下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

唐人吉華

続 八重洲 唐人吉華

今日は「もっきり」の話です。 
まずは軽くジャブから。

お酒をコップのギリギリまで注ぐと水面が盛り上がりますね。これは表面張力によるものですが、この盛り上がりは冷酒と熱燗ではどのように違うでしょうか?

A冷酒のほうが盛り上がる
B熱燗のほうが盛り上がる
C変わらない


正解は 「冷酒のほうが盛り上がる」です
お酒に限らず、液体の表面張力は温度が高いほど小さくなります。これは温度が低いほど分子がお互いに結びついてじっとしていようとするからです。フライパンに油を引いて加熱すると油がサラサラになるのもこのためです。

もっきり
さてこの画像は居酒屋さんで良く見られる画像です、いわゆる「もっきり」ですね。
もともとは、酒屋等の立ち飲みのお店でコップに並々と注ぐ「もっきり」から来たものです。「盛り切り=もっきり」ですね。
コップ酒の場合は1合+アルファのおまけ的な意味合いでしたが、今の居酒屋さんでは、もっきりグラスには1合も入らないので枡にこぼした時点で1合なんですよね。

私みたいな日本酒好きはこのグラスに注いでもらうこの瞬間が大事で、息をつめてギュッと親の仇を見るかのように睨(にら)みつけています。バイトの店員が万が一グラスのてっぺんで後5mmといったところで手をとめたのならば大騒動になります。
最近は受けの皿の方までがこぼれんばかりについでくれないと“男だろ、気持ちよくいこうぜ”コールがでてしまいます、ちょっと意地汚い。
 
ちなみに貴方のもっきりの飲み方は、先にコップの酒を少し飲んでから升の酒をコップに注ぎ入れる派、それともコップを浮かして先に升の酒を飲んでからおもむろにコップの酒を飲む派、どちらですか?
私は前者です、後者の方の中には升を歯でぐちぐち噛んで木に染みいった酒まで飲もうとしていますので、サスガにね〜って考えてしまうからです、ハイ。

面白画像です。
L滅魏菫

ぬ滅魏菫



今日は同期の新潟支店長のお付き合いで彼の新幹線の待ち時間の間に東京駅近辺で軽飲みしていました。そして締めで入ったお店がこちら「唐人吉華(とうじんきっか)」さんです。

住所:東京都中央区八重洲1-6-16
電話:03-3281-3087
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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今日のオーダー「麻婆豆腐(大辛)」@1,500〜1,600円?(酔っていたので正確に覚えていません)
多分ですよここの「麻婆豆腐」の辛さは日本では三本の指に入るでしょう。
一番目はどこですかって?もちろん横浜Chinatownの 「景徳鎮」さんです。
しかしここ「唐人吉華」の辛さも殺人的です。特に喉への攻撃力が強く、誰もがこの「麻婆豆腐」を一口入れるとむせて咳き込みます
八角の風味が強い点とトウチが多い点が他店では見受けられませんが、特筆すべきはやはり画像でもお分りの様に理性を超えた山椒の量でしょう。
スパイスの辛味・風味の刺激と発酵調味料のコクとがmariageしている麻婆豆腐と言えます。辛い料理の好きな方にはお奨めのお店です。

それでは(^_-)

八重洲 唐人吉華

今日は「高名の木登り」の話です
その昔、木登りの名人がいました。ある時、弟子を高い木に登らせていました。弟子は無事上まで登って、やがて降りて来ることになりました。あと少しで地面だという時、それまで黙っていた名人が「気をつけなさい」と声をかけたのです。周りで見ていた人が不思議に思って尋ねますと、高い木の上では危ないから自分自身で気を付ける、問題はあと少しで降りてしまうという時だ、気が緩んで一番危ない、と述べたという「徒然草」の一節です。

昨日珍しくTVで渡辺謙主演の『刑事一代〜平塚八兵衛の昭和事件史〜』を見ていました。要は「吉展ちゃん誘拐事件」の話ですよね。
この事件が取り上げられる度に「高名の木登り」の話を思い出します。

何故かと聞きますかそれでは以下の引用をご覧ください。
【QOT】
別の窃盗で前橋刑務所に服役していた小原に平塚は新事実をぶつけ自供を迫った。だが、小原は‘のらりくらり‘と話すだけで進展は見られなかった。過去二度の取調べで自信がある小原は「取り調べ期間の10日間を乗り切れば」と思っていた。そんな小原に対して平塚は「お前のオフクロさんは俺に土下座して、保を宜しくお願いします」と言ったんだ。「判るか。てめえが悪党だってことを懺悔したんだ」と小原の前で平塚が土下座して再現した。それに対して小原は「そんな悪党呼ばわりしないでくださいよ。私だって親類のボヤを消し止めて誉められたことがあるんですから」と言った。さらに「だけど日暮里の大火災になったら手がつけられませんよ」と。

平塚「へ〜、お前日暮里の大火災を見たんか」
小原「ええ、山手線の中で見ましたよ」(注:この日暮里大火災は昭和38年4月2日の午後2時頃から深夜にかけて発生した大規模火災であった。平塚も現場に駆けつけている)

平塚「お前、4月2日は郷里の福島にいたとアリバイを主張していたよな。そのお前が何で山手線で火災を見ることができるんだ」。これで小原は完全に落ちた。遂に7月3日午後10時過ぎ小原は犯行を認める自供をした。
【UNQOT】

この日暮里の大火の話は10日間に亘る取調の最終日のしかも最後のところでポ ロットでた話です。多分名刑事平塚八兵衛の過酷な取調べでさすがの小原も精も根も使い果て、思わずでたと思います。歴史にIFはないのですが、これさえ言わなければ小原はこの犯罪から一生逃げおおせたのです。
これこそ本当に9回裏2ストライク3ボールでの逆転サヨナラ満塁ホームランといってよいでしょう。まさにこの時の小原が「高名の木登り」の話そのものですね(笑)
別に小原が残念だったといっているのではなく、この事件の話になると歴史の妙の不思議さを再確認する私がいるのです。

今日のお店久田大吉
昭和19年長崎県生まれ。高等学校卒業後、中国料理人を志す。四川料理の故陳建民氏について四川料理を修業。昭和60年東京・上野毛に「四川料理吉華」を独立開業。ついで、平成5年自由が丘店を開店する。伝統的な四川料理や時代の息吹を感じさせる料理を提供している。とくに、奇をてらわず、「普通の素材」でつくる料理のおいしさに定評がある
の中国四川料理「吉華グループ」の八重洲店、「唐人吉華」ですこのお店、いつも八重洲のビジネスマンの行列が絶えません。

唐人吉華1
お店の外観です。

住所:東京都中央区八重洲1-6-16
電話:03-3281-3087
休日:無休

唐人吉華2
今日の獲物「麻婆豆腐定食」@900です。

唐人吉華3
味ですか・・・ここのお店私の「麻婆豆腐」感からずれています。
一つには挽肉がベチョベチョです。本来はパリパリとなるよう長めに炒めて、香りをだすのですがそのようには作られていません。もしかして作りおきかもしれませんネ。
二つには調味料がパンチ不足。唐辛子、ラー油に頼りすぎ、特にニンニクが少ないように感 じます。
唐人吉華4
最後には山椒の入れすぎです。時々山椒の塊が口に入るのですが、そうなると舌が痺れて他の材料の味が全くしません。
行列店なので沢山のファンがいるのでしょうが、私は辛いだけの「麻婆豆腐」は やはり敬遠してしまいます(ゴメンなさい)

それでは(^_-)
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