今日は「掏摸」の話です。
16日まで行われた江戸三大祭りの一つ、浅草神社(東京都台東区)の三社祭の会場周辺でスリを働いたなどとして、警視庁捜査3課は窃盗や窃盗未遂の現行犯で男女3人を逮捕した。このうち、男女2人はそれぞれ数十年、スリを繰り返しており、捜査員に「ケツパーの三ちゃん」「声掛けのタマちゃん」の通称で呼ばれていたという。
窃盗や窃盗未遂の現行犯で逮捕されたのは台東区日本堤の無職、三戸康司容疑者(70)▽八王子市東浅川町、同、佐賀井タマ子容疑者(69)ら3人。
同課の調べによると、三戸容疑者は15日午後1時20分ごろ、台東区浅草の金竜山浅草寺境内で、男性会社員(61)のズボンの尻ポケットから現金8千円などが入った財布を抜き取った疑いが持たれている。
同課によると、三戸容疑者は昭和31年ごろから同様の手口で犯行を重ね、財布を示す隠語「パー」にかけて「ケツパーの三ちゃん」と呼ばれていた。スリの相手を物色する際、ポケットの外から手を軽く当て、感触で財布などに入った金額を判断していたという。
一方、佐賀井容疑者は15日午後3時55分ごろ、同区浅草のバッグ店内で買い物をしていた女性(74)に「そのカバン良いですね」と声をかけて気をひき、女性が左肩にかけていたバッグから金品を抜き取ろうとした疑いが持たれている。
同課によると、佐賀井容疑者の通称は犯行の特徴から「声掛けのタマちゃん」。祭りの警戒中に犯行を目撃した女性捜査員に「タマちゃん、ダメじゃない」ととがめられると、「今日はやらないつもりだったのに、私はばかだね」と素直に犯行を認めたという。
同課によると、両容疑者は共に、「生活保護だけではやっていけない」と動機を供述しているという。
5月17日「産経新聞」より転載
エッ掏摸をしている方ってまだいたのですね!
子供のころ、掏摸の方は良くいました、酒好きの亡父はたまに酔っては掏られていました。私も新宿のションベン横町で大酒を飲んでいたらケツパーされ手元不如意になり帰宅できず愕然としたことがあります。
昔入谷鬼子母神の朝顔市は掏摸の競技会だったようで全国の掏摸が集まりその妙技を競ったとのことです。
掏摸といえばやはり「仕立屋銀次」さんでしょう、彼は歴史上最大の掏摸の元締めでした。彼の逮捕には二個小隊の警察隊が動員されました。
銀次さん逮捕のきっかけは「金時計事件」と呼ばれる事件です。元新潟県知事の男性が市電の中で金時計を紛失します。伊藤博文から贈られた大切な記念の品とのこと。元知事は、「スリの親分に頼めば返してくれると聞いている、頼んでみてくれ」と被害届に百円札を添えて赤坂署に提出しました。
赤坂署の署長は、当時1,500人ほどいた東京のスリに君臨する二大巨頭、仕立屋銀次と湯島の吉に出頭を求めます。署長さんは、元知事に恩を売り、当時の最高権力者伊藤博文にゴマをするつもりだったのかもしれません。
しかし仕立屋銀次は出頭しませんでした。出世の機会と面目を失いそうになった署長さんは怒り、部下を率いて日暮里村で上述の逮捕劇となったのですね。
参考文献「町人思案橋・クイズ集」
今日のお店は「グリル ワンチーフ」さんです。
住所: 埼玉県川口市上青木1丁目5-6
電話:048-257-7747
定休日:不明
お店の外観です。
メニューです。
店内の雰囲気です。このお店は店名の通りご主人と奥さんの二人で切り盛りしているこじんまりしたお店です。
今日のオーダーは「親子丼+味噌汁+コーヒー」@680です。
味ですか少し濃い味付けですが、美味しいですね。鶏肉もかなり入っていて満足です。卵もトロトロで結構です、これで@680なら大満足です。
ちなみにこのパチリは「大人の週末」親子丼64店覆面ランキング第一位になりました「辰の字」さんの親子丼です。
この画像は「銀座の甚平喰い倒れ日記」さんより転載
個人的には親子丼ってそこそこの調理人が作れば味に差が無いようにおもえるのですが、一度機会を作ってその差を確認するために訪問してみる予定です。
