下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

中華街

横浜中華街 ニーハオ リターンズ

今日は「先入観」の話です。
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先入観とは、最初に知ったことで作り上げられた、固定的な観念をいいます。
私たちは、最初に知ったことを正しいと信じやすい傾向があります。
私はこの「先入観」が強いのです。
特に人の名前についてその傾向が強いのです。
最初にその事に気がついたのは、母の友人の「紫」さんです。
その紫さんは、いつもオサレな格好をして母のところに参ります。
母から聞きますと、紫さんは私の女子の同級生の2軒隣で高級クラブを経営しているとの事です。
私はなるほどなと得心した次第であります。
しか〜し、紫さんなんて変わった名前の人が同じ町内に住んでいたとは全くもって知りませんでした。
多分、ジモティではなく途中から転入してきたのだろうと思いなおしました。
そんなある日、くだんの同級生のところに同窓会の案内を持って行く用事がありました。
彼女の家では2〜3分立ち話しをしている最中に、急に紫さんの事を思い出して、彼女に紫さんの事を聞きました。
すると彼女は三軒隣でクラブをやっているわよ、との事です。
そこで私は彼女に、紫さんて、前からいたっけ、と聞きますと、ご主人は不動産家さんよ。
すごくお金持ちらしいわ。
お金が余ったので奥様が前からやりたがっていたクラブを持たせてあげたみたいよ。
名前のとおり、紫の色の外観になっているからすぐわかるわよ、とのことでした。
そこで彼女の家を辞した後、紫さんのクラブを見て帰ることにしました。
そしてくだんの紫さんのお店の前に立った私に飛び込んできたお店の看板に、私は腰が抜けるくらい驚いたのです。
そのお店の看板とは・・・
「倶楽部村崎」だったのです。
私は「よくもハバカったな」と怒髪天を衝く勢いでその看板に怒声をぶつけたのです。
しか〜し、冷静に考えますと、これは単なる私の先入観の勘違いであります。
村崎さんにはなんの落ち度もありません、ハイ。
私は名前に限ってはこのような勘違いをすると怒る性癖があります。
例えば「乾さん」が「犬井さん」だったりとか、「橘さん」が「立花さん」だったりとか、「篁さん」さんが「高村さん」だっりたとかすると独り激怒するのです。
私には一文字苗字に高貴な思いをかぶせる性癖があるのですね。
その一文字苗字にいにしえの雅(みやび)な背景を装飾するのです。
従いまして、「紫さん」だと思っていた人が「村崎さん」だったりすると、そのギャップを埋めるのに激怒という二文字を詰め込むのです。
それこと激怒された人はいい迷惑です。
これを人は先入観による勘違いと申します。


足の激臭で“足がつく”&“自爆”・・



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今日は下町ビギナーさんが私の合格合格を祝ってくれるとの事で中華街に突撃しました。
今日のお店は「你好(ニーハオ)」さんです。

住所: 神奈川県横浜市中区山下町137
電話:045-681-8281
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

それでは合格祝いの宴の始まりです。
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まずは「餃子」です。
ここの餃子はパリッとしていなくてモチっとしています。
所謂異次元の餃子ですが、味は異次元ではなくてホンマもんです。
白眉は餡です。
この餃子の餡のようにまったりとした美味しさに包まれました。

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そして「大根もち」です。
「大根もち」は千切りした大根をうるち米から作った餅の中に入れて長いあいだ蒸しあげます。
大根の食感はなく、かすかに匂う大根の香りでこの餅の氏素性を確認できます。
このお店の熱々の「大根もち」は美味しさもヒートアップします。
私の好きなこのお店の料理の一つです。

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さら〜に「牛もつ黒豆炒め」です。
牛もつは美味しいのですが酸味の味付けは私の好みでありません。
塩味とニンニクで仕上げて欲しかったものですが、味は高レベルです。
これは好き好きでしょう。

