今日は「仏様」です。

昔、私が子供のころ橋のたもとのバッラク小屋で靴の修理、磨きに加えて靴の物販をしているおじいさんがいました。当時の下町は貧しかったので、高価な靴が傷むとここで直して履き続けていたのです。
私もたまに親の言つけで靴を直してもらいに行っていました。

乃木将軍2
風貌は乃木将軍に似ていて迫力があり、私たち子供に話す内容も訓話みたいなものが多く正直苦手なおじいさんでした。実はこのおじいさんは裏の顔があり、朝のラッシュアワーには自ら疑似警官みたいな衣裳に着替えて交通量の多い交差点に向かい、交差点にくるとその中心部に60儖未旅發気梁罎鮹屬、おもむろにその台の上に立ち、交通整理をするのです。その動作はこの動画のようにファンキーなものではありませんが、笛でコミュニケーションを取るくだりは似ています。
しか〜しなんでこのような善行をしていたのでしょうか?
幼いころの私は、このおじいさんは軍隊経験者で官位が高かったらしいので指揮命令への郷愁と思っていたのです。特に私たち日本人は制服に弱いですから、靴屋のおじいさんでも一たび疑似警官みたいな衣裳を身につければその命令には従うのです。
当時の制服は国家権力の象徴ですのでその命令は絶対に服従だったのです。
従いまして警官でもないこのおじいさんの交通整理に従っていたのです。
加えて自己顕示欲の充足でしょう。
正直軍隊仕込みの交通整理はかなり格好が良かったように記憶しています。

晩年は憐れでした。
高価の靴も合成皮革の出現で極端に安くなり、その反動で靴は直さず買い替えるようになりました。
お店は閑古鳥が鳴くようになりました。
加えて一般市民に何の許可もあたえず交通整理をゆだねる事が警察内で問題になり、おじいさんの天職であった無償の交通整理も禁止されました。
このような不幸が続いたことで人生にハリがなくなったのでしょう、体調を壊して床につくようになりました。
身寄りもなく蓄財もあまりしていなかったみたいできちんとした医療もうけられず、木が朽ちていくようにやせ細っていきました。
何でこの様な経緯を知っているのかと申しますと、それは私の父から聞いたからです。
父に対してはあまりいい思い出はないのですが、唯一尊敬するのはこのように人が困っていると身を粉にして助けるのです。
このおじいさんの窮状を知り得た父は、大東亜戦争でお国のために働いてくれた人は無下にはできない。
それに人間死んだら皆仏様になるのだから仏様になる人はきちんとしてあげないといけない、という事で、役所に掛け合い区の施設にいれて最後は看取ったそうです。加えてお坊さんを呼ぶだけの簡単な葬式をし、さらに遠縁の人を見つけてそのお骨を手渡すまできちんと始末をしました。
父のように人のお役に立つことは難しいとしても、世間様には迷惑をかけないよう律していこうと思っております。
昭和は遠くなりにけりです・・・


こういうのは如何ですか?



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今日は新富町に出没です。
今日のお店は四川料理の攻略候補店です。
今日のお店は東京チャイニーズ「一凛」さんです。

住所: 東京都中央区築地1-5-8
電話:03-3542-6663
定休日:日曜・祝日・第一月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「白い麻婆豆腐とよだれ鶏の御膳&珈琲」@1,300+@200=1,500円です。

待つこと3分で「白い麻婆豆腐とよだれ鶏の御膳」の到着です。
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どこから見ても四川料理です。

それでは実食です。

「白い麻婆豆腐」は塩味の麻婆豆腐です。
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うん、この麻婆豆腐にカシューナッツはよく合います。
パクチーもナイスアシストです。
豆腐、牛肉、ザーサイの具材も美味しいです。
待つこと3分ということは作り置きですか?
あまり熱々感がないのは残念です。
さらに熱々感がないので油分がはっきりとわかり体脂肪が増えるのではないかと気が気ではありませんでした。
サーマルイシューがなければ大満足でした。

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「よだれ鶏」はもっちりとしていて何か養殖鶏みたいで個人的には好みではありません。
加えて同系統の二品は料理同士がカニバっています。
この辺りは一ひねりが欲しいところであります。
味は都内標準をはるかに超えています。
美味しいですが上述のとおり半分くらい食べた段階で味に飽きてきました、かなり残念です。

「焼売」は特筆するものはありません。
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冷めていましたしね・・・

白眉は野菜のピクルスです。
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これは癖がなくイケました。
なかなかの味わいです。

今日一日では「鼎の軽重」を問えませんので、このお店は次回を楽しみにして再訪予定です。

それでは(^_-)