下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

大泉学園 八 My birthday編

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今日は私の遅まきながらの誕生日パーティです。
今回の仕切りは次男です。
次男が選んでくれたお店は、大泉学園の中華の絶巓「八」さんです。
ということで本日はフリネタがない番外編ですが、宜しかったらお付き合いください。

住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

今日の料理は高野シェフのrecommendation(おまかせ)です。
多くのスペシャリテが盛り込まれているはずです。
楽しみです。
それではlet’s get started ! です。

#前菜
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画像の右側は「金糸海月(くらげ)の玉子巻」です。金糸海月はとびきり細く切られています。
真中は自家製チャシューとクルミの飴炊きです。
左側は株の甘酢漬け、白菜の甘酢漬け、茄子の南蛮漬けです。
前菜は鐡板です。特に秀逸なのは自家製チャシューとクルミの飴炊きです。絶品です。

#大根、干し椎茸、鶏肉、クコの実、フカヒレ、金華ハムのスープ IMG_3614
中国では「兵士は銃で戦い、厨師(コック)は湯(タン)で戦う」と言われ、湯(タン)は中華料理の味を決める重要な要素となっているのです。
湯(タン)の持つうま味は、素材のうま味を更に引き立てることが出来ますし、上等な湯(タン)はそれだけで一品料理として成立するのです。
今回のスープは材料を3〜4時間も蒸した手の込んだ一品です。
味ですか濃厚で深みがあり且つキレもあります。
とても秀逸な味です。
心までがほんわかと温まってきました。

#ドライトマトと大根の焼売、上海蟹の蒸し餃子
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両方とも美味しくいただきました。
上海蟹の蒸し餃子は味わい深いですね。
美味しゅうございました。

#鴨のローストと柿のサラダ
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鴨と柿は合うという高野シェフのひらめきによって創られた一品です。
柿は東京御所という最近breakしている人気柿です。
ドレッシングは自家製です。
柿の落ち着いた甘さとジューシな鴨は良くあいます。
まさに相乗効果のなせる一品と称してもよいでしょう。
これは「ほっぺた落ち」です。
ちなみに左半分の空白地帯は私がメモ書きしている間に、次男がすかさず食べてしまった事によりできているのです。

#トマトと玉子の炒めもの
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これは玉子好きの私の為に高野シェフが作ってくれた一品です。
緑色の野菜は百合の蕾です。
トマトの酸味と玉子のまろやかさはとても合うのです。
私のお気入りの料理です。
とても美味しいです。

#大海老、ロブスターマッシュルーム、ジャガイモ、ゴボウのXO醤(エックス・オーじゃん)炒め IMG_3621
本日のスペシャリテです。
画像で紫色にみえますのがロブスターマッシュルームです。
これは外観がロブスターに似ているのでロブスターマッシュルームと言われています。
キノコなのに渋みがあるので良いアクセントになっています。
ジャガイモは「インカのめざめ」です。
「インカのめざめ」の肉質は柔らかで舌触りはかなりなめらかです。
ゴボウは「渡辺早生ゴボウ」です。
「渡辺早生ゴボウ」の肉質は柔らかく内部の空洞もなくみっしりとしていて、食味抜群で馥郁たる香気があります。
これらに海老油、海老子、海老味噌を主体としたXO醤で炒めたものです。
XO(extra old)とはものすごく素晴らしい超高級品ということです。
XO醤は80年代後半に香港ペニンシュラホテルのコックが考え出した調味料のことで、あまりにも素晴らしいできだったのでこの名前を付けたそうです。
味ですか、まさに中華のディズニーランドです。
即ち「夢と美味の王国への誘(いざな)い」であります。
食感の妙が楽しめます。今日一です。

