今日は「大盛功罪」です。
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ラーメン界隈で圧倒的な知名度を誇る「ラーメン二郎」。
その二郎だが、「クソ野郎三連コンボ」は二度と来ないでください、という「ラーメン二郎仙台店」のツイッターがいま話題を呼んでいる。
仙台店の公式アカウントは5日、「暗い話題」という見出しとともにツイッターを更新。
大盛りは量が多いと注意したにもかかわらず、大盛りを注文し半分以上残す客に対して「2度と来ないでくださいね」と自然と口から言葉が出たことに驚いたと言う。
二郎といえば、麺と野菜がたっぷり入った大盛りが魅力の店。
それを目当てに足を運ぶ初めての客もいるだろう。
しかし、再三の注意を無視して半分以上残し、金払えば何してもいいと言う勘違いした態度をとり「食えるわけね〜よ」と笑いながら言って帰る客にキレてしまったとのこと。
こういった態度の客の一連の行動を「クソ野郎三連コンボ」と名付け批判した。
しらべえ「ラーメン二郎・仙台店が客に『二度と来るな』その理由に賛否両論の声」より転載

ラーメン二郎ですが総帥が山田拓実と本名を名のっていた時からのオールドジロリアンです。
この山田さんは現在巧成り名遂げて有名な方ですが、今はさすがによく知らないのですが、当時の山田さんはかなり粗忽で且つ自己顕示欲の強い方でした。
言い換えますと、単なるおっちょこちょいの目立ちたがり屋さんでありました。
特にワルノリという暴走列車を仕立てますと、ちょっとやそっとの事では止まらない性格の持ち主でした。
大昔の話になりますが、私が大学に入学した時の二郎のラーメンの値段は、ただのラーメン(現ラーメン)が@150円で、小ブタ(現ぶた入り)が@170円、大ブタ(現ぶたダブル)が@190円のように記憶しています。
トッピングはニンニク、野菜、アブラ、辛めのオプションは今と同じです。
当時の二郎では当たり前ですが、マシマシという言葉は使われていなく、野菜多め、とか、ちょい辛アブラ多め、みたいな表現が使われていました。
当時の二郎は大学の体育会のたまり場みたいになっていて、体育会のなかでもワルノリするみたいな人間が大盛に注文していただけです。
そういう大盛を食べる人間を見ては、こいつはバカだね。ブタでもそこまで食わないぞ、と言って山田さんはからかっていたのです。
しか〜し、その大盛の量を多くしていったのは山田さんの誘導です。
例えば、この間、柔道部の田中がよぉ、こんなエベレストみたいな山盛りのラーメンを食べてったぞ。
田中、バカ、慶應イチの馬鹿、みたいな大食いの自慢話をしていた時に、たまさか来ていた相撲部の鈴木が、柔道部なんかに負けられるか、みたいなノリで大食い競争が始まっていたのを、私たち一般学生は歴史の傍観者として傍らで見続けていました。
結局、山田さんが多用する「あいつバカ」っていうネタを客たちみんなで作っていたように記憶しています。
従いまして、先にマシマシありきではなかったのです。

今回の「二度と来るな」の話ですが、語る人も語られる人も似たもの同志です。
店員から、量が多いですよ、と注意されたのにもかかわらず、その大盛を頼んで残すという事は「食べ物を粗末にしてはいけない」という日本の常識に反しています。
というかこの事は世界のどこの国でも日本同様に常識であります。
その一方で「ラーメン二郎」仙台店の店主は、注意したのに大盛を頼んで残された事に対してペナルティとしての追加請求をしないのであれば、はなから憤ならければいいのです。
請求しないのであれば、この過剰な大盛分は、始めからこのラーメンのコストに織り込まれていると見なされるのは同様に日本の常識であります。
さら〜に踏み込んで申せば、一般の人なら残してしまうようなビッグポーション(大盛)を供していて、それを残したからと言って憤るというのはかなりあざというかトリッキーというかマッチポンプ的な言いがかりと言わせていただきます。はなからそのような非常識な大盛をメニューにしなければいいのです。

食べ物を残す国民といえば中国人です。
しか〜し、中国人が沢山の食べ物を残すというのは一つの都市伝説であります。
実態は出されたものを、ほんのちょっと残す程度なのです。
この習慣は中国だけではなく、スペインなどの欧米にもみられるます。
宗教等の背景もありその理由はいろいろ違っているみたいです。
中国の場合ですと「出してくださったものは、充分な量でした、もうお腹いっぱいです」という意味になります。
お客さんには余るくらいお腹一杯になってもらうのが中国のおもてなしであり、皿がカラッポになっていると「もしかして足りなかったのでは」という部分を中国の方は気になさるのです、もちろん、ものすごく余していると、味がよくなかったのかな、ということになりますので那辺は状況に応じて判断する必要があります。
似たよう話で紹興酒に氷砂糖をだすという事もちょっと異なる都市伝説であります。
そもそも氷砂糖は、かつて紹興の旧家が新酒を披露する際、不出来でしたら砂糖を入れてお召し上がりください、と紹興酒に添えて出したものなのです。
つまり質のいい紹興酒には、氷砂糖もザラメも必要はないのです。
従いまして、中国本土で日本みたいに、砂糖を入れて飲むのは揉めるネタになるのです。
多くの日本人が中国に訪れていますので、この日本人の飲み方は人口に膾炙しています。
従いまして、最近は必ずしも揉めるわけではありません。

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「吾唯知足」(われただたるをしる)という、釈迦尊が説かれた教えがあります。
わかり易く言い換えますと、足ることを知る人は、心は穏やかであり、足ることを知らない人は、心はいつも乱れている、という事になります。
即ち、私達は欲望を無限にふくらましてはならない。
これで充分、つまり「ごちそうさま」と言える心のゆとりを持たねばならない、という意味です。
今回の「ラーメン二」郎仙台店の騒動はこれにつきるのではないでしょうか。
お互いに一歩ずつ歩み寄れば問題は起きなかったように思います。


今日は15時まで名古屋にいたのにトンボ返りで東京に戻って打合せをして最後は池袋に出没です。
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今日のお店はフリネタのお店です。
今日のお店は「ラーメン二郎ラーメン」 池袋東口店さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋2-27-17
電話:03-3980-0210
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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まずは券売機で食券を買ってから、水とレンゲをもって着席です。

今日のホールスタッフさんの接客はなかなかのものです。
「お気をつけてお帰りください」的な気配りワーディングを多用して、店内をウォームハート状態に仕上げています。
これは多分にお店のマニュアルではなくて、親御さんの躾のたまもののように思えたのですが違うかな・・・
今日のオーダー「ブタ入りらーめん(半麺)・チョイ野菜・にんにく・麺堅」@800円です。
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待つこと6分で「ブタ入りらーめん(半麺)・チョイ野菜・にんにく」の到着です。
見た目、体に優しそうです。
まずはスープです。
乳化の状態が良いですね。
まろやかでコクのあるスープは美味しいです。
麺は麺堅にしてありますので好みの質感です。
チャーシューは柔らかく噛みしだくと肉汁があふれでてきます。
今日のチャーシューは特においしいですね。
白眉は野菜です。
臭みがまったくなく特にもやしは軽やかな弾力があり最高です。
なんか今日のラーメンは昔の二郎を彷彿させています。
美味しかったです。
やはりたまには来ますか・・・

それでは(^_-)