今日は「京都スタイル」の話です。
「この苺、甘くないなあ、いつも買(こ)うてるのにこんなん売らはって。今度文句いわなあかん」と京都の知人はいう。
東京にいた頃の私なら、いつも買ってる店だからこそ「いわないでおこう」になっていたはずだ。
些細なことだけれど、些細な表現の積み重なりが生活であり、内面を形作る。何事にも主体的な京都人は、おそらく東京の人間より他者から愛される必要を感じていないのだろう。だから他人に惑わされにくく、逆に堂々と批判をする。
京都人は、揺るがずに「自分が一番」なのだ。
自分の喜びのために周りの人間がいて、日々の生活がある。はんなりとした表情の裏には、生命力旺盛な野生的精神があふれている。
京都スタイルとは、五感と自己肯定感に裏打ちされた野生のスタイルだ。
日本の中に「京都」があってよかった。
【京都スタイル 甘利君香著】より転載
久々に読後感悪い小説を読んでしまいました。この作者は東京から京都に移り住んで10数年、そこで京都が1200年を超す長い年月を掛けて作られた、信じがたい、ローカルルールに慣れていくプロセスを書きしるたものです。本人が嫌々慣れてきたこのローカルルールは、結果的に京都人のライフスタイルを表現したもので、それを知悉した私はスゴイのよ、という様に読めたのです。
私的には、京都が大いなる都ではなく大いなる鄙であることは分かったのですが、このようにアザトクすりかえられると、嫌なら書くな、褒めるなよ、と言いたいところでした。

今日は下町ビギナーさんと人形町に特攻です・・・前回も確か人形町でしたネ
今日のお店は、飲んだ後の締めで入った人形町は明治座御用達「翁庵」さんです。

住所: 東京都中央区日本橋人形町2-26-9
電話番号:03-3666-7656
定休日:土曜日、日曜日、祝日


翁庵1
お店の外観です。

翁庵2
店内の雰囲気です。お姉さんノースリーブで寒くないのですか(笑)

翁庵3
メニューです。

翁庵4翁庵5
締めで飲んだ、焼酎「白雪郷」です。これ馬鹿美味です。お酒の強くない下町ビギナーさんも締め飲みだというのにクイクイと盃をすすめていました。

翁庵6
今日のオーダー「ネギせいろ」@750です。

翁庵7
蕎麦自体は細切り気味の繋がりのよい比較的腰のある蕎麦です。もともとこの「ネギせいろ」は天カスだけでしたが、店主がサービスで肉厚のイカに変えたのですが、値段は上げなかったという見上げた一品なのです。
しかしかかし、この蕎麦不思議です。イカ天は熱々、蕎麦はよく冷水洗いしてシャキシャキ、でもつけ汁は熱々、そして山葵で食べる、これってオカシクないですか。つけ汁の熱々はこのメンバーにはそぐわないでしょう。さらに麺は細切ですから、食べているうちからすぐにふやけてしまいます。仄聞するに、ここのイカ天はこの熱々つけ汁にどっぷり浸し、て、ご飯の上に乗せて天丼風に食べるのが明治座のお約束とか・・・その為なのですかね、つけ汁が熱いのは?
味ですか、蕎麦以外はとても美味しかったですよ、蕎麦だって即に伸びなければイケます。
白眉はつけ汁でしょう。これは合格合格合格合格です。堪能しました。味醂、昆布、鰹節、なにが良いのでしょうか、好きな味付けです。天麩羅も美味しくあがっていましたし、肉厚のイカも結構でした。
人形町に老舗の名店ありですね

それでは(^_-)