今日は「ウナギ味のナマズ」です。
近畿大学が養殖魚ビジネスを拡大する。今日の土用の丑(うし)の日に合わせ、全国100店舗のイオンでウナギ味のナマズを販売。臭みの無いブリの販売増も狙う。開発した魚を市場や養殖業者へ売って稼ぎ、研究費や人件費に充てるビジネスモデルが、離陸期に差し掛かっている。
イオンは30日、都内など121店で販売する。半身1枚で税抜き1480円と、プライベートブランド(PB)で扱う国産ウナギより500円安い。23日に発売した50店では「昨日のテレビで見た」という消費者が詰めかけ、午前中にほぼ完売した店もある。
ナマズは有路昌彦教授が開発した。ウナギを焼いた時の匂いを放つ油成分を含む新たな飼料を考案し、生臭さの原因となる微生物がいない地下水で養殖する。8カ月で約800グラムに育ち、1年中供給できる。
乱獲でウナギの供給は15年前の3分の1にとどまる。有路教授は「他の魚を食べて消費を変えるべきだ」と考え、味のよい淡水魚を探した。琵琶湖などに住むナマズは泥臭くない点に着目。飼料と生育環境を工夫した。
現在は近大発ベンチャーの食縁(和歌山県新宮市)が、有路教授が取締役を務める日本なまず生産(鹿児島県東串良町)とともに、ナマズの飼料や稚魚を養殖業者へ販売。成魚に育ったところで買い上げ、イオンや外食店へ売っている。
「まだ利益が出る水準ではない」(食縁)が、今後は提携する業者を増やし販売増につなげる。
出荷時の輸送費を抑え、飼料を改良し味をウナギへ一層近づける。利益は研究費などに充てる。
『「ウナギ味のナマズ」きょう121店で、近大養殖魚事業、60年へて「大漁」 マグロ・「臭み無いブリ」に続き』日本経済新聞より転載より転載
ナマズは食べたことがありますが、泥臭さを除けばかなりみっしりした味で美味しいですよ。
それが生臭くなく鰻味のナマズになるのですね。
いまだ鰻味のナマズを食べていませんが、行間を読む限りでは間違いなく鰻より美味しいと思います。
鯨飲時代に、下町っ子なら、ヤツメウナギをつまみにして熱燗で飲んだ事がなければ、そりゃ野暮だぜ、と浅草の先輩に言われて、木枯らしが体を刺しまくる真冬の門前仲町に食べに行きました。
結論から申しますと、あまりにもグリーシー(脂っこい)ので食べた後にすぐ、熱燗の日本酒で口を洗わないと、次の身が口に入らなかったのです。
結果、必要以上に熱燗を飲み過ぎために、悪酔いしてしまい、破天荒な散財の夜となってしまったのでした。
この方は、篠崎クリスティンさんです。
BSTVで彼女のフィーチャーを観ていました。
彼女はアメリカ・マサチューセッツ出身で、キャリアウーマンから転身し、縁もゆかりもない東京都八王子市のうなぎ屋に嫁いで若女将となりました。
電話での出前のとり方、お茶を出すタイミング、常連さんの顔と名前とメニューを覚えることなど、OJTでの勉強で老舗うなぎ屋の若女将として奮闘しています。
この奮闘記はなかなか面白いものでした。
なかなか頭の良い人でしたし日本語がきれいです。
それでこのお店に行こうとNETで調べましたら、2015年までこのお店は評判が良くなく閑古鳥が鳴いていたようですが、ここ数年で有卦に入ったみたいです。
要因はご主人の顧客満足向上の絶え間ない努力と若女将の満面の笑みの接客だと思うのですが、そんなに急に鰻の味って良くなるものなのでしょうか?
