下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

大和屋

柴又 大和屋 リターンズ

青春無頼派 前編
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高校の剣道部の飲み会に呼ばれました。
高校卒業して社会人になってから飲み会をしましたので再会は25年ぶりくらいなるでしょうか。
積もる話はたくさんあり、1次会だけでは終わらず、2次会まで突入して話し込みました。
驚いたのは私の最終学年のクラスは優秀でなんと東大へは5人もいっていたのです。
この快挙はしりませんでした。
それもそのはず東大に行った人たちとはほとんど話すこともなく、みな静かな人バッカリだったので驚きました。
能ある鷹は爪を隠すというのは本当なのですね。
私に限っていえば、恥ずかしい話ばかりでてきました。
2年の合宿で先輩たちと酒飲んでいたのを剣道部の先生に見つかりブッ飛ばされたとか、3年の合宿では仲間と煙草を吸いながら麻雀をやっているのがバレてこれまたブッ飛ばされました。
酒、煙草や麻雀は当時の高校生のたしなみで、なんで、合宿でやったら、親にもやられたことのないビンタで張り倒されるのか納得できませんでしたが、殴られた後は逆らうとさら〜に殴られる恐れがあるので「申し訳ございませんポーズ」をして頭はさげていました。
以上は団体でやったので情状酌量でしょう。
問題なのは3年の時、酔って、後輩のパンツを下ろして、マジックで後輩の陰茎に人の顔を書いていたそうです。本人は全く覚えていなく、俺じゃない、と弁解したのですが、証人が多くて認めざる得ませんでした。
さら〜に、私たちの稽古をしている体育館の裏には、東京の女子高がテニスの合宿に来ていました。そこに15時の休憩の時、私と今井が、稽古着姿でナンパしに行ったそうです。
これも覚えていなく、言われてから思い出しました。
それは今井がやったのに付いて行っただけだと弁解すると、今井が怒り出して、お前が、ナンパするからついて来い、と命令したからついていったのだと反論しました。
なんだ、なんだ、悪いことはみんな俺かというと、そんなことやるの△△しかいないと、皆が唱和していったので、これも私が悪いみたいです・・・
皆、年を取って老けていましたが、このような昔話をしていると、皆の顔がその当時の顔に戻っていたのには驚きました。
私も徐々に昔の悪童に戻っていました。
いい人なのに昔はヤンチャだったみたいですね。
そんな今は、誰かと競うためではなく、見せびらかすためでもなく、ただ自分ひとりを満たすだけに囲まれた静かな生活にひかれるようになってきました。
年齢を重ねるほどにそれへの憧れが強くなっています
内面の生活さえ豊かならば人は幸福でいられます。
そんな生活を目指して生きていきたいと思う今日この頃であります。

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今日の飲み会は柴又で開催されました。
私は早めに行って柴又の街を散策しました。
そして今日のお店は「大和屋」さんの持ち帰りです。

住所: 東京都葛飾区柴又7-7-4
電話:03-3657-6492
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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今日のオーダー「草団子・つぶ餡・24個」@840円です。
自宅に戻って名物の草団子を頂きました。
この草団子の深緑は参道の団子屋で一番ヨモギが入っている証しです。
ヨモギの馥郁たる香りは相も変わらずで、ゴツゴツしたつぶ餡も健在です。
草団子で日持ちするのはまがい物です。
大和屋さんの草団子の賞味期限は買った日です。
これが本当の草団子です。
私はここの草団子が一番美味しいと思います。
今回はつぶ餡が大量に余ったのでしばらく餅を焼いて餡コロ餅で食べていました。
草餅も美味しいですが餡コロ餅の方がそれ以外に美味しかったのには驚きました。

それでは(^_-)

続 柴又 大和屋

柴又と寅さん
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ガイド研修で柴又に来ました。
駅前の寅さんの左足の親指に注目してください。
光っているでしょう。
この指をこすると「受験に落ちない」そうで、受験生がそのご利益を得に触りに来るそうです。
なんで落ちないのかの説明は長くなりますので割愛します。