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締めは「海鮮焼きそば」です。
これは鐵板の味わいです。
パリッとフライドした麺は中華街のお約束です。
2人ともかなりお腹が膨れてきました。
やはり中華街は単独より大勢できてシェアして食べるところなのですね。
独りではこれだけの品数は食べられませんね。
このような宴を設営していただいた下町ビギナーさんに感謝です。
下町ビギナーさんによりますと、私が下町ビギナーさんと知り合ってからはや16年の永きの年月になるそうです。
本当にあっという間だなと感じている今日この頃です。

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お店を出た後は小籠包大王「福楼」さんのマスコットのふくちゃんにお別れしてから2人で帰宅の途につきました。

それでは(^_-)

中華街 安記

今日は「新年会の思い出」の話です。
まだ歳が明けていません。
もう少し新年度が始動します。
年年歳歳、新年の一新さが希釈されてきます。
かつて東京でも陸の孤島状態になっていた元旦が、コンビニエンスストアの出現でその不便さが解消されてしまった事にあるのでしょう。
今更この状況の先祖帰りはできないでしょうが、お正月はお店がやっていないのでおせち料理の価値があがるのです。

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かかる中、正月に一番楽しかった思い出は母方の叔父宅でやる新年会です。
お酒を飲めば母方の系統は明るいのです。
興がのれば笛太鼓も飛び出てくるほどです。
そこにこの新年会に参加する叔父さんの同僚は秋田県出身の芸達者ですから宴席は自然と華やかなものになります。普段は口うるさい父もこのような演芸は不得意ですので参加せず、まるで借りてきた猫状態で好きなビールをちびちびと飲んでいるだけです。
ハイライトは秋田音頭でした。
これが始まると秋田出身者×3名が面白おかしく踊り始めるのです。
叔父さんも興が乗って箸を太鼓のバチに見立てて茶わんをチャカポコリズミカルに叩き始めます。
歌が好きな伯母と母も合いの手をいれて参加します。
子供心にもなんとも楽しい新年会と喜んでいました。
これが延々と昼から夕方まで続くのです。
しかも笑いが絶えません。
皆さん歌っているか笑っているかお酒を飲んでいるだけなのです。
そして締めは秋田名物の「きりたんぽ鍋」になります。
これまた秋田シンジケートの3名が本場の味を再現してくれます。
最後に酔って太っ腹になった皆さんから、私は過分なお年玉をいただいて、この大金でなにを買おうかと違う意味での夢心地になっていたのです。
この楽しい新年会も皆さんが独立して事業を起こされたので自然消滅となってしまいました。
日本の新年会はこのようにやるものだよという見本のようなものです。
今このように思い返しても本当に笑いの絶えない宴席でした。
悲しいのはその叔父さんが昨年に鬼籍に入ってしまったことです。
最後のお別れをしたかったのですが、諸般の事情で「それも叶わず」でした。
年が明けましたら叔父さんの墓前に行きこの御礼をしようと思っている年の瀬であります。


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今日は年末の中華街に出没です。
今日はどのお店に行こうか迷いました。

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迷った末に訪いをいれたのは30年ぶりのこのお店です。
今日のお店はお粥料理のレジェンド「安記」さんです。

住所: 神奈川県横浜市中区山下町147
電話:045-641-3150
定休日:水曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「つぶ貝にんにく炒め&豚入り炒飯」@900+@750=1,650円です。
年の瀬ですから宴席で超満員の店内です。
隣席ははるばる北海道からこのお店の名物お粥を食べに来ていました。
私はここのお粥は口に合わないのでパスさせていただきました。

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待つこと3分でテーブルセットが到着しました。

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待つこと9分で「つぶ貝にんにく炒め」が到着しました。
炒めと冠していますが何やら煮込みみたいですね。

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それでは実食です。
つぶ貝はプリンプリンしていて良い食感ですね。
餡のトロミはニンニク控えめですが良い味わいです。
これは美味しいです。