#卵白と蟹の餡かけチャーハン
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これは次男のリクエストです。
とろーりとした白色の餡がエベレストの冠雪を想起させます。
冠雪の下にくるまれているのは、ふんわりと揺れる音が聞こえてきそうなたおやかな味のチャーハンです。
加えて目にも鮮やかな真っ赤な蟹です。
赤は太陽をあらわし、白は純潔をあらわすといわれていますが、ここではこの二色は美味しさのアイコンなのです。
これは理屈抜きで美味しいです。

#デザート
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デザートは小豆とココナッツのプリン、栗のアイス、マーラーパン(馬=中国の蒸しパン)です。
これはシェフの奥様の担当です。
家族でデザートの内容当てをやりました。
私は小豆、次男は栗、奥様は杏、長男は白票でしたが、当てたのは私と次男でした。
味ですかみんな美味しいです。
秀逸なのは小豆とココナッツのプリンです。
多分このプリンは東京の中華デザートの中でもtop3に入るでしょう、自信ありです。

ということで私のbirthday partyは大団円を迎えました。
高野ご夫妻ごちそうさまでした
また本パーティを企画してくれました奥様、長男、次男ありがとう。
大変素敵なプレゼントもいただき重ねてありがとう。
大事に使わせていただきます。
今年も残りわずかですが、悔いのないよう頑張って乗り切りましょう。

それでは(^_-)

大泉学園 八 4th

今日は「ケイコ先輩」です。
中学校一年生から高校三年生まで町道場に通って剣道の稽古に明け暮れていました。
稽古が終って家まで帰る途中には小学校の裏手だというのに、町の角々に立ちんぼ(売春婦)が立っていて、私達中学生に秋波を送ります。
「お兄ちゃん、夜の剣道教えてあげるわよ」と全く意味のわからない掛け声をかけられては、その度に当惑していたのです。立ちんぼ(売春婦)のする事はおぼろげながらわかっていたのですが、問題はたまに見かけるおかまの立ちんぼ、この方々につきましては正直わけがわからなかったのです。
女みたいな格好をしていたので、ある時どこかの酔っぱらいが甘く見てひどいからかい方をしました。
ところがその直後その酔っぱらいは、電光石火の払い越しで地面にたたきつけられ、鼻がヒン曲がったという話を聞いたものですから、要は女装癖のある男ではないか、という結論に至ったのです。

ケイコ先輩
それから 幾星霜、社会人になり取引先の接待で「おかまバー」なるものにも行くようになりました。
といっても当意即妙の会話を楽しみ、カラオケをして、酔っぱらって帰るだけなのですが・・・
とある日カラオケに飽きた後ネタぎれになり、それぞれの高校の校歌を紹介する事になったのです、私の番になりました。私が出だしから歌いだすと、それにかぶせて歌う者がいたのです。最初はマイクのハウリングかなと思ったのですが、そうではなく私の高校の校歌を間違いなく唱和する人間が存在したのです。
誰かと思って目を凝らすと、ケイコさんだったのです。
歌い終わった後、あらためてケイコさんにその略歴を聴きましたら、私の高校のしかもバレーボール部の大先輩だったのでした。かなりクリビツしたのと同時に人生の不可思議な縁(えにし)を感じたのです。

それから一年の月日が流れました。
なにかの拍子で、そのお店に顔を出す事になったのです。
礼儀正しい私の事ですから、件(くだん)の先輩に挨拶をしようとしたのですが、すでにそのお店は辞められたみたいでいませんでした。
ママにその先輩の動静を聴きだしたところ、ケイコは客がつかなくなったので、北へいったんじゃない。売れないおかまは北へ行くのよ。どうしてですって、敗北って字からわかるように「北」という字は人が二人いて背中を向け合っているでしょう。人気を失った、盛りを過ぎた、ということで北へ行くのはおかまの自然の成り行きなのよ。多分札幌あたりじゃないの、と言っていました。