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研修の最後は「寅さん記念館」に行きました。
とらやのセットは懐かしくみていました。
ちなみに1〜39作目までは「とらや」で40作目からは「くるまや」になっていたそうです。
これは「柴又屋」というお店が、寅さん人気に便乗して「とらや」に替えたので、実際に御世話になっていた「高木屋」さんに気を使ったようです。
私はこの屋号変更はよく覚えていて、当時、「柴又屋」が名前を「とらや」に替えたので、皆から大ヒンシュクを買いまして、そのいきさつを知っている人は誰も入りませんでした。

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閑話休題(お話は戻りまして)
とらやさんには階段が二つありました。
一つは寅さんの部屋に行く階段で、もう一つは寅さんがマドンナに部屋を貸すときに寝ていた物置部屋に行く階段です。
二つもあったのは気がつきませんでした。

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一番驚いたのは寅さんに兄がいたことです。
調べてみたら、お兄さんは頭がとてもよく、悲しい事に事故でなくなったそうです。
今までドラマでそのくだりはでていたのでしょうか。
寅さんトリビアのひとつでしょう。

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さら〜にさら〜に、これは寅さんの履歴書です。
スポーツの競輪、競馬は国が同元の博打ですよね。
思わず笑ってしまいました。
そうそう柴又中学からきた高校の友達の父親の持っているアパートを松竹に貸してしました。
と言いますのもこのアパーとは、諏訪博、さくら一家の住んでいたアパートになっていたのです。
ということで高校の時は「男はつらいよ」のロケの動静はいち早く分っていました。
戦後の柴又には、本当に寅さんみたいなテキ屋の暴れん坊がいて、偶然にも蛇にかまれて死んだそうです。これをネタに寅さんができたとか・・・
その真偽は分かりません。
最後に西新井大は最初に「男はつらいよ」での寅さんの生まれ故郷になる予定だったそうです。
しか〜し、西新井大師の住職に断られやむなく葛飾の柴又帝釈天に変更になったそうですよ。
この住職は寅さんブームに地団駄を踏んだことでしょう。
これが本当の「逃がした魚は大きかった」であります。


今日のお店は「大和屋」さんです。
亡き母がここの天丼が好きでした。
亡き父はここのビールが好きでした。
今思うに・・・
父がこのお店のビールが好きだったのは、参道のお店でこのお店のビールの値段が一番安かったからでしょう。

住所: 東京都葛飾区柴又7-7-4
電話:03-3657-6492
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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今日のオーダー上天丼・草団子@1,650円・@840円です。
今日は日曜日のせいかお店は大混雑で入店するのに50分もかかりました。

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座るやいなや大きな急須と湯飲み茶碗が置かれました。

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時間差でお新香です。

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待つこと4分で上天丼が着丼しました。
具は、海老×2尾、獅子唐、大葉です。
ここの天丼は老舗の歴史のコクがはいっている甘辛の丼ツユとカラッと揚がった衣です。

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店員さんが、丼ツユが足りなかったら言ってください、と言われたのには納得です。
以前みたいに衣が濃い茶色になっていません。
それでは実食です。
天婦羅はカラッと揚がっています。
海老も美味しいですね。
甘辛の丼ツユも懐かしい味です。
丼ツユの掛けまわし方はこのくらいでいいのかもしれません。
以前はtoo muchだったかもしれません。
老舗の美味しくいただきました。
帰り際にご亭主に繁盛して結構ですね、といいましたら、土日だけですよ。
ウィークデイは閑散としています、と返されたのには驚きました。

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自宅に戻って名物の草団子を頂きました。
この深緑は参道の団子屋で一番ヨモギが入っている証しです。
ヨモギの馥郁たる香りは相も変わらずで、ゴツゴツしたつぶ餡も健在です。
私はここの草団子が一番美味しいと思います・・・
ごちそうさまでした

それでは(^_-)

柴又 大和屋

今日は「柴又・立石点描 前編」です
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奥様と久々に柴又に来ました。
渥美清さんが亡くなって20年ですか・・
さすがの寅さん人気も下火になって閑古鳥が鳴いているのかと思えばそれは危惧でした。
帝釈天の参道のみっしりと人並みをみて安堵しました。

