今日は「遊び人考」の話です。 
大学一年生の頃初めて銀座のレストランでアルバイトをしました。
具体的には喫茶部門でしたので、一日に数回コーヒーを立てたり、生クリームを作ったり、注文に応じてコーヒー、紅茶、ココアを出したり、パフェ類を作ったり、こんな感じですか。
特に生クリームはハンドミキサーがなかったので手でホイップしていたのでかなりの重労働でした。
その為か今でも生クリームをみると、当時の記憶が甦ってきてイラッとすることがあります。要はトラウマになってしまったのですね。

そんな中で当時の私が興味を持ったのがレストランで働く人達です。
厨房部門のシェフはそれこそ腕一本の世界ですが、それ以外にも肉、野菜等の食材の調達力、なにかトラブル(作る食材が切れた等)があった時の応用力、コックの配置・勤怠・新規採用等の労務管理力が問われるのでかなりメリハリの利いた人がなっていました。
その一方で喫茶部門は責任者はいたことはいたのですが、シェフみたいな緊張感はなく、コーヒーの立て方や、パフェの果物の配列等には一家言を持っているのですが、基本的には遊び人の方がなっていました。

遊び人、この言葉はいまでは死語となっているかもしれませんが、当時はこの遊び人という言葉が冠された男性はある意味尊敬されていました。
遊び人は、服装はすこし乱れた格好を好みます。蝶ネクタイなどは少し緩めにしたりしています。
遊び人は、煙草をやたら吸います、吸うときには世の中っていうのは何てつまらないんだろうという顔をして煙草を燻(くゆ)らします。
遊び人は頭髪の乱れを絶えず気にします、その為にポケットには必ず櫛を入れています。
遊び人はaccessoryに凝ります、女性に貢がせたと思われるかなり高価な時計、指輪、財布をもっています。特に指輪にはかなり気を使っています。
遊び人はイイ男しかいません。
そして遊び人は女性にモテます。だから遊び人なのです。

特に私がいた銀座のレストランの喫茶の責任者はモテました。
店で働く女性はかなりの確率でその責任者に秋波を送っていました。
また夕方になるとその責任者の女友達(貢がせ人)もやたらきます。
今思い返してもかなりの女性がその責任者の周りに群がっていました。

当時大学生だった私はなんでこの責任者がこんなにモテルのかすごく興味をもっており、その一挙手一投足を観察していたのでした。
そしてこの責任者がモテルのは、その話術そしてそれに立脚する振る舞いにあることに気がついたのです。
具体的にはその責任者がモテル理由は以下のことでしょう。
#女性とやたらと話をする。内容はどうでもいいことだが相手の女性におこった出来事を主に聞く様に心がけている。
#女性の相談ごと、悩み事は極大な親密さで聞いてあげる。そしてそのtroubleshootingが自ら可能な場合は即座に対応してやる。できない場合でも代替案をみつけて親切さを植え付ける。
#一見話を聞いている女性を尊重しているかの様に見えるが、相手が気が付かないうちにいつのまにturnoverして会話の主導権を握っている。
#女性の心理と好みを会話の中で瞬時に掴み、これを踏まえて自分が持っているオトシの技術を総動員して相手を虜(とりこ)にしている。
#楽して貢がすことができると判断した女性は絶対に逃さない。しかし不細工な女性は避ける。

この責任者は不細工な女性に貢がせる遊び人をとことん馬鹿にしていました。
今に置き換えるとこの責任者はホストの元祖みたいな感じですが、大きな違いはすべて素面で行われるのと、繰り返しになりますが不細工な女性はとことん排除するという美学ですか。すごいものです。
今その責任者が何をしているのかは知りませんが、もし水商売でなくて実業の世界で営業をしていたら、その熱心さ人心掌握の旨さからかなりの成績を残したのではないかと思いを馳せる今日この頃であります。


トリックアートとは、主に「平面的に描かれた絵画であるにもかかわらず、一定の角度から見たときのみ3Dに見えるようなアート」のことである。しかし今回のトリックアートは通常のレベルをはるかに超えているのだ。ギリギリまでズームしてもどう見ても立体なものがそこにあるようにしか見えない。ところが角度をかえると・・・



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今日は銀座に出没です。
有楽町のガード下界隈、大学の時に入り浸っていました。
特に「八起」さん、ここのコブクロ炒め、チャーメンは200食は軽く食べています。
ということで今日のお店は「紅鹿舎(べにしか)」さんです。
ここの喫茶の店員さん見ていたら今日のフリネタに繋がったのです。

住所: 東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル 1F
電話:03-3502-0848
営業時間:無休

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お店の外観です。
実はこちら、誰もが知る「ピザトースト」の元祖と言われているのです。ピザがまだ高価だった頃、小遣いの少ないサラリーマンにも、ピザを低価格で食べてもらいたいと、オーナー・村上節子さんが「ピザトースト」を考案しました。
濃厚チーズがとろける絶品メニューは、全国に広がったそうですよ。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

店内に入るとまさにold喫茶店です。
今でもこのようなお店が、しかも有楽町に存在していたのですね。

今日のオーダーは「元祖ビザトーストランチセット(玉子、バナナ、ドリンク付)」@900円です。

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待つこと9分で玉子とコーヒーが到着です。
コーヒーはafterにして欲しかったのに勝手にもってきてもう・・・
玉子はなぜか美味しかったのです、茹で方が上手なのでしょうか、それとも玉子が良いのか?

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待つこと21分で元祖ビザトーストの到着です。
しか〜し時間がかかりすぎですね。ビザトーストを焼くのに21分もかかったのですか。
ピザトーストの具はサラミ、マッシュルーム、たまねぎです。
カイエンペッパー(Cayenne pepper)の赤色が食欲をそそります。
それでは実食です。
美味しいじゃないですか、チーズが濃厚です。
これは美味しいですねあんど懐かしい味です。
昔のピザトーストはこのような味わいです。
口が飽きてきたので付け合わせのバナナを頂きましたら、な何と完熟バナナでした。
さらに口内がドロドロになってしまい、これには参りました。
有楽町ですからコスパは悪いものの、この元祖ビザトーストは一回は食べておく価値があるものだと思います。

それでは(^_-)