その翌年、私は異動で札幌に転勤となりました。すすきのを酔ってぶらついていましたら、なんという偶然なのでしょうか、前方からケイコさんが夜の世界の格好をして私の方に向かってゆっくりと歩いてきました。私はたまらず、ケイコ先輩〜、と声をかけ手を振りましたら、私の事に気がついたみたいで、あわてて踵(きびす)を返して来た方向に逃げ去っていきました。
ケイコ先輩の慌てふためいた表情だけが目の奥に焼きついていたのですが、それも間もなく消え、ススキのはいつも通りの喧騒の街にもどっていました。
夜の帳(とばり)が降りた札幌の街は四月とはいえまだ寒く、人々はコートの襟を立てて無表情な急ぎ足で私の前を通り過ぎていきました。

みすぼらしいおかま
それからすすきのオミズ系の人からケイコ先輩の事を聴く機会があったのですが、尾羽打ち枯らし、当地では かなりみすぼらしい生活をなされていたようです・・・
おかまと言えどもサービス業です。
栄枯盛衰は必定なのだな、とあらためて思った次第であります。


今日は私の大好きなフラッシュモブです!



今日は大泉学園に出没です。
冷やし中華系が食べたくてお店を探しました。
今日のお店は「八ラーメン」さんです。

住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「冷やし汁なし坦々麺」@980円です。
待つこと10分で「冷やし汁なし坦々麺」の着膳です。
見た目さわやかな清涼感あります。

それでは実食です。
まず驚いたのは麺の冷やし方です。
麺の隅々まで涼感がいきわたっています。
冷やしの涼感を愚直に表しています。
具は野菜を中心にクルミと挽肉をふんだんにかけ回しています。
汁は辛さ控え目な為サラダ感覚で楽しめます。
味ですかとても美味しいです。
これは中華の範疇を超えています。

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ジャスミン茶のシャーベットです。
デザート担当の奥様の作り込みはお見事です・
以前から奥様のデザートのセンスは瞠目しておりましたが、今日のデザートの完成度は高いですね。
特にジャスミン茶のシャーベットの甘さ加減には感動です。
これ以上甘かったら下品ですし、これ以下の甘さだったら物足りなかったでしょう。
見切り寸止めの味わいでした、美味しゅうございました。
大満足のlunchでした。

それでは(^_-)


大泉学園 八 リターンズ

今日は「長男の誕生日」です。
我が家は奥様が偉いのか、子供達ができているのか、家族の誕生日は皆で祝うのがお約束になっています。
そのお祝いは持ち回り幹事の熱意で年々豪華になってきており、支払い担当の私としては嬉しい悲鳴です。
長男は今から20数年前に生れました。
正直初めての子供でしたので、根っからの子煩悩の私はその誕生に狂喜しました。
それに加えて子供好きの亡き父母がとても喜んでくれたので、少しは親孝行の真似ができたのかなと思っています。

私の奥様はとても几帳面な性格です。
几帳面な性格とは単なる奥様の性格外相描写ですので、その是非はそれ以上それ以下のものでもありません。
ちょっと晦渋な文章となりましたが、書いた意図は行間を読んでください。

閑話休題おはなしはもどりまして
几帳面な性格ですよね、長男の予定日が9月20日でしたが生まれる気配は微塵(みじん)もありませんでした。
▲▲(奥様の名前)は几帳面なので、きっちりと予定日に産むよ。出産は体力勝負なので、しっかりとしたものを食べときなよ、ということで前日の夜、おとぼけ夫婦は焼肉を食べに行ったのです。
次の日の朝、まるで計ったように陣痛が始まり、それに呼応して近隣に住んでいた母が初孫の誕生ということで猛然とはりきり始めました。
その後は壊れたジェトコースター状態となりました。
私は会社を早退させられるは、長男は難産でなかなか生まれてこないは、その難産をわけのわからない父が怒り始めるはで、まさにてんやわんや状態の中、家族全員の祝福を受けて長男はこの世に生まれたのでした、でした。

