今日は「火垂るの墓」の話です。 
火垂の墓
小学校低学年のころの夏休みに、映画「火垂るの墓」を観た記憶が、ふいに甦ってきた。ワンシーンが頭をよぎっていく。戦争で両親を失った幼い兄妹が、引き取り先のけちな遠戚のおばさんになじられるシーン。 

夏休みの終わりごろテレビ放映される「火垂るの墓」を、ほかのジブリ映画とよく似たものだと間違えて鑑賞し、幼心には処理しきれないほどのトラウマを背負う日本の小学生はすくなくない。私もその一人だ。戦争の空襲や爆撃の恐ろしさもさることながら、一番恐怖に思えたのは、親のいなくなった兄妹が他のどの大人にも頼れずに死んでいったところだった。 

「火垂るの墓」。神戸に住んでいた清太と節子の幼い兄妹二人は、大空襲で母を亡くし父は軍人として戦地にいるため、親戚しか頼る人がいなくて西宮へ赴く。でも待ちうけていたのは超絶いじわるおばさんで、彼らが空襲で焼けた跡の家から持ってきたなけなしの食料を自分のものにするわ、二人がピアノを弾いて遊んでいたらぱんぱんに憎しみをつめこんで怒鳴ってくるやら、節子が夜泣きすればうるさくて寝られないと文句を言うわ、もう本当にひどいおばさんで、私は節子に自分を重ね合わせて震えた。
 
遠い親戚とはいえ、血はつながっているじゃないか。なのにひとたび緊急事態になればここまで冷淡に接するなんて。もし私もお母さんとお父さんが死んでしまったら、大人にこんな扱いを受けるのかもしれない。大阪で生まれた私にとって、おばさんの「お国のために働いてる人らの弁当と一日ぶらぶらしとるあんたらとなんで同じや思うの!」「ほんまにえらい疫病神が舞い込んできたもんや!」などの関西弁の嫌味は忘れられない。
「かわいそうだね?」綿矢りさ著より転載

「火垂るの墓」は野坂昭如の実体験が色濃く反映された半ば自伝的な要素を含む小説ですが、今回の震災ではこのような子供達は現存しているのでしょうか、勿論無きことは祈っていますが、切に第二の清太と節子が生まれないことを願います。
私達は冷静な混乱が緩やかに収束しつつあります。
そして今新しい芽が萌え始めてきています。
新しい心が目覚めてきているのです。
流言(買占め等)に惑わされず復興に協力していきたいと思います。



暗い顔していたら元気がでません。
この動画を見て力をもらいましょう。
そしていつの日か東北地方の方々がこのようなウェーブができることを信じましょう!
この動画は虹色に彩られた新幹線が鹿児島から福岡を走り、まさに“みんなで”収録を実施したとのことです。
九州全域で1万人以上が参加した「ウエーブCM」です。


静岡のランチどこで食べようかと悩んでいたらいかにも地元のビジネスマンという面々三人が吸い込まれたお店です。
ということで今日のお店はゆるりや「二光」さんです。

住所: 静岡県静岡市駿河区南町8-8
電話:054−285-1234
定休日:日曜・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
コジンマリとしたお店かなのかなという感じで入ったものの、意外や意外奥に長いお店だったのですね、しかも店内は満席でした。

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ランチメニューです。

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今日のオーダー「鳥唐揚げ定食」@700円です。
画像の通り唐揚げ×5個です、それに漬物、切干大根に味噌汁です。
鳥肉はムネ肉ですが、そんなにパサつきはありません。
白眉は衣です、これはクリスピー&クリーミーで美味しいです。
久々ですネ、このような美味しい衣を食したのは。
店内満席の理由に納得です。
美味しゅうございました、ハイ。

それでは(^_-)