今日は「2016年神戸・京都旅行 其の参」です。
朝起きましたら薄墨を溶かしたような空が泣いていました。
雨です。京都往訪二十回目にして初めての雨の京都です。
まぁ雨の京都も良いでしょう。
#ポータルカフェ スパコ
まずは朝食です。
奥様からナイスな朝食を食べたいとの事で私がチョイスしたのはこちらのお店です。
「ポータルカフェ スバコ」JR京都伊勢丹店さんです。
場所は新幹線の改札口をでてすぐだからわかりやすい場所にあります。
住所: 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901 ジェイアール京都伊勢丹 2F
電話:075-342-2577
定休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
ブッフェですので並んで自分の好みの料理をとります。
私の場合はこのような感じです。
スタンダールの「赤と黒」を気どったわけではありませんが、トマトジュースと珈琲はmy favorite beverageであります。
少し足りなかったのでカレーもいただきました。
実はお客様のほぼ全員が食べていたので気になって取ったのですが、ここまで美味しいとは想像していませんでした。辛いですが美味しい。
雨に煙るテラスで傘をさしながらの食後の一服です。
中年の悲哀オーラがでまくりです。
ちなみにこの方は学者様です。
しか〜し、そこまでして煙草を喫いたいのですかね・・・
#鈴虫寺
今回の奥様の希望はこのお寺でありがたいご住職のご説法を聴くことでした。
私は2003年9月20日に既にこのお寺には行っているのですが、そのような余計な事は言うわけがありません。
#鈴虫寺へはバスで
途中、市電とすれ違い、太秦広隆寺前を通り、傘の花が咲く渡月橋を渡り、約1時間で目的地たる「鈴虫寺」に着きました。
着きましたら既に長蛇の列であります。
「鈴虫寺」は秋だけでなく、四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができます。
それゆえ「鈴虫寺」の名で親しまれているお寺ですが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。
待つこと30分で境内にはいれました。
境内にある盛りが過ぎた紅葉が私たち夫婦を迎え入れてくれました。
鈴虫達もリィーン、リィーンと鈴のような心地よい鳴き声を聞かせてくれて私たち夫婦を迎え入れてくれました。
250名収容できる書院です。
ここでは、お茶とお菓子がふるまわれますが、禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えなのです。
画像はNETより転載
参拝客はまず書院に通され、住職たちの説法に耳を傾けます。
これが「日頃の自分と向き合える」「意識の持ち様が変わった」などと評判を呼んでいますが、その実態は漫談です。しか〜しその中身はまさに禅宗の教えなのであります。
今日のご説法は、即今只今、感謝、洗心についてでした。
このお地蔵さんが、たった独りで、全国を行脚してお願をしていただいた方々を訪ねて、願いを叶え、お救いの手をさしのべられているのです。従いまして電通社員より過酷な労働を強いられています。
もしかしたらブラック寺か・・・・
その似非電継社員の本当のお名前は、「幸福地蔵菩薩」であります。
右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。
「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられているお地蔵なのであります。
もともとこのお寺は、鈴のような心地よい鳴き声を聞かせてくれる鈴虫の鳴き声を聞いてご説法を聞いていると、心が和むとの事から7代目住職が鈴虫をお寺に放ちました。
この評判が良いので、それを継承して8代目住職が、28年の歳月をかけて卵の温度管理などの研究を重ね、一年中鈴虫の鳴く寺にしたのです。現在では約9,000匹を飼育しており、本来の華厳寺 (けごんじ)より、鈴虫寺という名前で親しまれるようになったのです。
しか〜し完璧に肉寺(繁盛寺)のビジネスモデルですね。
拝観料が@500円ですから250人×6回×30日×365日=罰が当たるので自ら計算してください。