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この日の私は自宅改修の立会をしており終日家におりました。
夕方、次男が帰宅したので、交替してジムに走りに行こうとしたら、ラン靴がありません。
多分改修工事でどこかかに退避したのかなと思っていたのですが、その夜に、カラオケ熱唱後帰宅した奥様が私に、ごめんなさい、▲▲さん(私の事)、探せと言われたラン靴はビニール袋にしまってベランダに置いてあったんだけど、今日間違えてゴミとして出してしまいました。本当にごめんなさい、土下座して謝ります、と懺悔したのです。
捨ててしまったものは仕方ないですが、今まで命の次に大事にしていたラン靴、しかも四足全部ですよ・・・
懺悔を聞いた後の私は、放心状態となり寝込んでしまいました。


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ということで今日は長男の誕生日パーティーです。
今回の仕切りは私です。
そして選んだ会場は、自宅からはすこし遠いのですが大泉学園に忽然と現れた本格中華の名店「八」さんです。
それではパーティー会場にLet’s move on!

住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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まずは「Shall we make a toast?」です。
私は停酒中なのでお酒はあまり興味がなかったのですが、このお店かなりお酒の種類は豊富の様です。
頼んだお酒、私はノンアルコールビール、長男は杏露酒、次男は赤梅酒、奥様は藍苺酒です。

#前菜です。
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1.帆立とオクラの紹興酒漬
2.自家製叉焼、胡桃の飴炊き
3.海月(クラゲ)の頭スモークサーモン巻、パクチーのドレッシング添え
4.苦瓜、生姜、新生姜の甘酢漬
いずもれ手の込んだものです。
My surpriseは「海月(クラゲ)の頭スモークサーモン巻、パクチーのドレッシング添え」です。
多分生れてこの方「海月(クラゲ)の頭」は食したことがありません、所謂初体験です。
なな何ですか、この絶妙な質感は、例えて言えば赤貝から野趣を除き洗練した風情の味わいです。
これは美味しい、bravoです。パクチーのドレッシングが秀逸です。
「自家製叉焼、胡桃の飴炊き」もスゴイ、質感、滋養感が横溢しています。
これだけの叉焼を作れる人が練馬区にいたとは、感嘆の言葉がおもわずもれてきます。
「帆立とオクラの紹興酒漬」は、帆立の甘さを思い切り際立させています、美味しいです。
「苦瓜、生姜、新生姜の甘酢漬」は清涼感を極めるとこのような料理になるのでしょうか
感動の域に達しています。
高野夫妻、前菜からfull slotです、今夜の料理は楽しめそうです

◆スープです。
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冬瓜、干し椎茸、鶏肉、松茸、金華ハム(中国・浙江省の金華地区で生産されるハムの一種)、百合の蕾のスープです。
家族全員この美味しさに放心状態です。
この世に極楽があるとすれば、今でしょ、です。
これはbravoでしょう!

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長男はspecialty itemです。
なな何と幹事(私の事)が大奮発して、長男のスープには「ふかひれ」を入れてもらいました。
「ふかぞり」ではなくて「ふかひれ」ですぞ!
皆の者、フカヒレ様の御前でござるぞ、頭が高い、控えおろう、です。
これは形容のしようがありません、美味しさが付き抜けると、人間の心には「無の境地」が生じます。
どうやら長男は今「悟り」を開いたようです・・・

◆シューマイです。
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外観が黄色が特製シューマイです。
豚肉と干し椎茸が入っています。
質感、肉感ウマウマです。
外観が緑色が蒸し餃子です。
海老とドライトマトが入っています。
中で海老が踊っているのではないですか。
安定感ある美味しさです。

◆鶏のパリパリ揚げです。
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鶏の皮を水飴と酢でcoatingして揚げています。
北京ダックと同じ製法で仕上げているとのことです。
大葉と玉葱のサラダ添えです。
このパリパリ揚げは山椒と塩の調味料につけていただきます。