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個人的に渥美清さんといえば、本人が親友の谷貫一さんにも言っているとおり、若いころはアメ横あたりでチンピラをやっており、かなりの不良だったのです。
その為に映画でときおり見せるただでさえ細い目を糸の様に細めてすごむシーンは演技ではなく地であり、私は当時のやんちゃだった頃の渥美さんのイメージをその糸のような目に重ね合わせていたのでした。
柴又にくるといいようのない寂寥感にさいなまれます。
この不可思議な気持ちを分析しますと、柴又の全盛期を知っているものからすると、寂びてゆく柴又を見るのは、年老い両親を見ているようなあえかな気持ちになるからです。
前フリがながくなりました、柴又点描です。
宜しかったらお付き合いください。

#柴又ハイカラ横丁其の壱
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こんな昭和レトロな場所があった事を知りませんでした。

まずは梅宮辰っちゃんの出迎えです。
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そんで懐かしのブロマイドです。
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ピーターと研ナオコの違いがわかりません。
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#柴又ハイカラ横丁其の弐
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ピンボールです。
昔はピンボールの天才少年といわれていましたので試してみました。
往時のサエはなかったものの周りで見ていた人から、すごいね!このニイチャン、と声掛けされました。
正しくはニイチャンではなくオジチャンであります。

#柴又ハイカラ横丁其の参
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ケロリンです。
奥様がこのコップとオケを手のひらに汗がにじむくらい握りしめていました。
買うのかなと思いきや、あまりにも値段が高いので悩んでいたら、上述のようなパフォーマンスになったそうです。
奥様はお金持ちだから買えばいいのに・・・

#柴又ハイカラ横丁其の四
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デストロイヤーVS力道山です。
どうでもいい話ですが「り・き・ど・う・さ・ん」とワードに打ち込んでも「力道山」って変換されないのですね。
時代を感じました。
亡くなった父はプロレスが好きでした。父は軍隊に行ったものの戦地にはいかない天麩羅兵隊でしたので、かえってアメリカ人に対して過剰な敵意をもっておりました。
家族団欒で夕食をとりながらTV桟敷でプロレス観戦をしていますと、父が興奮して大変でした。
特に隠し持ったセンヌキでの凶器攻撃はマジにきれて収拾がつかなくなりました。
懐かしい思い出です。

#松屋の飴総本店さんです
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「寄ってけ!買ってけ!」というリズムにのせながらまな板をたたいて140年だそうです。現在は5代目が跡をついでいます。これって柴又だけのパフォーマンスだと思っていましたので、川崎大師でまったく同じパフォーマンス見かけた時には腰が抜けるくらい驚きました。
多分500回以上このパフォーマンスを見ていますが、ここの飴を買ったのは3回だけです。
ごめんなさい。いつも只見でした。

#帝釈天です
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ここにも500回以上お参りに来ています。
飴やさんと回数が同数なのは当たりまえですよね。
ご利益は・・・
あったに決まっているでしょう。

#金のうんこ
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ここのお姉さんバイ(商売のテキヤ用語)が上手いですね。
寅さん顔負けでした。
今日もほろ酔い気分の観光客に金のうんこを沢山売りつけていました。
運子だけに運がつくって、結構ご利益があるみたですよ。


という事で今日のお店は「大和屋」さんです。
亡き母がここの天丼が好きでした。
亡き父はここのビールが好きでした。
今思うに・・・
父がこのお店のビールが好きだったのは多分参道のお店でこのお店のビールの値段が一番安かったからでしょう。

住所: 東京都葛飾区柴又7-7-4
電話:03-3657-6492
定休日:不定休

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お店の外観です。

店内の雰囲気です。
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基本的なしつらえは私の子供の頃と変わっていません。
今のお店はたんに経年変化して古びただけです。
きれいになったのはトイレだけでした。

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メニューです。

今日のオーダー
「天丼並」@1,080円です。
「草団子」@160円です。

待つこと5分で「天丼並」と「草団子」の到着です。
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記憶で申せば子供の頃は「天丼並」は350円だったような。
約3倍ですが、値段は頑張っていますね。
具は、海老、鱚、獅子唐の3つです。
ここのウリは老舗の歴史がコクとしてはいっている甘辛の丼ツユとカラッと揚がった衣です。
具材は特筆するものはありません。
で〜もこれで満足なのです。
後で濃いお茶が欲しくなるようなちょっとくどい甘じょっぱさの味わいが好きなのです。

