今日は「天ぷら学生」の話です。 
「天ぷら学生」というのは昔の学生用語です。
他大学で、その大学の学生であるフリをして、つまり、中身を隠してその大学の学生の「衣をつけて」授業に出ることから、そのような人を「天ぷら学生」と言ったのです。
決して方言ではありません。
東京でも通用していましたし、古い小説などにも出てきますよね。
学生服がすたれた今では死後、違うでしょ死語ですね。

高校三年生の時明治大学建築学科に現役合格した剣道部の先輩から、飲ませてやるから明治に来い、といわその当時のレギュラーメンバー5人が神田駿河台に出向きました。
当時の私の高校のparadigm(行動規範)からすると、東大、東工大、一橋、早稲田、慶應以外の大学へいくこと事態許されないことで、その先輩の明治大学建築学科の現役入学は皆で鼻白んだものです・・・
しかし年が一年しか違わないのに煙草をフカシながら当時の政治問題を熱く語る先輩をあたかも異邦人を見る様な感で瞠目していました。
私が訪れた駿河台campusの女性は皆?胸が薄く、Tシャツを着、ジーパンをはき、 煙草を燻らせて闊歩しており、私的には明治の女性(明治生まれのお婆さんではありませんから)は×と心に刻んだのです。

私のその年の受験は愛子様の将来?行かれる大学に受かったものの、個人的に許容できず浪人の道を選んだのです。
浪人時代、明治大学のcampusの雰囲気が忘れられなく、お茶の水にいくと明治大学ではなく何故か中央大学の生協にいき中央大学の校章のはいったレポート用紙を買い、あたかも中大生の様に中央大学の学食でお昼を取り、中央大学の図書館で受験勉強をしていました。
いわゆる天ぷら学生でした。

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この画像は私の母校です。
就職が決まって長髪だった髪を切ったのに、卒論が完成しません。
酔っていたのか、頭が膿んでいたのか卒論を英文で作っていたのです。
ゼミの佐野先生からは、新年早々の提出だったら受け付けます、ということで必死にやっていました。
しかたなく大学の図書館で卒論を書いていたのですが、早々と卒論を終えた人間が多分優越感の裏返しだと思うのですが、卒論で苦しんでいる人間を麻雀に誘います。
私はこの悪魔的なtrapに掛からないわけがなく、誘われると雀荘に行き、その後の儲け金で飲みに行っていたのです。
このままでは卒業できません。
この悪循環を断ち切れることはできず、どうしようかしらんと考えたのは奥様の大学の図書館で勉強をすることにしたのです。

奥様の大学は医大(奥様は医学部ではなく看護学部)ですので、午前中の図書館には学生はほとんどいなく営業にきているMRさんばかりです。
入館の時にいつもABC製薬鈴木伸男と記帳するのですが、こんな会社あるわけもなくよく咎められなったものだなと今となっては思うところであります。
一ヵ月真面目に通っていたものですから大晦日前には卒論ができ何とか 卒業の目途がつきました。
奥様と都合がつけば医大の学食でlunchを食べたり、たまには飲みに行ったりして、結構楽しかったのです。

最後に決して自慢しているのではないのですが、ある時部屋を掃除しているときにその卒論がでてきました。
それとなく見たのですが、書かれている内容と英文が難しくて全くわかりませんでした・・・書いた本人が分らないというのも不思議ですね(笑)


これは熱き動画です。
私的には好きです、ご覧になってください。




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今日は田町に出没です。
ちなみにこの画像は昭和4年に製造されたガソリンスタンドだそうです。
旧赤坂区役所に設置されていました。

今日のお店はいつも行列が絶えない「ラーメン丸ラーメン」さんにお邪魔しました。

住所: 東京都港区芝5-30-5
電話:03-3454-0434
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

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今日のオーダーは限定10食の「冷やしサラダ麺」@800円です。
待つこと5分位で着丼です。
見た目、美ラーメンです。
具はシャキシャキレタス、ピーマン、トマト、鶏肉(ささみ)です。
麺は中太縮れ麺です。
味はどうでしょう。野菜はedgeが立っていて美味しいです、特にレタスは秀逸です。
麺を天地返ししてスープにからませます。う〜〜んこれは美味しい、突然に頭の中にジャマイカの風が吹きこんできました、Just tropicalです。
このような美味しい「冷やしサラダ麺」を食べたのは生まれて初めてです。
「冷やしサラダ麺」の概念をかえた丼でした

それでは(^_-)