今日は「回転寿司異聞」です。
次の大阪に関するトリビアのなかで正しいのはどれか? 間違っているのはどれか?
1.大阪の回転鮨店のベルトコンベヤーは、東京の回転鮨店よりも40パーセント速く回っている。
2.大阪人が歩く速さは秒速1.6メートルで、東京人の秒速1.54メートルを凌いで世界一だ。
3.大阪の公共交通機関の券売機の硬貨投入口は日本一大きく、硬貨をすばやく入れることできる。
4.大阪人の普段のあいさつは、「もうかりまっか?」である。
5.大阪では、エスカレーターに乗るときに右側に立つのが慣わしたが、大阪以外の地域では左側に立つ。
6.世界最速のファストフードは、大阪で生まれた。
7.大阪のGDPはスイスとほぼ同じである。
「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース著より転載
答えはすべて正しいのです。
大阪には2年間すんでいましたのでそれなりに大阪の事は知悉しています。
大阪人は日本一熱く、せっかちで、反骨精神が強く、商売上手で、諧謔的(気の利いた冗談)な言葉を多用する人達です。
大阪人と比べますと東京人は色あせてしまうといわれていますが、真の東京人というのは1,200万人の内のほんの何割かでそれ以外はmob(バラバラになっている人の集団)でありますのでその判定は異を唱えるところであります。
確率論で申せば大阪でも真の大阪人と申せば同様のlogicが成り立つと思います。
大阪のすごいところは二人の天才的founder(創始者)を輩出したことです
一人は回転寿司 生みの親 白石義明さんで、もう一人はインスタントラーメンの生みの親の安藤百福さんです。
安藤さんは以前取り上げましたので今日はその傍らの白石義明さんがフリネタであります。
白石義明さんは大阪の立ち喰い寿司店経営者だった頃、アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市)を見学した際に、ビール製造のベルトコンベアを見て、それをヒントに、多数の客の注文を低コストで、効率的に捌くことを目的とした「コンベヤ旋廻食事台」を考案したのです。
1958年、大阪府布施市(現:東大阪市)の近鉄布施駅北口に、世界最初の回転寿司店である「元禄寿司」を開きました。そして1962年12月6日、「コンベヤ旋廻食事台」は「コンベヤ附調理食台」として、白石義明名義で実用新案登録(登録第579776号)をされたのです。
1978年まで世の中に回転寿司店はコンベアの特許の関係で「元禄寿司」チェーンしかなかったのですが、これ以降は特許が切れ、国に様々な回転寿司店が全国に広がっていったのは周知の事実であります。
特に白石さんの頭を悩ましたのはconveyerのspeedです。
ちなみに「回転寿司」を英語で申しますと「conveyer-belt sushi bar」になります。
速すぎますと、客は取り逃がす事が不安になりますし、遅すぎれば客は待ちくたびれてしまいます。
最終的に白石さんは秒速8cmが最適speedだと判断したのです。
これにより白石さんが経営する「元禄寿司」チェーンでは、客の滞留時間を12分程度に短縮して大成功を収めたのです。
つまり従来の鮨屋なら一晩に3回転程度の客の入りが、回転寿司なら一晩に4回転する計算になるからです。
その後白石さんはさらに工夫を重ね、いつでもお客さんに熱いお茶をだせるようにと自動給湯装置を開発しました。
回転寿司の誕生から50年、大きな功績を残して白石義明がこの世を去ったのは今から13年前、2001年8月29日、享年87歳でした。
白石さんのひらめきと工夫から生まれた回転寿司はこれからも人々の笑顔を運び廻り続けていくことでしょう。
ホームレスから突然バケツをとりあげる3人の学生。その結末とは?
今日は炎天下の神田に出没です。
店頭に早くも新さんまがでていました。
ということで今日は決め打ちです。
今日のお店は「源ちゃん」神田店さんです。
住所:東京都千代田区内神田1-9-8 蔵町ビル 1F
電話:03-5577-4267
休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「新さんま塩焼きと鶏唐揚げ定食(お新香、味噌汁付)」@896円です。
待つこと3分で「新さんま塩焼きと鶏唐揚げ定食」が到着です。
あまりに早いので店員さんに、ちゃんと焼いているの、と聞きましたら、さんまの中はあらかじめIHの遠赤外線でふっくらと焼き上げをし、その後で一定温度で温め置きしておいて、お客さんから注文がきたらバーナーで焦げ目をつけて出しています、とのことです。
納得です。
それでは満を持して3分焼きさんまの実食です。
うん、皮の焦げ目はおいしいです。
しか〜し魚肉はディスるものです。
魚肉全体に平等に温度が行きわたっていなくドリップ(肉汁)こそでていないものの味は焼き立てに比べるとかなり落ちます。
回転率を上げるためには、このような調理方法は仕方ないのでしょう。
唐揚げはまずまずのlevelです。
神田のコスパからするとこの定食はまずまずではないでしょうか。
和テイストのファストフードを希望の方にお勧めです。
で〜もこの3分焼きさんまの再食、私はno thank youであります。
こんな日もあります。
次の大阪に関するトリビアのなかで正しいのはどれか? 間違っているのはどれか?
