今日は「誰がお父さん?」の話です。
種の不厳密性について司馬遼太郎先生は自著「司馬遼太郎が考えたこと」で以下のように述べられています。
娘をもっている親で、若衆が夜這いに来ないようなことなら、親のほうがそのこと を苦にした」ということを高知の西の端の中村で、土地の教育関係の人からきいた。 熊野の山村で、「複数の若衆が行っていて、もし娘さんが妊娠したりするとどうなる のですか」ときいてみたことがある。故老はおだやかな表情で、「そういうときは娘 に指名権があるのです」といった。故老によれば、たれのたねであるかは問題ない、たれもが村の若衆である、たねがたれのものであっても似たようなものだ、という思想が基底にある。娘は、自分の好きな感じの、あるいは将来を安定させてくれそうな若者を、恣意的に指名すればよい。
「司馬遼太郎が考えたこと(南方古俗と西郷の乱)」司馬遼太郎著より転載
このようなことは北方アジアの遊牧民族には決してありえないようです。かれらには骨の信仰がありました。男のたねが子供の骨を作ると信じ、骨が子々孫々へ相続していくと信じていたのです。そういう意味で少なくとも西日本の農村漁村は南方的だと述べています。
このような風習(若衆組)が特に色濃く残っていたのは、鹿児島県、高知県、和歌山県熊野地方のようです。高知県といえば坂本龍馬ですが、彼も夜這いには良く参加していたようですよ、なんとも微笑ましいものですね。
しかし娘さんに夫の選択権があるとか、どうなんでしょうか個人的には女性有利な制度と思っています・・・

相変わらず仕事が忙しくここのところセブンイレブンでおまけにサンデー毎日という日々です。しかし忙中閑ありですか、なんとかblogを続けております、ハイ。
あざみ1
ところでこの女性電車の中で爆睡し完璧に私を枕代わりにしています。こういうとき他の人達はどのように対処するのでしょうか?
1. 迷惑なことをつげて起こす。
2. 触れ合っている部位を駆使してその人の体を起こす。
3. 他の席に移動する。
4. 仕方ないので枕になってやる
皆さん、何処(いずこ)も過剰労働のようでお疲れ様ですweep

ここのところ蒸し暑いですね、ということでサッパリしたものが食べたくてこのお店の暖簾をくぐりました。今日のお店は月島「あざみ」さんです。

住所: 東京都中央区月島4丁目10−11
:03-5560-9347
定休日:日曜日

あざみ2
お店の外観です。

あざみ3
店内の雰囲気です。意外に中が広いのでビックリです。初見参ですが、偶然にも業界の知り合いがいて、昼間だというのに生ビールをガンガンやっていました。
私もつられて頼もうとしたのですが・・・夜の楽しみ、楽しみ(笑)

あざみ4
今日のオーダー「稲庭冷やし五目うどん」@850です。
厨房から聞こえる小気味よい包丁の音、ここの板前さんかなりの腕と拝察しました。
それでは実食です。トッピングは細切ハム、錦糸玉子、ワカメ、大葉、紫蘇、胡瓜、葱、紅生姜の面々です。
麺は腰があって美味しいですが、もう少し冷えていたほうが良かったのでは思います。
出汁(だし)もいいですね。しかしほんの少しのコンタミ(野菜のエグミ)が出汁(だし)に入っており、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くとまでは申しませんが残念でした、ハイ。

それでは(^_-)