今日は「聞くは一時の恥、聞かぬは失敗の始まり」の話です
ここのところ公私に亘り忙しい中、猛暑の影響もあり少し疲れています。
疲れを感じた時には「好きなものを食べろ」です。
という事で私の大好物の「府中焼き」を食べに行きました。
今日は、話し相手の大将はお休みです。
話し相手がいないので、ボーっと「府中焼き」が焼き上がるのを黙視していました。
子供の頃からものができ上がるのを見るのは好きでした。
ましてこのような定型的なものができ上がるのは特段のサプライズもないのでひっそりと見ているだけで心休まります。
生地・キャベツ・麺・卵を重ねていく過程の中で、卵を入れる前処理として大きな窪みを作るのですが、そこに卵ではなく天かすが投入されたのです。
「弘法も筆の誤り」、「上手の手から水が漏る」、イヤイヤこれは大好きな玉子を忘れたので「画竜点睛を欠く」と言いきっても良いでしょう。
普通、このような場合は即座に、もしかして卵入れ忘れているのでは、と必ず聞くのですが、上述のとおり疲れのせいで聞く気力すらおきませんでした。
仕事でもミスする時はこのように聞かなければいけない時に間髪入れずに聞かなかった時におきます。
最近はかなりふてぶてしくなっているのでこのような事は100%ありませんが、若いころは良くありました。
ビジネスでは「聞くは一時の恥、聞かぬは失敗の始まり」なのであります。
最初は卵×1個で細かい事いうなよ、という声が頭を支配していたのですが、その内、お前らしくないな、今、すぐ聞けよ、という声が立ち上がってきました。
そうはいっても、天かすの上はすでに生地で蓋をしてるぜ。
もし確認するとしたらこの「府中焼き」を半割りしないと「卵の有り無し」はわからないな。
折角ここまで作ったのに、もし玉子が入っていなかったらどうするんだ。
かなり格好悪いぜ。
男だろ、卵×1個くらい無くたって死にはしないよ、という声がしたので、おっしゃるとおり、と応えましたら頭の中から言い争いは消え去りました。
しばらくしましたら美味しそうな卵なしの「府中焼き」ができ上がりました。
外観では「卵の有り無し」は分りません。
もし中身が知りたいのであれば非破壊検査に持ち込まなければなりません。
すると鳴き止んでいた心の声が、食べる前に「卵の有り無し」を確認しろよ、とかなり大きな声で叫び始めました。
すると、そんなことしたら「府中焼き」がグチャグチャになっちゃうだろ。
精魂こめて作った焼き方に失礼だろ、という声が立ち上がったのです。
で〜も、食べ終わってからやはり無かったんだ、では今度は自分が納得しないんじゃないの。
自分のミスなんだから、最初にケジメろよ、という声がさら〜に大きな声で叫びました。
私は「五月蠅いな」と思いながら「府中焼き」の解剖実験を始めました。
腑分けをしながら、疑問を持ったらすぐに聞けばよかったんだ、と漆黒の反省の空気に包まれました。
半分の腑分けが終わりそこには卵はありませんでした。
そしてその片割れに黄色い固まりがあったので卵かとおもって食べましたら、やけに黄色い単なる天かすでした。
こうなると「府中焼き」を食べているのか「玉子発掘」しているのかわからなくなってきました。
一体全体なにをやっているだろう、と思うとさら〜に惨めな気持ちに苛まれてきました。
天に向かって大きなため息をつくと、かなり疲れている自分がいました。
ここまで探してなかったのだからもういいよ。
フィニッシュテープはキレイに切ろうぜ、と頭の声が言ったのと同時にもう一つの声が、焼き方さんに冗談ぽく、今日の「府中焼き」には卵が入ってなかったね。
イヤイヤ、作り直せと言っているんじゃないよ。
珍しいよね、と言って笑い飛ばせば気が済むんじゃないの、と言い始めました。
すると片割れが、勝負は下駄をはくまでわからないぜ。
もしかしたら土壇場で出てくることもあるぜ。
折角ここまで我慢したんだから、最後まで手の内を見せるな!と大きな声で私を怒鳴りつけました。
私も、その通りだね。
その言葉は食べ終わるまで使わないよ、と答えたのです。
とうとう最後の固まりになりました。
一体全体なにしにきたんだろ、と思って最後の固まりをヘラで半割すると・・・
そこには小さく縮まった卵が、見つけるのが遅いよ、と笑いながら黄色い口を開いて私に声をかけました。
この顛末に驚きながらも、私は卵に対して、最後まで隠れていてくれてありがとう。
本当にいい勉強になったよ、と言って莞爾として笑ったのです。
愁眉を開くとはまさにこの事だと思って、テーブルの上の生ぬるい水を一口飲みほして、席を立ち伝票を持ってキャシアーの方に歩いて行ったのでした。
こんなメンタルの日もあります。
「やめちまえ!」暴言を吐くキ●ガイに負けずに路上ライブをやる姿に勇気ある男性が起こした行動
今日は私の青春の蹉跌が無尽蔵に堆積している三田に出没です。
今日のお店は「京屋そば店」さんです。
住所: 東京都港区芝5-12-9
電話番号:03-3451-5828
定休日:日曜日、祝祭日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ミニとまと丼セッ(かけ)」@780円です。
座るやいなやお茶がでてきました。
待つこと5分 「ミニとまと丼セッ(かけ)」が到着しました。
なんとも色鮮やかな定食です。
それでは実食です。
肉そぼろの辛みとトマトの甘さがベストマッチです。
これは美味しいです。
考案した方はセンスが良いですね、
もりも安定した味わいです。
これまた美味しいです。
このお店に来ますとなぜかほっとします。