画像で見てもおわかりのようにテリがすごいです。
全部が飴色です。そして皮はパリパリです。
肉はとてもjuicyです。じっくりと低温で時間をかけて揚げているので骨まで軟らかです。
これはスゴイ・・・
超ウマウマです。秒殺でこの「鶏のパリパリ揚げ」は家族の胃に収納されました。

◆「韓国カボチャと大海老の炒め」です。
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「韓国カボチャ(ズッキーニの様な味わい)と大海老の炒め」には豆苗(とうみょう)、生木耳、海苔ジャン(焼き海苔と生海苔の佃煮)、紅芯大根、セロリ、白あわび茸(エリンギ)が入っています。
この美味しさは天まで突き抜けています。
そしてこの美味しさを表現する言葉が見いだせません。
高野chefは海苔ジャンが入っているため和食tasteに陥りそうなので、意識的に中華風あじわいを心がけたと、いわれていましたが、その出来栄えは大拍手ものです。
白あわび茸が白眉です。感動の一皿です。

◆海老のあんかけ炒飯です。
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卵白のあんかけは高野chefがふんわり感を心がけて作られた一品です。
これは・・・とても、すごく、きわめて美味しいです。
私の炒飯の概念を変えました。まさにamazingです。
家族もこの一品を今日一にしていました。

◆デザートです。
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黒ゴマのプリン、ジャスミン茶のシャーベット、ココナッツの団子(蓮の実の餡入り)です。
これは全て美味しいです。
以前から奥様の律子さんのデザートのセンスは敬畏していましたが、今日のデザートもすごいですね。
特にジャスミン茶のシャーベットの甘さ加減に感動しました。
多分これ以上に甘かったら下品ですし、これ以下の甘さで有れば物足りなかったでしょう。
所謂見切り寸止めの味わいでした、拍手です。

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長男のbirthday plateです。

どうですかこの「八」さんは・・・
高野夫妻の料理の技は、今まさに玉乗りの曲芸師のように弾みにはずんでいるようであります。
このような旬の調理人の料理を味わうのが食べ歩きの醍醐味です。
宜しかったらお立ちより下さい。
ちなみに料金は@4,000円/人(飲み物別)でお願いしました。
お得感ありありですね:D

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この後男組だけで恒例のカラオケにいきました。
そして帰宅した私には冒頭の大大不幸が待ちうけていたのです(悲)

それでは(^_-)

続 大泉学園 八

今日は「風立ちぬ」です。
奥様と宮崎駿監督作品の「風立ちぬ」を観てきました。
久々にアニメを観て感動しました。
突然終わるラストシーンに驚く暇もなく、間髪いれずending rollに切り替わり荒井由美の「ひこうき雲」が流れ出しました。その曲は私のノスタルジーと重なり合って胸にしみいり、劇場が明るくなっても感動に打ちのめされて、しばらく立ち上がることができませんでした。
いい映画です。
これは一食抜いても是非ご覧ください!