すごい金額になるはずです。
今回は9代目住職のご説法でしたが、9代目はどこからみても不健康な相貌でありました。
即今只今をしきりに強調していましたが、まずは率先垂範ではないかと思った次第です。
#中村軒
ここは私が行きたかったのです。
創業明治16年、「麦代餅(むぎてもち)」で有名な京都・桂の中村軒は創業明治16年の老舗です。
今の中村軒の建物は明治37年に建てられたそうです。
私の情報では京都で一番美味しい和菓子屋さんだそうです。
という事で今日のランチは「中村軒」さんです。
住所: 京都府京都市西京区桂浅原町61
電話:075-381-2650
定休日: 水曜日 (祝日の場合は営業)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「にゅうめん」@930円
おうす@430円
ミニ麦代餅@220円
栗茶巾@310
亥の子餅@230円
待つこと13分で「にゅうめん」の到着です。
見た目上品です。
それでは実食です。
まったりした味ですね。
うす味ですが、出汁はしっかりと取られています。
で〜も東京人にはちょっと物足りないですね。
どんこが味わい深いです。
この辺りは京都ならではですか。
食後の和菓子です。
奥様はおうすで和菓子をいただきました。
私はお店のお茶でいただきました。
麦代餅(むぎてもち)です。つきたてのお餅に粒あんを入れきなこをふってあるものです。
あんこは甘からずで小豆の味がしっかりと立っていて美味しいです。
老舗の味です。
亥の子餅(いのこもち)です。白玉粉に砂糖やゴマ、きび汁などで作った皮にくるみを入れ、芯がこしあんです。
これはくるみの馥郁たる香ばしい香りが立っています。
美味しいです。
栗茶巾(くりちゃきん)です。
丹波栗よりも甘さの勝る愛媛の栗を贅沢に使った和菓子です。
これ今日一です。
中のつぶあんの美味しい事、美味しい事、こんなにも美味しい和菓子を食べたの生まれてはじめてであります。
満足な和菓子でした。
このお店は来た甲斐がありました。たまさか今日は雨が煙るどんよりとし日でしたので混雑に巻き込まれる事はありませんでしたが、ハイシーズンになりますと順番待ちになります。
雨の副次的効用であります。
朝起きましたら薄墨を溶かしたような空が泣いていました。
雨です。京都往訪二十回目にして初めての雨の京都です。
まぁ雨の京都も良いでしょう。
#ポータルカフェ スパコ
まずは朝食です。
奥様からナイスな朝食を食べたいとの事で私がチョイスしたのはこちらのお店です。
「ポータルカフェ スバコ」JR京都伊勢丹店さんです。
場所は新幹線の改札口をでてすぐだからわかりやすい場所にあります。
住所: 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901 ジェイアール京都伊勢丹 2F
電話:075-342-2577
定休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
ブッフェですので並んで自分の好みの料理をとります。
私の場合はこのような感じです。
スタンダールの「赤と黒」を気どったわけではありませんが、トマトジュースと珈琲はmy favorite beverageであります。
少し足りなかったのでカレーもいただきました。
実はお客様のほぼ全員が食べていたので気になって取ったのですが、ここまで美味しいとは想像していませんでした。辛いですが美味しい。
雨に煙るテラスで傘をさしながらの食後の一服です。
中年の悲哀オーラがでまくりです。
ちなみにこの方は学者様です。
しか〜し、そこまでして煙草を喫いたいのですかね・・・
#鈴虫寺
今回の奥様の希望はこのお寺でありがたいご住職のご説法を聴くことでした。
私は2003年9月20日に既にこのお寺には行っているのですが、そのような余計な事は言うわけがありません。
#鈴虫寺へはバスで
途中、市電とすれ違い、太秦広隆寺前を通り、傘の花が咲く渡月橋を渡り、約1時間で目的地たる「鈴虫寺」に着きました。
着きましたら既に長蛇の列であります。
「鈴虫寺」は秋だけでなく、四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができます。
それゆえ「鈴虫寺」の名で親しまれているお寺ですが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。