お店の雰囲気が昭和だからでしょうか・・・
ここのところ公私に亘り忙しい中、猛暑の影響もあり少し疲れています。
疲れを感じた時には「好きなものを食べろ」です。
という事で私の大好物の「府中焼き」を食べに行きました。
今日は、話し相手の大将はお休みです。
話し相手がいないので、ボーっと「府中焼き」が焼き上がるのを黙視していました。
子供の頃からものができ上がるのを見るのは好きでした。
ましてこのような定型的なものができ上がるのは特段のサプライズもないのでひっそりと見ているだけで心休まります。
生地・キャベツ・麺・卵を重ねていく過程の中で、卵を入れる前処理として大きな窪みを作るのですが、そこに卵ではなく天かすが投入されたのです。
「弘法も筆の誤り」、「上手の手から水が漏る」、イヤイヤこれは大好きな玉子を忘れたので「画竜点睛を欠く」と言いきっても良いでしょう。
普通、このような場合は即座に、もしかして卵入れ忘れているのでは、と必ず聞くのですが、上述のとおり疲れのせいで聞く気力すらおきませんでした。
仕事でもミスする時はこのように聞かなければいけない時に間髪入れずに聞かなかった時におきます。
最近はかなりふてぶてしくなっているのでこのような事は100%ありませんが、若いころは良くありました。
ビジネスでは「聞くは一時の恥、聞かぬは失敗の始まり」なのであります。
最初は卵×1個で細かい事いうなよ、という声が頭を支配していたのですが、その内、お前らしくないな、今、すぐ聞けよ、という声が立ち上がってきました。
そうはいっても、天かすの上はすでに生地で蓋をしてるぜ。
もし確認するとしたらこの「府中焼き」を半割りしないと「卵の有り無し」はわからないな。
折角ここまで作ったのに、もし玉子が入っていなかったらどうするんだ。
かなり格好悪いぜ。
男だろ、卵×1個くらい無くたって死にはしないよ、という声がしたので、おっしゃるとおり、と応えましたら頭の中から言い争いは消え去りました。
しばらくしましたら美味しそうな卵なしの「府中焼き」ができ上がりました。
外観では「卵の有り無し」は分りません。
もし中身が知りたいのであれば非破壊検査に持ち込まなければなりません。
すると鳴き止んでいた心の声が、食べる前に「卵の有り無し」を確認しろよ、とかなり大きな声で叫び始めました。
すると、そんなことしたら「府中焼き」がグチャグチャになっちゃうだろ。
精魂こめて作った焼き方に失礼だろ、という声が立ち上がったのです。
で〜も、食べ終わってからやはり無かったんだ、では今度は自分が納得しないんじゃないの。
自分のミスなんだから、最初にケジメろよ、という声がさら〜に大きな声で叫びました。
私は「五月蠅いな」と思いながら「府中焼き」の解剖実験を始めました。
腑分けをしながら、疑問を持ったらすぐに聞けばよかったんだ、と漆黒の反省の空気に包まれました。
半分の腑分けが終わりそこには卵はありませんでした。
そしてその片割れに黄色い固まりがあったので卵かとおもって食べましたら、やけに黄色い単なる天かすでした。
こうなると「府中焼き」を食べているのか「玉子発掘」しているのかわからなくなってきました。
一体全体なにをやっているだろう、と思うとさら〜に惨めな気持ちに苛まれてきました。
天に向かって大きなため息をつくと、かなり疲れている自分がいました。
ここまで探してなかったのだからもういいよ。
フィニッシュテープはキレイに切ろうぜ、と頭の声が言ったのと同時にもう一つの声が、焼き方さんに冗談ぽく、今日の「府中焼き」には卵が入ってなかったね。
イヤイヤ、作り直せと言っているんじゃないよ。
珍しいよね、と言って笑い飛ばせば気が済むんじゃないの、と言い始めました。
すると片割れが、勝負は下駄をはくまでわからないぜ。
もしかしたら土壇場で出てくることもあるぜ。
折角ここまで我慢したんだから、最後まで手の内を見せるな!と大きな声で私を怒鳴りつけました。
私も、その通りだね。
その言葉は食べ終わるまで使わないよ、と答えたのです。
とうとう最後の固まりになりました。
一体全体なにしにきたんだろ、と思って最後の固まりをヘラで半割すると・・・
そこには小さく縮まった卵が、見つけるのが遅いよ、と笑いながら黄色い口を開いて私に声をかけました。
この顛末に驚きながらも、私は卵に対して、最後まで隠れていてくれてありがとう。
本当にいい勉強になったよ、と言って莞爾として笑ったのです。
愁眉を開くとはまさにこの事だと思って、テーブルの上の生ぬるい水を一口飲みほして、席を立ち伝票を持ってキャシアーの方に歩いて行ったのでした。
こんなメンタルの日もあります。
「やめちまえ!」暴言を吐くキ●ガイに負けずに路上ライブをやる姿に勇気ある男性が起こした行動
今日は私の青春の蹉跌が無尽蔵に堆積している三田に出没です。
今日のお店は「京屋そば店」さんです。
住所: 東京都港区芝5-12-9
電話番号:03-3451-5828
定休日:日曜日、祝祭日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ミニとまと丼セッ(かけ)」@780円です。
座るやいなやお茶がでてきました。
待つこと5分 「ミニとまと丼セッ(かけ)」が到着しました。
なんとも色鮮やかな定食です。
それでは実食です。
肉そぼろの辛みとトマトの甘さがベストマッチです。
これは美味しいです。
考案した方はセンスが良いですね、
もりも安定した味わいです。
これまた美味しいです。
このお店に来ますとなぜかほっとします。
お店の雰囲気が昭和だからでしょうか・・・