ここから先はネタばれですので、まだ観ていない方は食べ歩きネタにskipしてください。
零戦の設計者堀越二郎とイタリアの先輩ジヤンニーカプローニとの同じ志を持つ者の時空をこえた友情。いくたびもの挫折をこえて少年の日の夢にむかい力を尽すふたり。 
大正時代、田舎に育ったひとりの少年が飛行機の設計者になろうと決意する。美しい風のような飛行機を造りたいと夢見る。 
やがて少年は東京の大学に進み、大軍需産業のエリート技師となって才能を開花させ、ついに航空史にのこる美しい機体を造りあげるに至る。三菱A6MI、後の海軍零式艦上戦闘機いわゆるゼロ戦である。1940年から三年間、ゼロ戦は世界に傑出した戦闘機であった。 少年期から青年期へ、私達の主人公が生きた時代は今日の日本にただよう閉塞感のもっと激しい時代だった。関東大震災、世界恐慌、失業、貧困と結核、革命とファシズム、言論弾圧と戦争につぐ戦争、一方大衆文化が開花し、モダニズムとニヒリズム、享楽主義が横行した。詩人は旅に病み死んでいく時代だった。
私達の主人公二郎が飛行機設計にたずさわった時代は、日本帝国が破滅にむかってつき進み、ついに崩壊する過程であった。しかし、この映画は戦争を糾弾しようというものではない。ゼロ戦の優秀さで日本の若者を鼓舞しようというものでもない。本当は民間機を作りたかったなどとかばう心算もない。 
自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである。夢は狂気をはらむ、その毒もかくしてはならない。美しすぎるものへの憬れは、人生の罠でもある。美に傾く代償は少くない。二郎はズタズタにひきさかれ、挫折し、設計者人生をたちきられる。それにもかかわらず、二郎は独創性と才能においてもっとも抜きんでていた人間である。それを描こうというのである。 
この作品の題名「風立ちぬ」は堀辰雄の同名の小説に由来する。ポールーヴァレリーの詩の一節を堀辰雄は“風立ちぬ、いざ生きめやも”と約した。この映画は実在した場越二郎と同時代に生きた文学者堀辰雄をごちゃまぜにして、ひとりの主人公“二郎”に仕立てている。後に神話と化したゼロ戦の誕生をたて糸に、青年技師二郎と美しい薄幸の少女菜穂子との出会い別れを横糸に、カプローニおじさんが時空を超えた彩りをそえて、完全なフィクションとして1930年代の青春を描く、異色の作品である。
「風立ちぬ」パンフレット内「飛行機は美しい夢」より転載




最初はゼロ戦のメーキング映画かなと思って観ていたのですが、そんなことはありませんでした。
この映画は日本の物作りに対する明治以来のpassion(情熱)の歴史を紡(つむ)いだものなのです。
そのpassionが日本を技術立国の道へと歩きださせたのです。
そして日本が欧米の先進諸国に追いつけ追い越せとその夢をおいかけて急な坂道を登りきった時に見たものは我が国の敗戦でした。
最後にカプローニ(イタリアの世界的に知られた飛行機技師)から堀越二郎(主人公)に以下のように問いかけていました
「君の10年はどうだったかね。力を尽くしたかね」
「はい、終わりはズタズタでした」
「国を滅ぼしたんだからな、君のゼロは」
という映画の最後に交わされるこの二人の会話がこの映画のsummaryでしょう。

宮崎監督がこの映画でいいたかったことは「力を尽くしているかね?」です
これは宮崎監督が私淑する堀田善英が随筆集「空の空なればこそ」で引用した旧約聖書の伝道の書の「凡(すべ)て汝(なんじ)の手に堪(たふ)ることは力をつくしてこれを為せ」がもとになっています。
宮崎監督は「力を尽くせという言葉は単純ではあるが胸にささった。堀越二郎も堀辰雄茂インテリ。海外の文献を読み、自分たちが激動の時代のどこにいるかよく分かっていた。
どんな状況であれ職業軍人はその職業の中で精いっぱいやるしかない。
力を尽くしても必ず見返りがあるわけではないが、やっぱり力を尽くしてやったほうがいいんです」と言っています。
そうだと思います。
この映画は時間がないと自覚している人達皆が輝いていて“今を生きている”ということをそれぞれの形で表現しています。
従いましてこの映画の鑑賞後は、それぞれが今“自分が生きている事”の尊さを噛みしめることができるかと思います。
そうなのです、この映画は突き詰めて申せば“超現実肯定”映画なのです。
今の流行りの言葉で申せば“今でしょう”です。
そして皆さんもこの映画を観るのは“今でしょう”です。

個人的にこの映画は堀越二郎と里見菜穂子のlove storyに感動しました。
彼女の短い人生に対する潔い生き方、言い換えれば与えられた時間を精一杯生きるという篤き思いに心が震えました。
そのエッセンスが菜穂子の初夜のシーンです。
ほんの数秒のシーンなのに涙なしでは見られませんでした、本当に切なかった。
菜穂子の気持ちを思うと、悲しすぎます・・・


