下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

吉原大門

神田 穂のか

今日は「そんなこと誰に聞いたんや!」です
丹後半島の絶景めぐり最後の天橋立観光の帰路の山手線の話です。
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私たち夫婦の前には腕をしっかりと組み合ったバカップルが座っていました。
二人の相貌は美男美女とはかけ離れたものです。
途中、このバカップルの両脇が開いたので、私たち夫婦もその脇に腰をかけました。
特にする事がなかったので、このバカップルの話を聞いていました。
バカップルの男子が最近吉原に出向いたそうです。
そこで吉原の蘊蓄を騙(かた)り出したのです。
吉原は当然のことながら私の守備範囲ですのでしっかりと聞き耳を立てて聞き始めました。

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男子は、昔ね、吉原に大門(だいもん)という門があってね、そのわきに馬肉屋さんがあるんだってさ、と来たもんです。吉原にはダイモンはありません、それをいうならオオモンです。
ダイモンは浜松町にあるのです。

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さら〜に馬肉屋さんではありません。
桜鍋屋の中江さんです。
ちなみに中江さんは大門の脇にはありません。
歩いて800Mくらい離れたところにあります。
その馬肉屋さんの馬肉を食べると精がつくのでさ、吉原に行く人は馬に乗って来てさ、その馬をそのお店でつぶしてもらい、その馬肉を食べてから吉原に行ったんだってさ、というとバカップルの女子は、馬肉だから精がつくかもね。昔の事だから精力剤っていうかそれを売っているドラッグストアなんかないから仕方がないかもね、と答えているではありませんか。
違うと思います。
正しくは、そもそもこの地に「蹴飛ばし屋」ができたのは、馬に乗って吉原を訪れた客が、揚げ代のカタに馬を置いてゆくようになり、馬の始末に困った人々が、つぶして食べるようになったからだとか聞いています。
さら〜に、当時の吉原の周辺の農家は多くの農耕馬を使っており、働けなくなった馬は食べていましたが、当時の老年の農耕馬の肉は固くて美味しくなかったので、多分に「蹴飛ばし屋」に流していたのではなかったのかと臆断しています。
そこで「蹴飛ばし屋」は食べやすいように特製の味噌だれを駆使して舌に合うようにしたのが正しいのではないでしょうか。
那辺は歴史的なエビデンスがありませんので、所謂、a chicken and an egg problemであります。
いずれにしましても乗ってきた馬をその場でつぶして食べていたというのは噴飯ものです。
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この男子はこの話がウケたので、今度は祇園に行った話をしはじめたのですが、祇園には風俗店ばかりで芸舞妓がいないので、祇園も寂れてしまったみたい、と話し始めたのです。
ちなみに祇園にはそのうような一角はありますが、それは祇園のほんの一部ですから。
それを聞いていた女子は、なにが面白くて日本髪の女性と酒を飲むのかしらん。
この間テレビで観たけど、彼女たちって髪洗うのは週に一回なんだって。
臭い頭でお座敷に出ているんだよ。
そんでその匂い取るためにお座敷に上がる前にファブっているんだってさ、と来たもんです。
まぁ確かに洗髪はその通りなんですけれど、そもそも髪結するのが大変なので、仕方なく一週間髪形を持たせるようにしているのです。
匂いはビンツケ油で消臭できているはずです。
いずれにしましても、今の若い人は教養がなさすぎます。
このままだと亡国の徒に成り下がりますよ。
特に馬肉屋の男子は、一体そんなこと誰に聞いたんや!であります。


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今日は神田に出没です。
何やら美味しい立ち食い蕎麦屋さんがあるとかで行っていまいりました。
今日のお店は「十割蕎麦 韃靼 穂のか」さんです。

住所: 東京都千代田区内神田1-15-12 サトウビル 1F
電話番号:03-3518-8102
定休日: 日曜日・祝日

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お店の外観です。

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お店の十割蕎麦の案内です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

きょうのオーダー「田舎そば(300g)+生卵」@500+@100=600円です。
このお店は立ち食い蕎麦なので並んで蕎麦ができるのを待っています。
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待つこと6分で「田舎そば」ができました。
見た目、ほんまもん感横溢しています。

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それでは実食です。
さすが10割蕎麦ですので香りが立っています。
蕎麦のエッジも立っています。
蕎麦は美味しいです。
しか〜し、付け汁がイマイチです。
深みみがありません。
ネギもべシャッとしていていただけません。
どうでしょう蕎麦だけならかなりのレベルです。
このお店は二回目ですが前回も満員でした。
もしかしましたら10割蕎麦の聖地なのかもしれません・・・
次回、三度目の正直にかけますか。

それでは(^_-)

浅草 山口屋

今日は「splashな浅草最終章」です。
年末年始休暇中です。
今日の話は前話の続きです。
「待乳山聖天」様を後にした私達は最終目的地である「吉原」に歩を進めました。