1.大阪の回転鮨店のベルトコンベヤーは、東京の回転鮨店よりも40パーセント速く回っている。
2.大阪人が歩く速さは秒速1.6メートルで、東京人の秒速1.54メートルを凌いで世界一だ。
3.大阪の公共交通機関の券売機の硬貨投入口は日本一大きく、硬貨をすばやく入れることできる。
4.大阪人の普段のあいさつは、「もうかりまっか?」である。
5.大阪では、エスカレーターに乗るときに右側に立つのが慣わしたが、大阪以外の地域では左側に立つ。
6.世界最速のファストフードは、大阪で生まれた。
7.大阪のGDPはスイスとほぼ同じである。
「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース著より転載
答えはすべて正しいのです。
大阪には2年間すんでいましたのでそれなりに大阪の事は知悉しています。
大阪人は日本一熱く、せっかちで、反骨精神が強く、商売上手で、諧謔的(気の利いた冗談)な言葉を多用する人達です。
大阪人と比べますと東京人は色あせてしまうといわれていますが、真の東京人というのは1,200万人の内のほんの何割かでそれ以外はmob(バラバラになっている人の集団)でありますのでその判定は異を唱えるところであります。
確率論で申せば大阪でも真の大阪人と申せば同様のlogicが成り立つと思います。
大阪のすごいところは二人の天才的founder(創始者)を輩出したことです
一人は回転寿司 生みの親 白石義明さんで、もう一人はインスタントラーメンの生みの親の安藤百福さんです。
安藤さんは以前取り上げましたので今日はその傍らの白石義明さんがフリネタであります。
白石義明さんは大阪の立ち喰い寿司店経営者だった頃、アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市)を見学した際に、ビール製造のベルトコンベアを見て、それをヒントに、多数の客の注文を低コストで、効率的に捌くことを目的とした「コンベヤ旋廻食事台」を考案したのです。
1958年、大阪府布施市(現:東大阪市)の近鉄布施駅北口に、世界最初の回転寿司店である「元禄寿司」を開きました。そして1962年12月6日、「コンベヤ旋廻食事台」は「コンベヤ附調理食台」として、白石義明名義で実用新案登録(登録第579776号)をされたのです。
1978年まで世の中に回転寿司店はコンベアの特許の関係で「元禄寿司」チェーンしかなかったのですが、これ以降は特許が切れ、国に様々な回転寿司店が全国に広がっていったのは周知の事実であります。
特に白石さんの頭を悩ましたのはconveyerのspeedです。
ちなみに「回転寿司」を英語で申しますと「conveyer-belt sushi bar」になります。
速すぎますと、客は取り逃がす事が不安になりますし、遅すぎれば客は待ちくたびれてしまいます。
最終的に白石さんは秒速8cmが最適speedだと判断したのです。
これにより白石さんが経営する「元禄寿司」チェーンでは、客の滞留時間を12分程度に短縮して大成功を収めたのです。
つまり従来の鮨屋なら一晩に3回転程度の客の入りが、回転寿司なら一晩に4回転する計算になるからです。
その後白石さんはさらに工夫を重ね、いつでもお客さんに熱いお茶をだせるようにと自動給湯装置を開発しました。
回転寿司の誕生から50年、大きな功績を残して白石義明がこの世を去ったのは今から13年前、2001年8月29日、享年87歳でした。
白石さんのひらめきと工夫から生まれた回転寿司はこれからも人々の笑顔を運び廻り続けていくことでしょう。
ホームレスから突然バケツをとりあげる3人の学生。その結末とは?
今日は炎天下の神田に出没です。
店頭に早くも新さんまがでていました。
ということで今日は決め打ちです。
今日のお店は「源ちゃん」神田店さんです。
住所:東京都千代田区内神田1-9-8 蔵町ビル 1F
電話:03-5577-4267
休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「新さんま塩焼きと鶏唐揚げ定食(お新香、味噌汁付)」@896円です。
待つこと3分で「新さんま塩焼きと鶏唐揚げ定食」が到着です。
あまりに早いので店員さんに、ちゃんと焼いているの、と聞きましたら、さんまの中はあらかじめIHの遠赤外線でふっくらと焼き上げをし、その後で一定温度で温め置きしておいて、お客さんから注文がきたらバーナーで焦げ目をつけて出しています、とのことです。
納得です。
それでは満を持して3分焼きさんまの実食です。
うん、皮の焦げ目はおいしいです。
しか〜し魚肉はディスるものです。
魚肉全体に平等に温度が行きわたっていなくドリップ(肉汁)こそでていないものの味は焼き立てに比べるとかなり落ちます。
回転率を上げるためには、このような調理方法は仕方ないのでしょう。
唐揚げはまずまずのlevelです。
神田のコスパからするとこの定食はまずまずではないでしょうか。
和テイストのファストフードを希望の方にお勧めです。
で〜もこの3分焼きさんまの再食、私はno thank youであります。
こんな日もあります。