今日は「幼馴染みとの語らい」です。
私には幼馴染みがいます。
と申しても男性ですが・・・
4歳からの友達であります。
その彼は飯田橋でイタ飯屋をやっていますので、思いだしたように訪れて雑談をします。
今回は約4年ぶりの再訪です。
いけば、よう、▲▲元気か、と子供の時と同様に私の事を下の名前でよびます。
今となっては、私を名字ではなく名前で呼ぶのは、奥様と限られた親戚のみですので稀有な人間の一人なのです。
彼はしばらくお客のために料理を作っていて一段落ついたようで私の席にやってまいりました。
久しくの無沙汰なのでお互いに顔を見直していたら、どちらからともなく、オフクロさんに似てきたな、と笑いながら言いあっていました。
どうやら男性は中年を越すと母親に相貌が似てくるようですね。
私から、3年前に酒を停めたよ、っていいましたら、彼は、俺は今年で禁酒10年になるよ、って言っていました。
そうか会って話す時、いつも私は酔っぱらっていましたので、その事すら覚えていなかったようです。
こんなものでしょうお酒呑みは・・・
彼から、酒やめて何かいい事あったか、と聞かれたので、特にないけれど、記憶力が昔に戻ってきた、といいましたら、それはいい事じゃないか、と笑っていました。
返す刀で私が、△△はどうよ、と聞き返すと、onとoffがはっきりするようになったな。
前まで酒を飲むと酔っぱらうまで飲むからいつも2時くらいまで飲んでしまうんだ。
次の日は、仕込みで朝が早いから当然の事ながら酒が残るよな。
日によっては体調の性にして仕込みが雑になることもあるんだ。
これではわざわざ来てくれたお客様に対して失礼だなと思うようになった。
最初は酒に数量制限をもうけて、一日水割り5杯とか決めて飲んでいたのだけれど、そのような器用な事ができるくらいなら、酒なんか飲んでいないぜ、って笑って言っていました。
結局、薬局、放送局で禁酒したんだ、との事でした。
一日一日をケジメたいのなら酒呑んで寝てはだめだな。
酔っぱらって寝るとその日が完結しない、ということで二人の考えは一致したのです。
彼から、最近彼女ができたのよ、って言われて驚きました。
と申しますのも、彼は年の離れた歳上の内縁の奥様がいるのです。
勿論同居しています。
彼曰く、仕事仕事で生きてきたけれど、やっと青春だよ、と言っていました。
奥様は私達の話を遠くからうかがっていましたので、この話になった途端に、その目が稲妻のようにピカッと光ったのを私は見届けました。
人に歴史ありですし、まして彼の人生ですのでなにもいわず、うらやましいな、とアコガレチックで返しましたが、たしか「糟糠の妻は堂より下さず」という故事があるくらいですので、貧しい時を共にした妻は、立身出世したからといって離縁して家から追い出してはいけないのです。
まぁこのクダリは不問にして次の話題に移ったものの個人的には理解できません。
多分、奥様公認なのでしょうね・・・
私には絶対できません。
何が彼をそうさせたのか分かりませんが、人間はそれぞれの道を歩んでいるのだな、言い換えれば幼馴染みと雖(いえど)も、月日の移ろいにより「具体的に生きる誰か」になってしまうのです。
まさに「人生いろいろ 男もいろいろ♪」なのであります。
こんな日もあります・・・
決して最後まで見ないでください・・・
今日は小糠雨降る石神井公園に出没です。
今回も偶然ながら石神井公園名物のバスのキワキワすれ違いに遭遇しました。
ここのバス会社には腕の良い運転手が多いのでしょう、多分。
すれ違いの夫婦とかけて下町の長屋と解くそのこころはすきま風がおきるでしょう。
ということで今日のお店は、お父様・壇一雄(壇ふみ先輩の父上)宅に身を寄せていたお父様の友人の坂口安吾(無頼派作家の一人)さんの悪ふざけで約50人前ものライスカレーの出前を壇一雄宅に届けたというお店です。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所: 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話:03-3996-0425
定休日: 木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ハムエッグス定食」@900円です。
まずは調味料の面々の紹介です。
待つこと5分で「ハムエッグス定食」の到着です。
見た目玉子が輝いています。
相も変わらずこんもりした盛付です。
それでは実食です。
半熟の玉子は大大好物なのです。
Peelingしたトマトを筆頭に野菜はシャキシャキしていて美味しいです。
味ですか、好物に不味い物なしであります。
特に後半の玉子の黄身とマヨネーズとウスターソースとが渾然一体となり野菜に絡んだ味わい、これは私にとってまさにリアル天国なのであります。
大満足の夕餉でありました。
気持ちよく帰宅したら家には誰もおりませんでした。
ボーっとしていたら、宅急便がきました。
印鑑、印鑑とさがしたのですが印鑑がみつからず業者の方にわけを話してサインで受領しました。
無くなった印鑑とかけて女子高校生の家出と解くその心は反抗(ハンコ)期だから。
お後が宜しいようで、良い週末をお過ごし下さい。