16日まで行われた江戸三大祭りの一つ、浅草神社(東京都台東区)の三社祭の会場周辺でスリを働いたなどとして、警視庁捜査3課は窃盗や窃盗未遂の現行犯で男女3人を逮捕した。このうち、男女2人はそれぞれ数十年、スリを繰り返しており、捜査員に「ケツパーの三ちゃん」「声掛けのタマちゃん」の通称で呼ばれていたという。
窃盗や窃盗未遂の現行犯で逮捕されたのは台東区日本堤の無職、三戸康司容疑者(70)▽八王子市東浅川町、同、佐賀井タマ子容疑者(69)ら3人。
同課の調べによると、三戸容疑者は15日午後1時20分ごろ、台東区浅草の金竜山浅草寺境内で、男性会社員(61)のズボンの尻ポケットから現金8千円などが入った財布を抜き取った疑いが持たれている。
同課によると、三戸容疑者は昭和31年ごろから同様の手口で犯行を重ね、財布を示す隠語「パー」にかけて「ケツパーの三ちゃん」と呼ばれていた。スリの相手を物色する際、ポケットの外から手を軽く当て、感触で財布などに入った金額を判断していたという。
一方、佐賀井容疑者は15日午後3時55分ごろ、同区浅草のバッグ店内で買い物をしていた女性(74)に「そのカバン良いですね」と声をかけて気をひき、女性が左肩にかけていたバッグから金品を抜き取ろうとした疑いが持たれている。
同課によると、佐賀井容疑者の通称は犯行の特徴から「声掛けのタマちゃん」。祭りの警戒中に犯行を目撃した女性捜査員に「タマちゃん、ダメじゃない」ととがめられると、「今日はやらないつもりだったのに、私はばかだね」と素直に犯行を認めたという。
同課によると、両容疑者は共に、「生活保護だけではやっていけない」と動機を供述しているという。
5月17日「産経新聞」より転載
エッ掏摸をしている方ってまだいたのですね!
子供のころ、掏摸の方は良くいました、酒好きの亡父はたまに酔っては掏られていました。私も新宿のションベン横町で大酒を飲んでいたらケツパーされ手元不如意になり帰宅できず愕然としたことがあります。
昔入谷鬼子母神の朝顔市は掏摸の競技会だったようで全国の掏摸が集まりその妙技を競ったとのことです。
掏摸といえばやはり「仕立屋銀次」さんでしょう、彼は歴史上最大の掏摸の元締めでした。彼の逮捕には二個小隊の警察隊が動員されました。
銀次さん逮捕のきっかけは「金時計事件」と呼ばれる事件です。元新潟県知事の男性が市電の中で金時計を紛失します。伊藤博文から贈られた大切な記念の品とのこと。元知事は、「スリの親分に頼めば返してくれると聞いている、頼んでみてくれ」と被害届に百円札を添えて赤坂署に提出しました。
赤坂署の署長は、当時1,500人ほどいた東京のスリに君臨する二大巨頭、仕立屋銀次と湯島の吉に出頭を求めます。署長さんは、元知事に恩を売り、当時の最高権力者伊藤博文にゴマをするつもりだったのかもしれません。
しかし仕立屋銀次は出頭しませんでした。出世の機会と面目を失いそうになった署長さんは怒り、部下を率いて日暮里村で上述の逮捕劇となったのですね。
参考文献「町人思案橋・クイズ集」
今日のお店は「グリル ワンチーフ」さんです。
住所: 埼玉県川口市上青木1丁目5-6
電話:048-257-7747
定休日:不明
お店の外観です。
メニューです。
店内の雰囲気です。このお店は店名の通りご主人と奥さんの二人で切り盛りしているこじんまりしたお店です。
今日のオーダーは「親子丼+味噌汁+コーヒー」@680です。
味ですか少し濃い味付けですが、美味しいですね。鶏肉もかなり入っていて満足です。卵もトロトロで結構です、これで@680なら大満足です。
ちなみにこのパチリは「大人の週末」親子丼64店覆面ランキング第一位になりました「辰の字」さんの親子丼です。
この画像は「銀座の甚平喰い倒れ日記」さんより転載
個人的には親子丼ってそこそこの調理人が作れば味に差が無いようにおもえるのですが、一度機会を作ってその差を確認するために訪問してみる予定です。