今日は「貴方の嘘が分るのよ♪」です。
私の部門にはベテランの女性もいます。この中で、頭のネジが2〜3本抜けている女史がおりまして、とある飲み会でそのネジ抜け女史が私の眼の前に座りました。
この女史は酒癖があまりよろしくありません。
加えて大言壮語を吐くのですが、ほとんどが自慢話です。
それもご主人の一族が名家みたいで酔うと必ずご主人の家の自慢話になります。
個人的には、嫁いだ先が名家だったというだけで、それ以上それ以下でもないわけなのであり、必要以上に拡散されますと鼻白んできます。
今回も似たような自慢話でした。
ご主人の実家は、名前を聞けば誰でも知っている老舗の天麩羅屋です。
その歴史は古くて、創業は慶應2年との事です。
ちなみにご主人は次男坊で、実家の仕事は手伝わず、倉庫会社で営業をやっています。
彼女の話によりますと、ご主人の母親即ち彼女の義母は、ご主人が亡くなってその息子(長男)に代が変わっても、依然おおいなる権勢を誇っているとの事でして、たまにお店に行きますと相も変わらず睨みを利かせているとの事でした。私はまたかよ、と言う感じで聞いていました。
ここまではよくある話ですが、酔っている人間の自慢話は本当に噴飯物であります。
まして、聞いている私は100%しらふなのですから。
ある時、お客様と会食するにあたり、そのお客様は下町の風情を楽しみながら、老舗天麩羅屋で食事をしたいという希望を言われたので設営の準備を始めました。
個人的には、彼女の実家での会食は夢想だにしなかったのですが、為念、彼女のご主人の実家のHPも見ました。
すると驚くべき事実が判明したのです。
まずご主人の苗字と、事業を継承している老舗天麩羅屋の社長との苗字が一致していません。
要は兄弟なのに長男、次男の苗字が違うのです。
どういう事なのでしょう。
彼女のご主人は、彼女の家に養子に来たわけでもありあませんので苗字は不変です。
それでは創業家が養子をもらうのかと申せば、次男がいますのでそのような珍事はあり得るわけもありません。
そこで悩んだ私は、その老舗天麩羅屋さんの会社名と彼女のご主人の苗字とでググってみましたら、ある項目にヒットしました。
そのサイトとはその老舗天麩羅屋さんの、採用担当の方の苗字が、彼女のご主人の苗字と同じだったのです。
頭の中に?マークでいっぱいになりました。
整理してみますと、彼女のご主人の兄は、老舗天麩羅屋の跡取りではなく、老舗天麩羅屋には採用担当して働いているという事は、このお店の関係者だと思われます。
そこから敷衍できるのは彼女のご主人の母親は、老舗天麩羅屋に嫁いだ方の妹で、何らかの形でその祖業の仕事にかかわっていたというのが正しいのではないかと思います。
そしてその息子はそのご縁でその老舗天麩羅屋で働いているとしたら、全ての辻褄が合ってきます。
ご主人の現在の年齢から演繹しますと、その母親の御年は少なくても85歳超えです。
そんな高齢の方が今でもお店で目を光らせているとすれば、それは化け猫に他なりません(笑)
この仮説が正しいかどうかは分りませんが、かなりトリッキーな名門伝説です。
もしそうであれば、かなりの印象誘導ですよね。
そこまでして、夫の家を自慢したいのでしょうか。
理解に苦しみます・・・
中条きよし うそ
今日は神田に出没です。
今日のお店は、私のお気に入りの「内神田うてな」さんです。
住所: 東京都千代田区内神田1-11-5 カーサ内神田 1F
電話:03-5577-4844
定休日: 日曜日定休 祝日不定休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「日替わり定食」@1,000円です。
定食の内容は、鯛茶漬け、鴨ロース煮、卯の花のトリュフ煮、茄子・青菜浸し、牛蒡胡麻酢和え、チーズカステラ玉子、里芋粉かつお、漬物です。
最近、このお店でランチをいただくのは至難の業となってきました。
どうやら限定数が30食であることが分りました。
仕方ないですよね、二人で仕込みをやっているのですから。
待つこと13分で「日替わり定食」の到着です。
見た目「The和」であります。
まずは鯛茶漬けを頂きました。
鯛美味しです。
想像を超えた鯛の身の弾力にノックアウトされました。
さらに味噌出汁がこれまた美味しです。
鯛は味噌出汁の中で泳いでも美味しいのですね・・・
副菜も美味しいです。
鴨ロース煮はもっと沢山食べたい感ありです。
この鴨ロース煮は類を見ない美味しさです。
里芋粉かつおの里芋は、粉かつおをコーティングしますと別な味わいに変じます。
これは香りでいただきます。
卯の花のトリュフ煮は、洋風ですが和の食べ物みたいな変幻自在の味です。
チーズカステラ玉子も纏めて食べたいですね。
このお店のご主人はチーズを使った和テーストが匠であります。
全て大変美味しゅうございました。
