今日は「generation gap後編」の話です。
中学校三年生の時の話です。
剣道部の悪友と神田錦町にある南明座(神田最古の老舗映画館)に☆☆映画を見にいこうということになりました。
今では笑い話になるのでしょうが、当時の下町の青少年は何かにつけて競ってrite of passage into adulthood(大人になる為の通過儀礼)を駆け抜けようとした節がありました。
余人よりいち早くそれをなすれば友人達から似非大人としてみなされたのです。
所謂、酒、煙草、喧嘩、異性とのfirst contactです。

私と悪友それほどトンガッタ性格でもなかったのですが、剣道部の先輩達が最上級生になるといち早く☆☆映画を見に行っては後輩達にその武勇伝?を語っていた伝統から、私と悪友も後輩達に対して最上級生の貫目を見せるために行かなければならかったのでした。

当時、☆☆映画を見に行くというのはかなりのhurdleがあります。
一つは18歳未満という制限に対してそれに相応しい体格と相貌を持っていないとモギリのオバさんが切符をきってくれません。したがって15歳なのに18歳という3歳も老けた外見が必要だったのです。
二つは当時の☆☆映画館の中は、不良の巣窟だったので、いつ何時他校の不良学生から喧嘩を売られることもあり、それなりの武闘力を有していることが必要だったのです。

私と悪友は最初の難関即ちモギリのオバさんの審査眼にかなうことを最重要ポイントとしました。その為に来たるXdayにそなえて二人とも髭をそりませんでした。
体格的には私が当時170cmあったのでまずまずですが、悪友は160cm程度でしたのでちょっと不安です。その反対で、相貌的には、私の顔はかなりbaby face(今でも)でしたのでかなり不安ですが、悪友はlook older(今でも)だったのでまずまずでした。
ということで二人の外見はかなり凸凹していたのです。
仕方がないのでdress codeでカバーです。私は父親に、先輩の引越しの手伝いに友達と行くので会社の作業着を貸してよ、と嘘をついて比較的古びた作業着を2着getしました。
後はこの為に伸ばした無精髭と伊達眼鏡の装着です。
これでdress codeは完璧、どこからみてもまごう事なき18歳に変身するこができたのです。

Xdayは凛冽(りんれつ)たる寒波が吹き荒れるクリスマスイブです。
二人は地元から都電に乗り、須田町でおりて、とぼとぼと神田錦町まで歩いて行きました。
途中ウィンドウにうつる姿を見るたびに、まちがいなくうらぶれた職工さん、神田の街を歩く絵図だと自信を深めていったのです。

20分ほど歩くと目的地南明座につきました。
切符を買うのは背の高い私が担うことにしました。いよいよ本番です。
大きな深呼吸を一つして、臍下丹田に力をこめて、生まれてこのかた出したこともない様な低音で、大人二枚、と言ってからおもむろに1,000円札を出しました。
するとモギリのオバさんは、ジロッと私達の体を舐めまわすように見ています。
時間にして2〜3秒くらいたったのでしょうか、モギリのオバさんは、悪いわね、今警察がうるさいんで、念のために生まれた年教えてよ、と言ったのです。
これは当り前ですが、私達の想定問題の中の最初にはいっていたので、即座に実年齢プラス3歳の和暦即ち、昭和▲▲年生まれだよ、と答えたのです。するとオバさんは、私は年寄りなので昭和で言われても分らないのよ、干支でいってよ、と返されたのです。
干支ですか・・・、絶句です、さすがに自分の干支は覚えているものの、そこから三つ上の干支は瞬時にでてきません、仕方がないので出まかせで、俺んちはクリスチャンなので干支は使ってないんだよ、というと、それじゃ困るわね、そっちのお兄さんはクリスチャンじゃないでしょう。干支は何?って今度は悪友に問いかけました。悪友は目を白黒しながらもよくよく考えることはできなかったみたいで、思いついたように適当な干支をいったのです。すると悪友が答えた干支は、正しい18歳の干支とはかなりかけ離れていたようです。
すぐさまオバさんは、こらエロ中坊、ここに来るのは百年早いわよ。こんな☆☆映画見る暇があるんだったら、うち帰って英単語の一つでも覚えてな、と剣突を食わせたのでした。

要は端(はな)からチョンバレだったみたいですね(笑)
これも一つのgeneration gapです・・・


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今日は御成門に出没です。
特にこの画像の慈恵医大さんは我が父親の終焉の地でもあったことより、本当にこの病院には良く見舞いにきていました。実際は見舞もしていたのですが、見舞いの後の兄弟との一杯が楽しみできていたようなところもあります。

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愛宕トンネルです。
愛宕トンネルは、港区愛宕にある愛宕山のほぼ中央を貫通する、見た通り立派なトンネルなのです。

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愛宕神社です。
愛宕山にはNHK博物館と愛宕神社があります。そして桜の名所でもあります。
愛宕神社の説明によれば、海抜二十六メートルは都内随一の高さだそうです。
江戸時代には山頂から房総半島が睥睨できたというview spotだったそうですよ

今日は立ち食い蕎麦の絶巓「そば処港屋」です。
Blogを確認しましたら、4年ぶりの再訪です。

住所: 東京都 港区西新橋3-1-10
電話番号:03-5777-6921
定休日:土曜日・日曜日・祝日

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お店の外観です。

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といってもこの行列がなければ、看板もないので通り過ぎてしまいます。
今日は入店まで22分かかりました。

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店内の雰囲気です。
店主はいつもニコニコしています。
この店主をみていると、多分この人が港区で一番幸せな人なのだろうなといつも思っています・・・

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今日のオーダー「冷たい肉そば」@850円です。
しかし久々に並びましたね。
この料理にありつくまでに32分要しました。

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まずはとり放題の卵と天カスを頂きました。

お蕎麦は十割蕎麦ですか、茹でた蕎麦を水道水で冷やし、上に甘辛く煮しめた牛肉をガテンと載せて、ゴマを振り、最後に黒々とした海苔をたっぷりのせて出来上がりです。
それにたっぷりとしたつけ汁です。ラー油を丼内周部に一回のみかけ回しています。

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それでは実食です。
あいかわらず、盛りが多いですね、こんなにまで盛らなくてもいい様な気がします。
味ですか、しょっぱいですね。かなりつけ汁が濃くて、肉もしょっぱめの味付けでした。
やはりこのしょっぱさには生卵の救援が必要でしたね。
蕎麦は田舎蕎麦的風合でとても美味しいですよ。肉そばの味ですか、充分に美味しいですよ。但し胃の膨満感がありすぎですがね。

正直に申しますと、「そば処港屋」の後沢山出来たinspire店さんとこのお店の味は大きく変わりません。
したがって行列を敬遠する向きはinspire店さんで食べても味わいはたいして変わらないと思います・・・
何で知財かなにかでこのレシピを抑えなかったのでしょうか、やはり“金持ち喧嘩せず”ですかね。

それでは(^_-)