私には幼馴染みがいます。
と申しても男性ですが・・・
4歳からの友達であります。
その彼は飯田橋でイタ飯屋をやっていますので、思いだしたように訪れて雑談をします。
今回は約4年ぶりの再訪です。
いけば、よう、▲▲元気か、と子供の時と同様に私の事を下の名前でよびます。
今となっては、私を名字ではなく名前で呼ぶのは、奥様と限られた親戚のみですので稀有な人間の一人なのです。
彼はしばらくお客のために料理を作っていて一段落ついたようで私の席にやってまいりました。
久しくの無沙汰なのでお互いに顔を見直していたら、どちらからともなく、オフクロさんに似てきたな、と笑いながら言いあっていました。
どうやら男性は中年を越すと母親に相貌が似てくるようですね。
私から、3年前に酒を停めたよ、っていいましたら、彼は、俺は今年で禁酒10年になるよ、って言っていました。
そうか会って話す時、いつも私は酔っぱらっていましたので、その事すら覚えていなかったようです。
こんなものでしょうお酒呑みは・・・
彼から、酒やめて何かいい事あったか、と聞かれたので、特にないけれど、記憶力が昔に戻ってきた、といいましたら、それはいい事じゃないか、と笑っていました。
返す刀で私が、△△はどうよ、と聞き返すと、onとoffがはっきりするようになったな。
前まで酒を飲むと酔っぱらうまで飲むからいつも2時くらいまで飲んでしまうんだ。
次の日は、仕込みで朝が早いから当然の事ながら酒が残るよな。
日によっては体調の性にして仕込みが雑になることもあるんだ。
これではわざわざ来てくれたお客様に対して失礼だなと思うようになった。
最初は酒に数量制限をもうけて、一日水割り5杯とか決めて飲んでいたのだけれど、そのような器用な事ができるくらいなら、酒なんか飲んでいないぜ、って笑って言っていました。
結局、薬局、放送局で禁酒したんだ、との事でした。
一日一日をケジメたいのなら酒呑んで寝てはだめだな。
酔っぱらって寝るとその日が完結しない、ということで二人の考えは一致したのです。
彼から、最近彼女ができたのよ、って言われて驚きました。
と申しますのも、彼は年の離れた歳上の内縁の奥様がいるのです。
勿論同居しています。
彼曰く、仕事仕事で生きてきたけれど、やっと青春だよ、と言っていました。
奥様は私達の話を遠くからうかがっていましたので、この話になった途端に、その目が稲妻のようにピカッと光ったのを私は見届けました。
人に歴史ありですし、まして彼の人生ですのでなにもいわず、うらやましいな、とアコガレチックで返しましたが、たしか「糟糠の妻は堂より下さず」という故事があるくらいですので、貧しい時を共にした妻は、立身出世したからといって離縁して家から追い出してはいけないのです。
まぁこのクダリは不問にして次の話題に移ったものの個人的には理解できません。
多分、奥様公認なのでしょうね・・・
私には絶対できません。
何が彼をそうさせたのか分かりませんが、人間はそれぞれの道を歩んでいるのだな、言い換えれば幼馴染みと雖(いえど)も、月日の移ろいにより「具体的に生きる誰か」になってしまうのです。
まさに「人生いろいろ 男もいろいろ♪」なのであります。
こんな日もあります・・・
決して最後まで見ないでください・・・
今日は小糠雨降る石神井公園に出没です。
今回も偶然ながら石神井公園名物のバスのキワキワすれ違いに遭遇しました。
ここのバス会社には腕の良い運転手が多いのでしょう、多分。
すれ違いの夫婦とかけて下町の長屋と解くそのこころはすきま風がおきるでしょう。
ということで今日のお店は、お父様・壇一雄(壇ふみ先輩の父上)宅に身を寄せていたお父様の友人の坂口安吾(無頼派作家の一人)さんの悪ふざけで約50人前ものライスカレーの出前を壇一雄宅に届けたというお店です。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所: 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話:03-3996-0425
定休日: 木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ハムエッグス定食」@900円です。
まずは調味料の面々の紹介です。
待つこと5分で「ハムエッグス定食」の到着です。
見た目玉子が輝いています。
相も変わらずこんもりした盛付です。
それでは実食です。
半熟の玉子は大大好物なのです。
Peelingしたトマトを筆頭に野菜はシャキシャキしていて美味しいです。
味ですか、好物に不味い物なしであります。
特に後半の玉子の黄身とマヨネーズとウスターソースとが渾然一体となり野菜に絡んだ味わい、これは私にとってまさにリアル天国なのであります。
大満足の夕餉でありました。
気持ちよく帰宅したら家には誰もおりませんでした。
ボーっとしていたら、宅急便がきました。
印鑑、印鑑とさがしたのですが印鑑がみつからず業者の方にわけを話してサインで受領しました。
無くなった印鑑とかけて女子高校生の家出と解くその心は反抗(ハンコ)期だから。
お後が宜しいようで、良い週末をお過ごし下さい。