特に鰻は蒸しが難しいのです。
鰻を蒸すことは、不用の脂肪を除き、肉をやわらかくするために不可欠な技術だそうです。
蒸す時間や温度が鰻によって異なるため、秘中の秘といいますので、ある日天の啓示で目覚めたとか、不思議でありますが、いずれにしてもご同慶の至りであります。
昔の鰻屋さんは、ウナギをさばいて焼き上げるまで長い時間がかかり、そのために客は蒲焼が出来上がるまでウマキ、ウザク、お新香等をつまみながら酒を飲み待つのがお約束です。
結果呑兵衛の父はできあがり、それを見ていた母の頭には角が生え、飽きた弟妹はお店の中を駆け回り仲居さんに怒られ、あまりよい思い出はありませんでした。
しか〜し、長い時には1時間位待たされますので、まさに「空腹は最大の調味料」ですか。
子供の時に食べた鰻の美味しさは今では味わえることができません。
今は昔の話であります。
こういうの好き・・・
永年の走り過ぎで心臓の調子が良くなくて大好きな?帝京大病院に検査通院することになりました。
まぁあれだけ走っていれば心臓も疲れるのでしょう。
大学病院で検査を終えて、十条の街を逍遥していました。
お腹がすきました。
今日のフリネタからしますとこのお店しかありません。
今日のお店は「うなぎ 和孝(わこう)」さんです。
住所: 東京都北区十条仲原1-25-13
電話:03-3908-2205
定休日:火曜日(祝日の場合翌日)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「鰻重松」@2,400円です。
松を頼みましたら、松で宜しいのですか、と聞かれました。
そんなに貧相なのでしょうか・・・
ちょっとショックです。
待つこと1分でお茶が出てきました。
どこのお茶でしょう。香りが高く美味しいのです。
待つこと5分で「鰻重松」の到着です。
見た目、美味しそうです。
それでは実食です。
鰻の身はふわふわしていて口の中でトロけます。
うなぎを生け簀で泥を吐かせているとかで全く臭みがありません。
その為かタレがあっさりとして且つ甘味を押さえています。
鰻の味に自信があるからできるのでしょう。
金賞を獲ったご飯も美味しいです。
肝吸いも多分この数年で食べた中では最高の味わいです。
マジに、心臓の調子が悪くて良かったです。
こんなに美味しい鰻を食べられたからです。
間違っても、ウナギ味のナマズは置かないでくださいね(笑)
近畿大学が養殖魚ビジネスを拡大する。今日の土用の丑(うし)の日に合わせ、全国100店舗のイオンでウナギ味のナマズを販売。臭みの無いブリの販売増も狙う。開発した魚を市場や養殖業者へ売って稼ぎ、研究費や人件費に充てるビジネスモデルが、離陸期に差し掛かっている。
イオンは30日、都内など121店で販売する。半身1枚で税抜き1480円と、プライベートブランド(PB)で扱う国産ウナギより500円安い。23日に発売した50店では「昨日のテレビで見た」という消費者が詰めかけ、午前中にほぼ完売した店もある。
ナマズは有路昌彦教授が開発した。ウナギを焼いた時の匂いを放つ油成分を含む新たな飼料を考案し、生臭さの原因となる微生物がいない地下水で養殖する。8カ月で約800グラムに育ち、1年中供給できる。
乱獲でウナギの供給は15年前の3分の1にとどまる。有路教授は「他の魚を食べて消費を変えるべきだ」と考え、味のよい淡水魚を探した。琵琶湖などに住むナマズは泥臭くない点に着目。飼料と生育環境を工夫した。
現在は近大発ベンチャーの食縁(和歌山県新宮市)が、有路教授が取締役を務める日本なまず生産(鹿児島県東串良町)とともに、ナマズの飼料や稚魚を養殖業者へ販売。成魚に育ったところで買い上げ、イオンや外食店へ売っている。
「まだ利益が出る水準ではない」(食縁)が、今後は提携する業者を増やし販売増につなげる。
出荷時の輸送費を抑え、飼料を改良し味をウナギへ一層近づける。利益は研究費などに充てる。
『「ウナギ味のナマズ」きょう121店で、近大養殖魚事業、60年へて「大漁」 マグロ・「臭み無いブリ」に続き』日本経済新聞より転載より転載