今日は先日除く次男で行った大泉学園の広東料理店「八」さんの話を家で暇こいている次男にしましたら、次男が喰いついてきました。
ということで今日は間髪いれず「八」さんへ再訪です。

住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日


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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー、
私は「大陸セット(イベリコ豚とナスの味噌炒め+ライス+スープ+小鉢+マンゴームース」900円です。
次男は「海セット(ベビーホタテとチャーシューの炒飯+ライス+スープ+小鉢+マンゴームース」900円です。

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待つこと6分で海セットの到着です。
コスパ良い内容ですね。
小鉢はシューマイです。
肉がみっしりと詰まっていてかつジューシーです。
美味しいですね。
炒飯はあいもかわらず蜜汁叉焼 が光っています。
ベビーホタテも健闘しています。
ただしこれだけご飯量が多いと味付けはもう少し強めの方がありがたいですね。

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待つこと9分陸セットの到着です。
料理が光っていますね。
「イベリコ豚とナスの味噌炒め」は味噌が美味しいですね。
隠し味の中国大陸香辛料が味を深めています。
特にナスがシャキシャキと炒まっていて軽やかです。
ナス美味しさを引き出すためにイベリコ豚が存在しているような感じです。
楽しめる一皿です。

今日の白眉はマンゴームースです。
点心系なので奥様の作品でしょう。
味が深いです。
とても美味しい。
まだ二回だけの訪問ですので性急に断じることはできませんが、もしかして本体料理より別体料理の点心の方がサプライズ多そうですよ・・・

それでは(^_-)

大泉学園 八

今日は「オムニバスの日々」です。
今日は「オムニバスの日々」です。
「オムニバスの日々」は私の日常の雑感を纏めたものです。
宜しかったらお付き合いください。

#じっとこの画像を見続けて下さい・・・
じっと見ていると
I have no idea what's going on.
I think about it for a bit・・・

#河内熟子(かわちじゅくし)
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お菓子のroots柑橘類である事をご存じの方は少ないと思います。
垂仁(すいにん)天皇の命を受けて不老長寿の薬を求めて唐、天竺にいったのが田道間守(たじまもり)です。
その田道間守が持ち帰ったのが「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」、今でいう橘(たちばな)です。
折角、勇んで持ち帰ったものの、その時天皇はすでに身罷(みまかわ)れており、悲しみのあまり、墓前に橘を植え絶食をしたという話が残っています。

そのような歴史の悲話に思いを馳せる事ができる和菓子が仙太郎さんの「河内熟子(かわちじゅくし)」です。
「河内熟子(かわちじゅくし)」は「河内晩柑」という大ぶりなみかんに蓄えられたみずみずしい果汁を糸寒天、甜菜糖、吉野葛で包み込んだ一品です。
特によくよく冷やして食べれば、ほっぺが落ちるくらいに美味しいですよ・・・

夏の乾いた体を癒してくることは間違いありません。
宜しかったら最寄りのお店で求めてみては如何でしょうか・・・
お奨めの和菓子です
お店のHPです。

#会社の先輩の死
会社の先輩が突然亡くなりました。
死因は脳梗塞です。
日夜セブンイレブン(CVSの事ではありませんから)で仕事をしながらもキッチリとイレブンからはあびる様にお酒を飲んでいたのが遠因のようです
いくら柔道で鍛えた体でも脳だけは鍛えられなかったようです・・・

葬儀に行った会社の仲間は皆異句同様に、死ぬには早すぎる、と言っていました。
個人的には、先輩の人生は寿命としては短かったのですが、その人生は濃密であり他の人の一生分は生きたと思っています。
遺族の方の悲しみは幾許(いくばく)のものかと思いますが、先輩は日曜日(土曜日は出勤していた)には日頃の罪ほろぼしなのか、みっしりと家族サービスをしていました・・・
孫の顔を見られなかったのは残念でしょうが、一番可愛がっていたお嬢さんはめでたく華燭の典をあげていますし、ある程度父親の仕事は果たせたのではないかと思っています。

