今日は「ネタバレ君の名は。」です。
映画「君の名は。」をFBの友達が大絶賛していたので流行に敏感な私はこのメガヒットの映画を観に行ってまいりました。事前に調べましたら、この映画のキーコンセプトは古今和歌集で詠まれている「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」という和歌なのですね。
この歌は、実は小野小町の詠んだ歌なのです。
好きな人を思い続けていたらなんとその人が夢の中目の前に現れたのです。だけれども目を覚まして、それが夢だったときのがっかり感という誰しもが経験したことがあろう恋の気持ちを歌ったものです。
最初は話がしたいなと思う。
そしてもう少し長くそばにいたいなと思う。
すると少し気持ちが高まってこの人を幸せにしたいなと思う。
この人の為なら命なんかいらないと思う、みたいな初心者恋愛入門編から、ロープで繋がった二艘のボートのように、綱を切ろうと思っても、それを切るだけの刃物がどこにもないみたいな熱い感情に昇華していくのですが、いつまでも繋がっていたいという二人が組み込まれた運命により切り離されてしまう・・・
とこのように書けば純愛ものかと思うのですが、その実態は破滅という渦に巻き込まれていく悲恋をSFチックに味付けしたものです。
ストーリーの後半はかなりメビウスの輪的でわかりにくいのですが、美しい映像がそれをカバーしているので気にはなりません。
若い時の夢で、かけがえのない女性に出会い、あともう少しでその愛が成就するという時に、母親の、学校よ、早く起きなさい。遅刻するわよ、と言う声で目が覚めて、今いいところだったのに、と怒ってもう一度寝直したら、続きが見られなかった感じに似ています。
要は「いつまでもこの夢を見ていたい」と感じさせる映画です。
加えて映像の美しさによって東京や飛騨の街を現実以上に美しく変えてしまう手腕には驚かされました。
希望という名のあなたをたずねて 遠い国へと また汽車に乗る あなたは昔のわたしの 思い出、というような感じですか。
9月19日までの累計成績は動員698万79人で興業収入91億473万9,000円です。
まさかの興業収入100億円突破にリーチをかけたみたいです。
アニメキングであるジブリを完璧に追い抜いたといっても過言ではないと思います。
一食抜いても是非観てください。
今日は東京で一番話題騒然な築地市場に出没しました。
今日のお店は「きつねや」さんです。
住所: 東京都中央区築地4-9-12
電話:03-3545-3902
定休日:日曜日・祝日、市場休市日
お店の外観です。
創業以来継ぎ足されてきた八丁味噌ベースの特製ダレでグツグツと煮込まれたモツ
は圧巻であります。
メニューです。
今日のオーダー「ホルモン丼+半熟玉子」@850+@50=900円です。
このお店は昔よく来ました。
過去の記憶で申せば、このお店のホルモン丼は、熱々の丼に大量の七味を真っ赤になるまでかけまわして一気呵成に食う、食う、食うで、即座に腹に収めることを目的にしていました。
美味いか、不味いかと申せば、腹にすっすっと落ちていくので美味いにきまってるじゃねえか的な味わいです。
要は市場関係者のファストフードですからね、早く食べられ、栄養があり、安い事が求められていたのです。
待つこと1分で「ホルモン丼+半熟玉子」の到着です。
見た目美味しそうです。
どんぶりの具は国産牛の小腸、肺、コンニャク他諸々です。
大量のネギをどかすとこんな感じです。
それでは実食です。
ホルモンが柔らかいですね。
八丁味噌が甘からずで結構です。
味ですか・・・
ホルモン丼ですから正直に申せば牛丼の方が美味しいですよ(笑)
で〜も噛みしだく度にパワーが体内に染入っていく感じになります。
ここで美味い不味いは野暮です。
ただただ無心に食べれば、食べ終わった後に、莞爾として笑っている自分がいます。
映画「君の名は。」をFBの友達が大絶賛していたので流行に敏感な私はこのメガヒットの映画を観に行ってまいりました。事前に調べましたら、この映画のキーコンセプトは古今和歌集で詠まれている「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを」という和歌なのですね。
この歌は、実は小野小町の詠んだ歌なのです。
好きな人を思い続けていたらなんとその人が夢の中目の前に現れたのです。だけれども目を覚まして、それが夢だったときのがっかり感という誰しもが経験したことがあろう恋の気持ちを歌ったものです。
最初は話がしたいなと思う。
そしてもう少し長くそばにいたいなと思う。
すると少し気持ちが高まってこの人を幸せにしたいなと思う。
この人の為なら命なんかいらないと思う、みたいな初心者恋愛入門編から、ロープで繋がった二艘のボートのように、綱を切ろうと思っても、それを切るだけの刃物がどこにもないみたいな熱い感情に昇華していくのですが、いつまでも繋がっていたいという二人が組み込まれた運命により切り離されてしまう・・・
とこのように書けば純愛ものかと思うのですが、その実態は破滅という渦に巻き込まれていく悲恋をSFチックに味付けしたものです。
ストーリーの後半はかなりメビウスの輪的でわかりにくいのですが、美しい映像がそれをカバーしているので気にはなりません。
若い時の夢で、かけがえのない女性に出会い、あともう少しでその愛が成就するという時に、母親の、学校よ、早く起きなさい。遅刻するわよ、と言う声で目が覚めて、今いいところだったのに、と怒ってもう一度寝直したら、続きが見られなかった感じに似ています。
要は「いつまでもこの夢を見ていたい」と感じさせる映画です。
加えて映像の美しさによって東京や飛騨の街を現実以上に美しく変えてしまう手腕には驚かされました。
希望という名のあなたをたずねて 遠い国へと また汽車に乗る あなたは昔のわたしの 思い出、というような感じですか。
9月19日までの累計成績は動員698万79人で興業収入91億473万9,000円です。
まさかの興業収入100億円突破にリーチをかけたみたいです。
アニメキングであるジブリを完璧に追い抜いたといっても過言ではないと思います。
一食抜いても是非観てください。
今日は東京で一番話題騒然な築地市場に出没しました。
今日のお店は「きつねや」さんです。
住所: 東京都中央区築地4-9-12
電話:03-3545-3902
定休日:日曜日・祝日、市場休市日
お店の外観です。
創業以来継ぎ足されてきた八丁味噌ベースの特製ダレでグツグツと煮込まれたモツ
は圧巻であります。
メニューです。
今日のオーダー「ホルモン丼+半熟玉子」@850+@50=900円です。
このお店は昔よく来ました。
過去の記憶で申せば、このお店のホルモン丼は、熱々の丼に大量の七味を真っ赤になるまでかけまわして一気呵成に食う、食う、食うで、即座に腹に収めることを目的にしていました。
美味いか、不味いかと申せば、腹にすっすっと落ちていくので美味いにきまってるじゃねえか的な味わいです。
要は市場関係者のファストフードですからね、早く食べられ、栄養があり、安い事が求められていたのです。
待つこと1分で「ホルモン丼+半熟玉子」の到着です。
見た目美味しそうです。
どんぶりの具は国産牛の小腸、肺、コンニャク他諸々です。
大量のネギをどかすとこんな感じです。
それでは実食です。
ホルモンが柔らかいですね。
八丁味噌が甘からずで結構です。
味ですか・・・
ホルモン丼ですから正直に申せば牛丼の方が美味しいですよ(笑)
で〜も噛みしだく度にパワーが体内に染入っていく感じになります。
ここで美味い不味いは野暮です。
ただただ無心に食べれば、食べ終わった後に、莞爾として笑っている自分がいます。