ナマズは食べたことがありますが、泥臭さを除けばかなりみっしりした味で美味しいですよ。
それが生臭くなく鰻味のナマズになるのですね。
いまだ鰻味のナマズを食べていませんが、行間を読む限りでは間違いなく鰻より美味しいと思います。
鯨飲時代に、下町っ子なら、ヤツメウナギをつまみにして熱燗で飲んだ事がなければ、そりゃ野暮だぜ、と浅草の先輩に言われて、木枯らしが体を刺しまくる真冬の門前仲町に食べに行きました。
結論から申しますと、あまりにもグリーシー(脂っこい)ので食べた後にすぐ、熱燗の日本酒で口を洗わないと、次の身が口に入らなかったのです。
結果、必要以上に熱燗を飲み過ぎために、悪酔いしてしまい、破天荒な散財の夜となってしまったのでした。
この方は、篠崎クリスティンさんです。
BSTVで彼女のフィーチャーを観ていました。
彼女はアメリカ・マサチューセッツ出身で、キャリアウーマンから転身し、縁もゆかりもない東京都八王子市のうなぎ屋に嫁いで若女将となりました。
電話での出前のとり方、お茶を出すタイミング、常連さんの顔と名前とメニューを覚えることなど、OJTでの勉強で老舗うなぎ屋の若女将として奮闘しています。
この奮闘記はなかなか面白いものでした。
なかなか頭の良い人でしたし日本語がきれいです。
それでこのお店に行こうとNETで調べましたら、2015年までこのお店は評判が良くなく閑古鳥が鳴いていたようですが、ここ数年で有卦に入ったみたいです。
要因はご主人の顧客満足向上の絶え間ない努力と若女将の満面の笑みの接客だと思うのですが、そんなに急に鰻の味って良くなるものなのでしょうか?
特に鰻は蒸しが難しいのです。
鰻を蒸すことは、不用の脂肪を除き、肉をやわらかくするために不可欠な技術だそうです。
蒸す時間や温度が鰻によって異なるため、秘中の秘といいますので、ある日天の啓示で目覚めたとか、不思議でありますが、いずれにしてもご同慶の至りであります。
昔の鰻屋さんは、ウナギをさばいて焼き上げるまで長い時間がかかり、そのために客は蒲焼が出来上がるまでウマキ、ウザク、お新香等をつまみながら酒を飲み待つのがお約束です。
結果呑兵衛の父はできあがり、それを見ていた母の頭には角が生え、飽きた弟妹はお店の中を駆け回り仲居さんに怒られ、あまりよい思い出はありませんでした。
しか〜し、長い時には1時間位待たされますので、まさに「空腹は最大の調味料」ですか。
子供の時に食べた鰻の美味しさは今では味わえることができません。
今は昔の話であります。
こういうの好き・・・
永年の走り過ぎで心臓の調子が良くなくて大好きな?帝京大病院に検査通院することになりました。
まぁあれだけ走っていれば心臓も疲れるのでしょう。
大学病院で検査を終えて、十条の街を逍遥していました。
お腹がすきました。
今日のフリネタからしますとこのお店しかありません。
今日のお店は「うなぎ 和孝(わこう)」さんです。
住所: 東京都北区十条仲原1-25-13
電話:03-3908-2205
定休日:火曜日(祝日の場合翌日)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「鰻重松」@2,400円です。
松を頼みましたら、松で宜しいのですか、と聞かれました。
そんなに貧相なのでしょうか・・・
ちょっとショックです。
待つこと1分でお茶が出てきました。
どこのお茶でしょう。香りが高く美味しいのです。
待つこと5分で「鰻重松」の到着です。
見た目、美味しそうです。
それでは実食です。
鰻の身はふわふわしていて口の中でトロけます。
うなぎを生け簀で泥を吐かせているとかで全く臭みがありません。
その為かタレがあっさりとして且つ甘味を押さえています。
鰻の味に自信があるからできるのでしょう。
金賞を獲ったご飯も美味しいです。
肝吸いも多分この数年で食べた中では最高の味わいです。
マジに、心臓の調子が悪くて良かったです。
こんなに美味しい鰻を食べられたからです。
間違っても、ウナギ味のナマズは置かないでくださいね(笑)