待つこと30分で境内にはいれました。
境内にある盛りが過ぎた紅葉が私たち夫婦を迎え入れてくれました。
鈴虫達もリィーン、リィーンと鈴のような心地よい鳴き声を聞かせてくれて私たち夫婦を迎え入れてくれました。
250名収容できる書院です。
ここでは、お茶とお菓子がふるまわれますが、禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えなのです。
画像はNETより転載
参拝客はまず書院に通され、住職たちの説法に耳を傾けます。
これが「日頃の自分と向き合える」「意識の持ち様が変わった」などと評判を呼んでいますが、その実態は漫談です。しか〜しその中身はまさに禅宗の教えなのであります。
今日のご説法は、即今只今、感謝、洗心についてでした。
このお地蔵さんが、たった独りで、全国を行脚してお願をしていただいた方々を訪ねて、願いを叶え、お救いの手をさしのべられているのです。従いまして電通社員より過酷な労働を強いられています。
もしかしたらブラック寺か・・・・
その似非電継社員の本当のお名前は、「幸福地蔵菩薩」であります。
右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。
「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられているお地蔵なのであります。
もともとこのお寺は、鈴のような心地よい鳴き声を聞かせてくれる鈴虫の鳴き声を聞いてご説法を聞いていると、心が和むとの事から7代目住職が鈴虫をお寺に放ちました。
この評判が良いので、それを継承して8代目住職が、28年の歳月をかけて卵の温度管理などの研究を重ね、一年中鈴虫の鳴く寺にしたのです。現在では約9,000匹を飼育しており、本来の華厳寺 (けごんじ)より、鈴虫寺という名前で親しまれるようになったのです。
しか〜し完璧に肉寺(繁盛寺)のビジネスモデルですね。
拝観料が@500円ですから250人×6回×30日×365日=罰が当たるので自ら計算してください。
すごい金額になるはずです。
今回は9代目住職のご説法でしたが、9代目はどこからみても不健康な相貌でありました。
即今只今をしきりに強調していましたが、まずは率先垂範ではないかと思った次第です。
#中村軒
ここは私が行きたかったのです。
創業明治16年、「麦代餅(むぎてもち)」で有名な京都・桂の中村軒は創業明治16年の老舗です。
今の中村軒の建物は明治37年に建てられたそうです。
私の情報では京都で一番美味しい和菓子屋さんだそうです。
という事で今日のランチは「中村軒」さんです。
住所: 京都府京都市西京区桂浅原町61
電話:075-381-2650
定休日: 水曜日 (祝日の場合は営業)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「にゅうめん」@930円
おうす@430円
ミニ麦代餅@220円
栗茶巾@310
亥の子餅@230円
待つこと13分で「にゅうめん」の到着です。
見た目上品です。
それでは実食です。
まったりした味ですね。
うす味ですが、出汁はしっかりと取られています。
で〜も東京人にはちょっと物足りないですね。
どんこが味わい深いです。
この辺りは京都ならではですか。
食後の和菓子です。
奥様はおうすで和菓子をいただきました。
私はお店のお茶でいただきました。
麦代餅(むぎてもち)です。つきたてのお餅に粒あんを入れきなこをふってあるものです。
あんこは甘からずで小豆の味がしっかりと立っていて美味しいです。
老舗の味です。
亥の子餅(いのこもち)です。白玉粉に砂糖やゴマ、きび汁などで作った皮にくるみを入れ、芯がこしあんです。
これはくるみの馥郁たる香ばしい香りが立っています。
美味しいです。
栗茶巾(くりちゃきん)です。
丹波栗よりも甘さの勝る愛媛の栗を贅沢に使った和菓子です。
これ今日一です。
中のつぶあんの美味しい事、美味しい事、こんなにも美味しい和菓子を食べたの生まれてはじめてであります。
満足な和菓子でした。
このお店は来た甲斐がありました。たまさか今日は雨が煙るどんよりとし日でしたので混雑に巻き込まれる事はありませんでしたが、ハイシーズンになりますと順番待ちになります。
雨の副次的効用であります。