。スープはそんなにhotではなく、そのせいか花椒(ホワジャオ)の量もそれほど多くはありませんのでむせかえる辛さではなくコクのある味です。
お約束のスープの熱々は守られています。
美味しいですネ。
チャーハンは安定感あるパラパラチャーハンです。
ちょっと味がたおやかですかね。
でもこれまた美味しいです。
白眉は杏仁豆です。これはココナッツの味がよく出ており美味しく頂きました。
それにしてもこのパフォーマンスで@680円ですか、お見事です
前回オヤジ呑みについてblog upしたのでその続編を書こうと思ったのですが、オヤジ呑みって一体何なのだろうと考えたら行き詰ってしまったのです。
オヤジ呑みって文字通り、いかにも安そうな居酒屋で、安いつまみで、安い酒をオヤジが呑むこと、だと思うのですが、それが何で現在featureされているのでしょうか?
まずこのオヤジ呑みには考察を加える必要がありますね。
オヤジ呑みというのは、「居酒屋」、「つまみ」、「酒」の三要素が密接に係わってくるという仮定の上に一つ一つを定義してみましょう。
最初は「居酒屋」ですが、遠くから招くような目映いばかりの赤提灯の光、ゆれる藍染めの暖簾若しくは黒光りしている縄暖簾、入ると親父が黙って仕事をしていて、来店の挨拶こそ礼儀正しくするものの後は寡黙である、ということが必須条件かと考えます。
そして「つまみ」ですが、まずは突き出しには浅漬けのお新香、メニューにはオヤジの定番谷中生姜、店主特性のこだわりの煮込み、新鮮な為にツルンとした輝きを見せるレバ刺し、滋味あふれてジューシーなモツ焼き、焦げ具合も楽しめるほっこりと焼きあがった焼魚(目刺がbest)、ふくよかなネギの香りがたまらないネギ入り玉子焼き(甘いのはNG)があること、というのが必須条件かと考えます。
最後の「酒」は、辛口な日本酒、高級吟醸酒はNG、瓶ビール、三冷ホッピー(凍らせたホッピージョッキ+冷やした焼酎+冷やしたホッピー)、バクダン焼酎(生の焼酎をコップに並々とつぎその表面にお情け程度の梅コンクをたらしたもの)があるということが必須条件かと考えます。
この3要素がバランスよく組み合わされているお店に、50才以上のオヤジが単独で来店し、長っ尻せず、そそくさと切り上げて帰るのがオヤジ呑みだと定義したいのですが。
要は 、“旨い”、“安い”、“早い”の三拍子が揃った店。
そして小料理屋までの価格や料理ではなく、ただ単純に酒を楽しめるだけの旨いつまみ(料理)が揃っている店でオヤジが中年悲哀のオーラを加齢臭とともに全身から発散しながら、財布の中身を気にしつつ、しみじみと呑んでいる状態と言い換えてもよいでしょう。
特に近年オヤジギャルという突然変異の新人種が、競馬しかり、ゴルフしかり、立ち呑みしかり、これまでオヤジたちの聖域だった場所にうら若き女性たちが入ってくるようになり、これらの遊びを楽しみ出してきたのです。
そしてオヤジの聖域と呼ばれる場所は徐々に狭(せば)まりつつあります。
その中でオヤジの聖域の頂点である居酒屋、換言すればオヤジ呑みがfeatureされる因だと演繹するものであります。
最後に亡き父のオヤジ呑みですが、初めての居酒屋で必ずやる儀式があります。
私の父はビール党です。したがって居酒屋では瓶ビールしか呑みません。
お勘定する時に、今日は初めてだからお代の目の子がつかないんだけれど、何枚のお札を用意したらいいんだい、と聞くのです。
すると居酒屋の店主は、ヘイ、はじめてのお客様なので勉強させていただきやして、切り良く3,000円丁度でお願い申しあげます、と言うと、ところでビールは何本呑んでるんだい、と父は聞き返します。
店主は、今日は気分がよろしかったのでしょうか5本ほど呑まれていますが、というと、父は握りしめていた左手をおもむろに開け、そこには握りしめていた為に湿っぽくなったピーナッツの殻が出現します。それを父は、1,2,3,4,5と数えてから、合ってらい、良心的だねこのお店、といってから支払いを済ませるのです。
そのときには居酒屋の店主は例外なく目を白黒させて驚きの表情をします。
父流の、ぼったくり防止策だそうです。
私は数回その現場に居合わせたことがありましたが、効果抜群でしたね(笑)
Did you shit your pants?
今日は大泉学園に出没です。
今日のお店は、私に中国語を教えてくれる中国料理のお店、惣菜の「点点」さんです。
住所: 東京都練馬区東大泉4-1-5
電話: 03-5905-0336
定休日:不明
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
本日のオーダー「タンタンメン半チャーハン」@680円です。
ここの奥さん会う度に日本語がうまくなりますね。それにキレイになっています。
どうやら日本の水にも慣れてきたみたいですね。
待つこと10分で着皿です。
すごい量ですね。
それでは実食です。
まずはタンタンメンです。
麺はストレート細麺です。スープはそんなにhotではなく、そのせいか花椒(ホワジャオ)の量もそれほど多くはありませんのでむせかえる辛さではなくコクのある味です。
お約束のスープの熱々は守られています。
美味しいですネ。
チャーハンは安定感あるパラパラチャーハンです。
ちょっと味がたおやかですかね。
でもこれまた美味しいです。
白眉は杏仁豆です。これはココナッツの味がよく出ており美味しく頂きました。
それにしてもこのパフォーマンスで@680円ですか、お見事です