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待つこと23分で「豚入り炒飯」が到着しました。
見た目、日本の炒飯です。

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それでは実食です。
中華街には珍しくオイリーな炒飯ではありません。
所謂ヤキメシです。
従いまして、香ばしいのです。
これは私の好きな味わいです。
今まで中華街で炒飯は食べていますがヤキメシ系炒飯は初めてです。
ということで年の瀬の中華街の夕餉は満足な大団円でした。

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お店を出た後は中華街を逍遥しながらいつもの重慶飯店で家族のお土産を買いました。
今日は定番の番餅ではなくアラカルトにしました。

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中華街にも良い年が来ますようにと思いましたら、彼らの正月は2月5日からでしたね(笑)

それでは(^_-)

中華街 同發本館

今日は「待ち人来たらず」です。
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恋愛の楽しみは待合せであります。
誘った人が来るか来ないかを一日千秋の思いで待つ切なさは、まさに恋愛の醍醐味であります。
昔の水商売の女性は秋波を送る事が礼儀と考えていたフシがあり、その巧みなリップサービスを鵜呑みにして、銀座の三愛なんかには、バカ面して来もしない女性を待っていた鼻の下の長い輩(やから)はゴマンとおりました。
所謂「待ち人来たらず」であります。
正しくは「待ち人来たらず」ではなく、単にオミズ女性のハニートラップに引っかかった男性が多かったのです。
今の若い人にとってはミステリーでしょう。
しか〜し、不思議でもなんでもありません。
あの頃の私たちは携帯電話を持っていなかったのです。
そういう点で申せば、私たち男性は携帯電話を所有して以来「待ち合わせ」という胸をときめく儀式を失ってしまったように思うのです。
現在において、初デートで二人が待ち合わした時間に相手の女性が現れなかったら、例外なくその恋愛航路は端から欠航なのであります。
まぁ、黒白がすぐついてよろしいと申せばその通りなのですが。
私は、一度、某オミズ系の女性のお誘いがあり、それがリップサービスとは思わず、指定された銀座の歌舞伎座で一時間程待ったことがありました。
結果「待ち人来たらず」だったのです。
しばらくして、そのお店に行き、彼女のスッポカシをなじりますと、あらイヤだ。ちゃんと歌舞伎町で待っていて、とって言っていたじゃない。勘違いもはなはだしいわ、と言われたのです。
しか〜し、あの広大な歌舞伎町のどこに待ち合わせ場所があるのでしょうか?
この勝負、端からオミズ女性の方が上手だったのでした。

この歌を聞いていると私の過去のおびただしいトラウマが浄化されるのです。
さら〜に、私にはかつてこの歌い手と付き合っていたという噂があります。
石川ひとみにさん待ち伏せされるならいいですけれど・・・
待ち伏せの女性がこの歌を創ったユーミンさんでしたらまさにストーカーでしょう。



今日は中華街に出没です。
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今日はお店選ぶに迷いませんでした。
今日は端から中華街の老舗「同發本館」さんです。

住所: 神奈川県横浜市中区山下町148
電話:045-681-7273
定休日:第1・第3火曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「牛肉となすのピリ辛炒め&ご飯」@1,760+@240=2,000円です。
同發という店名は、お客様と共にあり、共に発展していきたい、という思いからつけられたそうです。
ホールスッタフさんは、全員日本人という所謂ホーム状態であり、言葉の不自由さは当たり前ですが全くありませんでした。

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待つこと21分で「牛肉となすのピリ辛炒め&ご飯」の到着です。
見た目、オイリーです。

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気を取り直して実食です。
でき立てですので全てが熱々です。
まずは牛肉をいただきます。
良質の牛肉です。
程よい肉の弾力を感じながら噛みしだくと牛肉の美味しいエキスが口内であふれます。
ホンマモンの美味しさです。
茄子は絶品ですね。
これは菜肉が甘くて柔らかいです。
これまた美味しいです。
辛さは後から気が付き程度のものなので少し物足りないですが、逆に素材の美味しさを引き立ています。
ちょっとtoo muchな点を除けば満足な夕餉です。

