今日は「見上げたもんだよ、屋根やのふんどし」の話です。
小学校低学年の時に父親と浅草六区を歩いていると、みるかにバタ屋然とした中年の男が、煙草を吸いながら歩いていた父親に、旦那さん、まだ煙草をすてませんか、と声をかけてきました。
父親は、何のことだか咄嗟には理解できずにいたのですが、すぐに声掛けの意図を理解し、何だよ、煙草が欲しいのか(笑)、煙草喫いたかったら働けよ、といいたいところだが、煙草好きに免じてハイライトでよければ一本恵んであげるよ、と父親が言うと即座に、自分は乞食じゃない。旦那さんが捨てたのを拾うんだ、と思いもかけない返答が返ってきたのです。
すると父親は、偏屈な奴だなぁ。それならこの吸いかけのをやるよ、と父親は吸いかけの煙草を渡そうとすると、いやそれなら、やはりもらったことになる。とにかく捨ててください、と言い切ったのです。
父親は憮然とした表情になったのですが、この粘りつくような雰囲気にも少し嫌気がさしたみたいで、投げ捨てるというより、地面にそっと置くというふうにして捨てたのです。
父親が形式的に捨てると、その中年の男は、即座に拾い上げ、父親には一言の挨拶もなく、いかにもうまそうに吸いながら踵を返して反対方向に歩き去って行ったのです。
それを見届けた父親は私に、筋は通っているが、頭でっかちの考え方だ。多分落ちぶれる前は、インテリだったんだろうな。▲▲(私のこと)、いくら頭が良くたって、バタ屋になって、人の捨てた煙草を喫(の)むようになっちゃお終(しま)いだ。人間というのは、誇りをもって生きていかなければならんぞ、と私に言い聞かせたのです。
すると私は、そんなの、簡単じゃないか。風呂に2〜3日入らなければ、すぐに埃(ほこり)高い人間になれるさ。とまぜかえすと。そんな屁理屈ばかりこねていると、お前もあのオヤジみたいになるからな、と笑っていました。
私といえば、小学校の先生は“太った豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ”と授業で言っていたけれど、ああいう人を言うんだろうなと、その高邁な精神に感動していたのです。
下町流に言うのであれば、まさに“見上げたもんだよ、屋根やのふんどし”という言い様になるのであります。


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今日は高校の同級生の女子が起業してチーズ販売を始めました。
今、伊勢丹の北海道展で「十勝マルシェ」のコーナーでチーズの展示販売をしているというお知らせが、同じく同級生の女子から案内があり行ってまいりました。
お店自体はすごく盛況でご同慶の至りだったのですが、わざわざ来てくれたというので、お店で販売しているジェラードを特別にバケツ盛にしてご馳走してくれました。
実はここのところsweets好きが高じてかなりの頻度でsweetsを食べていることから、折角18%台まで下がった体脂肪率が21%まであがってしまい、トホホ状態なのです。
こういのを“嬉しい悲鳴” っていうのでしょうね・・・
そうそうとても美味しいチーズですのでお時間がありましたらお立ち寄りください。
伊勢丹の次は三越で行われます。

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今日は大阪に出没です。
個人的に大阪への思いれで特に強いのは、古(いにしえ)の船場の風景、雰囲気です。
その一端を垣間見ようと船場センタービルに立ち寄りました。
船場センタービルとは繊維の卸商社を核として、約1000社(1160軒)が軒を連ねる卸売商店街です。
東西をつらぬき、1号館から10号館までの船場センタービルは幅42m、延長約930mという長い回廊です。
その中で目を引いたのが、このちょん髷モデル君です。
なぜかこの雰囲気に違和感なく合っていることに驚きです。
侮れません、商都大阪!

ということで今日のお店は、新梅田食道街にあるコスパで光る「レストラン・マルマン」さんです。

住所: 大阪府大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街 1F
電話:06-6311-4724
定休日:無休

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お店の外観です。

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メニューです

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今日のオーダー「ハンバーグスパゲッティ」@780円です。
このお店は「ライトランチ」@580円がウリです。
しかし商都大阪といえども@580円とはすごいコスパですね。
それにこの「ライトランチ」は注文してから30秒以内に着皿するという、そういう意味でもライト(light speed=光速)なのですね。
ちなみに今回私がオーダーした「ハンバーグスパゲッティ」は着皿まで2分切っていました、ハイ。

湯気がこんもりとしており熱々は必至の一皿です。
それでは実食です。
アレッ?これってパスタを茹であげて、湯切りしたものにハンバーグをのせてソースをかけたものではないですか・・・
レストランでこのような一品作っていいものなのかしらんとおもわず考え込んでしまいました。
喩(たとえ)がよくないのですが、小学校の時の学校給食のスパゲッティーの様な感じです。
ハンバーグはボソボソしていて肉に弾力性がありませんし、正直美味しくもありません。
ソースも今一つメリハリがなく茫洋とした味わいです。

お客の回転率を上げたいのはよくよく理解できるのですが、その為になにか大事なものを無くしてしまったような感じがします。
私がそのようなことをつぶやいても、実際にお店は大盛況で、時間帯によっては行列もできていました。
大阪の人はこのような早い、安い、美味い(個人的にはペケポン)お店を支持しているのだろうなと思う今日この頃であります、ハイ。

それでは(^_-)