日頃先輩は、成功の反対は、何もしない事だ、と言い続けていて、自らeveryday positiveを心がけていました。
人の死は不公平なくじ引きです。
くじが当ってしまうまでは、全力で生きなくてはいけません。
言い換えれば“死ぬまで生きろ”です。
日頃、電車に飛び込みたいとか広言して命を粗末に考えている人達は、もう少し生きたいと思っている人に寿命を分けてあげてください。


今日は長男が帰省しています。
たまには美味しいものを食べようということで、車でわざわざでかけたのは、大泉学園で最近人気急上昇中の広東料理の名店「八」さんです。

住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
ご主人は赤坂離宮で周富徳さんと一緒に仕事をしておりその後銀座の広東料理の名店を経て新鮮な朝採れ野菜が豊富な大泉学園に転身されたそうです。
奥様も中国料理の名店で点心(デザート)部門をまかされていました。
今大泉学園の地に中国料理の絶巓を極めた二人がこのお店を運営しています。
言い換えれば広東料理の名店が当地ににわかに出現したのです。
ちなみに店名の「八」は、ご主人の強いこだわりで末広がりの「八」から命名されました。
中国ではこのお目出度い意味から中国料理店名にはよく使われるそうですよ・・・

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メニューです。

今日のオーダーまずは点心
「とうもろこしシューマイ」@750円
「ドライトマトとえびの蒸しギョーザ」@750円です。

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「とうもろこしシューマイ」は肉がみっしりとつまっていて且つジュシ―です。
とうもろこしの黄色いアクセントが香りをふくよかにしています。
これはすごく美味しいです。

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「ドライトマトとえびの蒸しギョーザ」は初実食です。
えびのプリプリ感とトマトの酸味がbest matchです。
初夏を彷彿させる一品です。
夏のウマウマです。

麺飯です。
「叉焼炒飯」@900円
「五目あんかけやきそば」@1,000円
「坦々麺」@850円です。

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蜜汁叉焼 (広東式チャーシュー)を主材として作られた炒飯です。
あおりが良いのでご飯のパラパラ感が楽しめます。
味ですか、とても美味しいですよ。
特に蜜汁叉焼 が光っています。
安定感ある一品です。

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「五目あんかけやきそば」は地元朝採り野菜が光る一品です。
麺の揚げ方も完璧、味付けも過不足なく、餡のトロミは光っています。
これはとても楽しめる一品です。
素材そのものの味を楽しみたい方にお奨めの一品です。

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「坦々麺」は本格派です。
本場花椒(ホワジャオ)を使用したスープは辛味の強い味付けになっています。
セサミペーストが香ばしいですね。これは美味しい「坦々麺」の基本です。
白眉は全粒粉(ぜんりゅうふん)を使用した麺です。
モチモチ感あり、歯ごたえもあり、「坦々麺」には一番適した麺だと思っています。
ここの「坦々麺」は東京でもトップレベルでしょう。
夏バテで食欲がない方にお奨めの一品です。

デザートです。
「杏仁豆腐」@400円
「マンゴープリン」@400円です。

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「杏仁豆腐」はトッピングにキウイとブルーベリーです。
とてもトロピカルな一品に仕上がっています。
甘さも過不足なくミルクテーストが味を深めています。
安定の一品です。

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「マンゴープリン」はボリューミーなマンゴーが散りばめられています。
見た目よりマンゴーのエッセンスが濃縮されています。
フルーツデザートの極みの一品です。
挑戦的な一品です。

ということで大泉学園に鄙にも稀なとても素晴らしい広東料理店が出現した事はまちがいないようです。

それでは(^_-)
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