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お店を出た後、このお店の斜め前にある同發新館売店で、家族が好きなエッグタルト等をお土産で求めました。
やはり老舗中華料理屋さんは裏切りませんね・・・

それでは(^_-)

2016年神戸・京都旅行 其の壱

今日は「2016年神戸・京都旅行 其の壱」です。
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「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」と、なにも俳聖松尾芭蕉を気取るわけではないのですが、我が夫婦の京都旅行はとうとう今回で20回を数えることとなりました。
前回も、京都行きはこれで終わり、とキメを打ちました。
しか〜し、どこからともなく地の底で轟(とどろ)き、そこから伝わり湧き上がっていくようなパシオン(pasion)が、二人を突き動かしてまた京都に行かせてしまうのです。

京都の夜のにぎはひに
まぎれ入り
まぎれ出で来しさびしき心

やはりこれですかね。
今回は神戸・京都旅行です。
宜しかったらお付き合いください。

#波止場で結婚
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神戸 泣いてどうなるのか♪
捨てられた我身が♪
みじめになるだけ♪
まずはみじめにならないシアワセ画像の紹介でスタートします。

#ハーバーランド
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あれだけ元町、三ノ宮で飲み倒していたのに波止場には行った事がありませんでした。
という事で初見参ですが、神戸は横浜に似ていますね。

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観覧車に乗りました。
実は私たち夫婦は観覧車に乗るのが好きなのでした。

#南京町(中華街)
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横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられる「南京町」です。
神戸の南京町は横浜の中華街と比べるとかなりコンパクトですので、横浜の中華街の気分で散策していますと拍子抜けしますね。

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という事でランチです。
今回の神戸往訪はこのお店の料理を食べたかったのです。
今日のお店は「グリル一平」三ノ宮店さんです。

住所: 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-5-26 サンハイツ三宮1F
電話:078-252-2527
定休日:水曜日 第三火曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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オーナーシェフです。
1988年にグリル一平に入社。
自らが13年間やってきた喫茶店を、父である山本隆正が経営する「グリル一平」の味を守る為に閉店しました
32歳と遅い転身ながら「味を守ることの使命感」から洋食の道をひたむきに邁進してきた中、 震災により料理長が退任された事をきっかけに新料理長として就任したという遅咲きのコックさんです。
数々のメディア取材のほか、ニチレイの冷凍食品開発(上等洋食デミ・マカロニ)や、自店コックの独立支援、震災復興活動など「洋食屋として出来る事」に尽力し現在に至るという経歴の持ち主です。

今日のオーダー
私は「ヘレビーフカツ(130g)」@2,100円
奥様は「タンシチュー」@2,200円
です。

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待つこと13分で私の「野菜サラダ」の到着です。
このサラダはエッジが立っていて且つお店のオリジナルドレッシンが絶妙でとても美味しくいただきました。

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待つこと21分で「ヘレビーフカツ(130g)」の到着です。

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待つこと24分で「タンシチュー」の到着です。

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まずは私の「ヘレビーフカツ(130g)」ですが、こんな分厚いビーフカツは見たことがありません。
口にいれますと、その柔らかさにノックアウトされました。
衣もカラッと揚がっていて香りが高く美味しいです。
これは絶品です。
またここの特性ソースがカツによく合います。
満足の一皿です。

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続いて奥様の「タンシチュー」です。
なななんとこの「タンシチュー」はお箸で切れます。
そのくらいトロトロで柔らかいです。
デミグラスソースも味が深く濃いです。
偶然にも、今年一番の料理だね、口をそろえて言ってしまいました。
これまた満足の一皿です。

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お店を出ましたら行列ができていました。
このお店の味なら並ぶ価値ありです。

それでは(^_-)
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