ご馳走さまでした
私の部門にはベテランの女性もいます。この中で、頭のネジが2〜3本抜けている女史がおりまして、とある飲み会でそのネジ抜け女史が私の眼の前に座りました。
この女史は酒癖があまりよろしくありません。
加えて大言壮語を吐くのですが、ほとんどが自慢話です。
それもご主人の一族が名家みたいで酔うと必ずご主人の家の自慢話になります。
個人的には、嫁いだ先が名家だったというだけで、それ以上それ以下でもないわけなのであり、必要以上に拡散されますと鼻白んできます。
今回も似たような自慢話でした。
ご主人の実家は、名前を聞けば誰でも知っている老舗の天麩羅屋です。
その歴史は古くて、創業は慶應2年との事です。
ちなみにご主人は次男坊で、実家の仕事は手伝わず、倉庫会社で営業をやっています。
彼女の話によりますと、ご主人の母親即ち彼女の義母は、ご主人が亡くなってその息子(長男)に代が変わっても、依然おおいなる権勢を誇っているとの事でして、たまにお店に行きますと相も変わらず睨みを利かせているとの事でした。私はまたかよ、と言う感じで聞いていました。
ここまではよくある話ですが、酔っている人間の自慢話は本当に噴飯物であります。
まして、聞いている私は100%しらふなのですから。
ある時、お客様と会食するにあたり、そのお客様は下町の風情を楽しみながら、老舗天麩羅屋で食事をしたいという希望を言われたので設営の準備を始めました。
個人的には、彼女の実家での会食は夢想だにしなかったのですが、為念、彼女のご主人の実家のHPも見ました。
すると驚くべき事実が判明したのです。
まずご主人の苗字と、事業を継承している老舗天麩羅屋の社長との苗字が一致していません。
要は兄弟なのに長男、次男の苗字が違うのです。
どういう事なのでしょう。
彼女のご主人は、彼女の家に養子に来たわけでもありあませんので苗字は不変です。
それでは創業家が養子をもらうのかと申せば、次男がいますのでそのような珍事はあり得るわけもありません。
そこで悩んだ私は、その老舗天麩羅屋さんの会社名と彼女のご主人の苗字とでググってみましたら、ある項目にヒットしました。
そのサイトとはその老舗天麩羅屋さんの、採用担当の方の苗字が、彼女のご主人の苗字と同じだったのです。
頭の中に?マークでいっぱいになりました。
整理してみますと、彼女のご主人の兄は、老舗天麩羅屋の跡取りではなく、老舗天麩羅屋には採用担当して働いているという事は、このお店の関係者だと思われます。
そこから敷衍できるのは彼女のご主人の母親は、老舗天麩羅屋に嫁いだ方の妹で、何らかの形でその祖業の仕事にかかわっていたというのが正しいのではないかと思います。
そしてその息子はそのご縁でその老舗天麩羅屋で働いているとしたら、全ての辻褄が合ってきます。
ご主人の現在の年齢から演繹しますと、その母親の御年は少なくても85歳超えです。
そんな高齢の方が今でもお店で目を光らせているとすれば、それは化け猫に他なりません(笑)
この仮説が正しいかどうかは分りませんが、かなりトリッキーな名門伝説です。
もしそうであれば、かなりの印象誘導ですよね。
そこまでして、夫の家を自慢したいのでしょうか。
理解に苦しみます・・・
中条きよし うそ
今日は神田に出没です。
今日のお店は、私のお気に入りの「内神田うてな」さんです。
住所: 東京都千代田区内神田1-11-5 カーサ内神田 1F
電話:03-5577-4844
定休日: 日曜日定休 祝日不定休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「日替わり定食」@1,000円です。
定食の内容は、鯛茶漬け、鴨ロース煮、卯の花のトリュフ煮、茄子・青菜浸し、牛蒡胡麻酢和え、チーズカステラ玉子、里芋粉かつお、漬物です。
最近、このお店でランチをいただくのは至難の業となってきました。
どうやら限定数が30食であることが分りました。
仕方ないですよね、二人で仕込みをやっているのですから。
待つこと13分で「日替わり定食」の到着です。
見た目「The和」であります。
まずは鯛茶漬けを頂きました。
鯛美味しです。
想像を超えた鯛の身の弾力にノックアウトされました。
さらに味噌出汁がこれまた美味しです。
鯛は味噌出汁の中で泳いでも美味しいのですね・・・
副菜も美味しいです。
鴨ロース煮はもっと沢山食べたい感ありです。
この鴨ロース煮は類を見ない美味しさです。
里芋粉かつおの里芋は、粉かつおをコーティングしますと別な味わいに変じます。
これは香りでいただきます。
卯の花のトリュフ煮は、洋風ですが和の食べ物みたいな変幻自在の味です。
チーズカステラ玉子も纏めて食べたいですね。
このお店のご主人はチーズを使った和テーストが匠であります。
全て大変美味しゅうございました。
ご馳走さまでした