今日は「私達の人生は今ここにある」です。
私達は人生という川に流されています。
喜怒哀楽、憂悲苦悩(うひくのう)、さまざまのことにアップアップしながら流されています。
しかし、首一つだけでも高くもたげて周りを見れば、流されている自分が見えます。
行く先も見えます。
訳も分からずに流されていくよりは、無常の現実に流されている自分を知った方が、少しは心が安まります。
いたずらに流されるよりも、立ち泳ぎしながら流れに身を任せたほうが安心感はあるものでしょう。

仕事は好きです。
理由は至ってシンプルです。
努力が報われるからです。
そして困難な山を乗り越えた時の達成感が好きなのです。
仕事を乗りきった時の解放感は得も言わぬ心にやすらぎの光が差し込んできます。
これがありますのでさらに困難な山に登ろうという新たな決意が生まれてくるのです。

しか〜し最近、知力、気力の衰えから、この山を乗り越えるのが苦痛になってきました。
ある意味あたりまえかもしれません・・・
この世に絶対というものはありません。
その絶対価値にたどり着こうとする姿は美しいのですが、おのずと限界があります。
かくあるべし、はそのようにあるべきなのですが、度をこしますと自縄自縛になるのは必定です。
そこから敷衍しますと、山の向こうに見える幸福(しあわせ)より、それを乗り越えようとしている自らのもがき、努力している姿が幸福(しあわせ)なのだなと思うようになってきました。

私達は絶対価値の世の中で暮らしています。
その世の中は、自分にとって良い事、悪いこと、蓋然性でいえば圧倒的に悪いことがおきています。
従いまして絶対価値即ち無理難題の局面に向き合いましたら、まずはそれを真摯に受け止めるべきです。
そしてそこから逃げるのではなく、しかるべき対応をして、努力をしていくのです。
その努力をしていく過程が冒頭に申しました、頭を高くもたげて流されていくことになるのでしょう。

独坐大雄峰
山田無文老子元臨済宗妙心寺派管長、元花園大学名誉学長
中国の高名な禅師が「この世で一番ありがたいことは何か」と尋ねられて「独坐大雄峰(禅師の住んでいる山の別名)、俺が今、現に生きてここに坐っておることが一番有り難いわい」と答えた話が残されています。
めいめいがそれぞれ生き、そこに坐っているという事以上のありがたいものはないという事を言っているのだと思います。たくさんのお金を持っていることがありがたいとか、立派な屋敷にすんでいることがありがたいとか、出世栄達がありがたいとかはありますが、生きているからこそお金が必要なのです、生きているからこそ暮らす住居が必要なのです、生きているから出世栄達も悪くないのです。
一番大事なのは、今ここに生きていることなのだ、とこの禅師は喝破しています。
生きているという事は、それほど尊いことであり、大切・大事にすべきなのです。
困難な現実を平気で生きていく、この様に我が身を律したいと思う今日この頃であります。
こんなことを書く日もあります・・・


ペコリペコリ!歩道でずっとお辞儀をしている女の子の理由にほっこり



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今日は銀座に出没です。
今日のお店は最近はまっている「ポルトガル料理」店です。
今日のお店は「ヴィラモウラ 」銀座本店さんです。

住所: 東京都中央区銀座6-2-3 ダイワ銀座アネックスB1
電話:050-5797-1404
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
コリドー近辺の隠れ家レストランとして名高いのですが、まさに大人の隠れ家です。

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メニューです。

今日のオーダー「タラと野菜のソテー」@1,000円です。

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待つこと3分で「サラダ」の到着です。
見た目彩りがあざやかです。
これは海老美味しですね。

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待つこと5分で「タラと野菜のソテー」の到着です。
美盛りの基本、赤色、黄色、緑色の三色が上手に使われています。
ちなみに紫色は赤玉葱のマリネです。

それでは実食です。
タラは淡白な味わいで美味しいですね。
特に付け合わせのポテトによく合います。
想像以上に美味しい味です。
タラはこのように調理すると美味しいのですね。
さすがポルトガルです。意味不明・・・

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なおパンは店長のおはからいで、通常一個のところ二個に増量してもらいました。
これはエクストラバージンオイルでいただきます。

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食後のデザート「洋梨と玉子のムース」です。
これは特筆するものはありません。

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で〜もこれにコーヒーがついて@1,000円は銀座という場所柄を考えますとコスパ良しではないでしょうか。
夜の部も食べに行った事(接待飯)がありますが、夜のコスパはさらに良いですよ。
ただしこのお店はご紹介のとおり大人の隠れ家なのでほとんどカップルばかりです。
男性同士での入店は避けた方が良いかと思います、ハイ。

それでは(^_-)