# 山谷掘跡
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山谷掘は音無川と隅田川を結んだ水路で、往事は吉原に通う水路として賑わいをみせていました。
庶民は歩いて、セレブは舟で吉原に遊びに行ったのです。
堀に沿って今戸橋から箕輪浄閑寺にかけて土手(日本堤)がありましたが、関東大震災で削られ、現在は「日本堤」「土手通り」の地名だけが残っています。

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かつてあった橋の親柱です。
言い忘れましたが山谷掘は、現在は暗渠(地下に埋設された河川や水路のこと)です。

# 大嶋屋
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大嶋屋
大嶋屋恩田の創業は、安政元(1854)年です。
現在は六代目がその伝統を守っています。
余談ですが札幌の家には玄関の小上がりのところに赤い弓張提灯×2丁と浮世絵の和凧を壁に飾っていました。
ある日書留を持ってこられた郵便局員の方が、扉を開けて中をのぞき込んだら即座にバタンと閉めた事があります。
不思議に思いその理由を聞きましたら、893の家だと思った、のですって。
郵便局員さんが帰ってから奥様と大笑いしました。

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浅草から700mの日本堤の道行を経て吉原にきた客の多くは、この大嶋屋さんで懐(ふところ)提灯を求めたのです。
そしてここから約500m先の吉原の大門まで、懐提灯で足元を照らしながら向かったのでした。
もうすぐですね、吉原は・・・

# さくら鍋 中江
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1905年(明治38年)創業の老舗です。
味噌ダレを使ったさくら鍋の元祖です。
吉原に20軒以上さくら鍋の店で、現在残っている2軒の一つです。
残りの1軒は中江さんから3間位隣のところにあるのですが賑わい感がありません。
経営の妙ですね。
吉原は周辺に田圃が多かったことから、農作業に必要な農耕馬が多かったのです。
その為にさくら鍋屋が20軒以上もあったのです。
さくら鍋は滋養強壮によいとされ「馬力をつける」の言葉は吉原のさくら鍋を食べることが語源となっていました。
個人的にはさくら鍋はすぐ煮えてしまい、一度硬くなったら美味しくないのです。
従いまして食べるのが忙(せわ)しなくて好きではありせん。
馬肉は刺身が一番美味しいと思います。特にコウネ(たてがみ部分)はデラ美味であります。

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ちなみに隣の「伊勢屋」さんは創業100年を超える江戸前の天丼店です。
昭和2年建造の店舗は戦災で焼けることなく残りました。
デラ盛り天丼で有名ですよね・・・

# みかえり柳
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この柳のあたりで、吉原から帰る客が名残を惜しんで振り返ったのでこの名前が付いたそうです。
現在の柳は6代目だそうです。
この柳を探すことができなかったのです。
2回も見逃していました。歴史上の史跡でこれだけ貧弱のものがあったでしょうか(笑)

# 五十間通り
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土手から吉原の入口である「大門」までの道です・
外から遊郭が見えないように配慮されS字カーブになっています。

# 吉原大門(おおもん)
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大門
吉原の入口です。
江戸の頃は黒塗り木造のアーチ門が有ったそうです。
朝6時に開き、夜10時に閉じられたそうです。

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やっと私達夫婦のゴールです。
約2時間の行程でした・・・

# 花新
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To tell the truth・・・
この日はまだ12月29日なのです。
私のブログは纏め書きなのでこのような事が起きるのです。
吉原大門から帰り際に怪しい喫茶店が多々あり、歩き疲れた奥様が、休もう、休もう、と疲労の秋波を送っています。
私、吉原ソープ街は全く詳しくないのですが、この喫茶店って喫茶の目的ではないのは自明です。
そんなところに夫婦で入りたくもないですし、居るお客さんも迷惑がるでしょうから通り過ごしました。
Ignorance is bliss(無知は至福)だな、と強く思った次第です・・・

閑話休題おはなしはもどりまして
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我家の新年の花です。
百合と薔薇が入ってこの組合せで3000円でっすって、年末なので「花新」さんの大サービスです。
奥様はすご〜く喜んでいました、ハイ。
三越なら軽く8000円越えです、間違いありません!

ということで今日のsweetsは私の大好きな甘辛屋さんです。
浅草で一番コスパあんど美味しいsweetsのお店です。
今日のお店は「山口家本店」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-30-10
電話番号:03-3876-0844
定休日:水曜日

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お店の外観です。

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山口家」
店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「クリームぜんざい」@470円です。
千束まで足をのばしたらsweetsはかならずここです。
ここの甘味はすべて美味しいのです。
実はここのタンメンが絶品だそうです。
いつかいただきませんとね・・・
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待つこと7分で「クリームぜんざい」の到着です。
餡が良く炊けている感じが見た目でもわかります。
それでは実食です。
うん小豆の味が濃厚にします。
甘さは控えめです。
味ですか、とても、すごく、きわめて美味しいです。
同じものをたのんだ奥様も大絶賛です。
梅園、舟和もイケますが、コスパでは太刀打ちできないでしょう。
お奨めの甘味店です。
欠点はすこし浅草(雷門)からは遠いですね・・・

それでは(^_-)
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