しか〜しここのお茶はほとんどデガラシなので「草団子」を頼むのがお約束なのです。
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最初お店の人に、草団子お願いします、と言ったら嫌がられたので普段は供さないのでしょう。
何とかお願いし「草団子」が運ばれてきました。ヨモギの馥郁たる香りは相も変わらずで、横綱白鵬の拳のようなゴツゴツしたつぶ餡は野趣あふれて美味しいのです。
例えて申せばこのお店の斜め前にある「高木屋老舗」は山の手の味わいで、それに対して「大和屋」さんは下町の味わいかなと思います。
ちなみに奥様は「高木屋老舗」派であります。

それでは(^_-)

日本橋 大和屋

今日は「日本橋ぶらぶら」です。
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今日は日本橋に出没です。
打合せの時間が18時半から19時半にskipされた事から暇になりました。
やることもなく無聊を慰めるために日本橋をぶらぶらしました。

#私の好きな街並みです。
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私はCOREDO室町にあるこの一角が大好きです。
ここでぼんやりとしていますと、私の体に江戸の風が吹き抜けます。

#日本橋「江戸茶屋」です。
◎三越館内の日本橋「江戸茶屋」で福島県のPRがされていました。
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福島の「桃ジュース」を頂きました。
美味しゅうございました。ご馳走様でした。

◎映画「超高速!参勤交代」の宣伝が行われていました。
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6月21日公開された時代劇映画『超高速!参勤交代』が、幅広い層からの支持を受けて好発進をしているそうです。
映画観客動員ランキングによりますと「アナと雪の女王」に次いで2位なのだそうです。劇場には、40代から50代男女を中心に、親子連れや若い女性なども来場しており、全国251のスクリーン公開で16万528人の動員実績を作りました。
幕府から“5日以内に参勤交代せよ”との無理難題を強いられた貧乏弱小藩・湯長谷藩が、カネなし、人なし、時間なし!の状況の中、奇想天外な作戦で立ち向かう痛快歴史エンターテインメントなのですが、テンポが良くギャグ盛りだくさんで思わず笑ってしまう楽しい映画なのだそうです。そういえば笑福亭鶴瓶さんも絶賛していいました。
見てみますか。
そういえば話は飛びますが、先週奥様と観ました、劇団ひとりさん初監督の「青天の霹靂」はendingを除けばとても良かったですよ。彼ってある意味で天才です・・・



親譲りのケチと貧乏性で、子供の時からおいしい魚を全部食べた後でも、残った頭と骨に熱湯をかけて、その汁を飲まないではいられなかった。だから、近所の野良猫からはさぞ怨まれていたことだろう。
これは夏目漱石「坊っちゃん」の主人公の口跡です。
いま家庭回帰で、家でご飯を食べる人(除私)が増えています。
そのためか節約レシピも毎日のように登場しています。
そんな中、究極の節約メニューともいえる「ねこまんま」がブームになっているそうです。 
「ねこまんま」と言ってもペットの食べ物じゃありません、むかしの猫はキャットフードではなく「ねこまんま」を食べていたのです。そして我ら下町っ子もです。
下町っ子がいう「ねこまんま」とは、ご飯に鰹節をかけたものをねこまんまと呼びます。
かけた鰹節の上に醤油をかけるかかけないか、葱をのせるかのせないかは、その人の嗜好や家庭文化によって異なります。北海道では醤油にバターが加えられることが多いのだそうですよ。

今日のお店はかつおぶし専門店「大和屋」さんです。
といっても「かつおぶし」を求めただけです。
実は「ねこまんま」を急に食べたくなったのです。
こんな日もあります。

住所: 東京都中央区日本橋室町1-5-1
電話:03-3241-6551
定休日:日曜・祝祭日定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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大和屋
今日のお求め品「ごはんにかけるかつおぶし」@864円です。
さすが老舗の味です。
臭みがなくとても美味しいのです。
加えて香りが良いですね。
噛みしめるたびに味がふくらんできます。
本当におかずが無くてもこれだけで美味しくいただけます。
欠点はちょとお高いですか・・・

それでは(^_-)
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