今日は「死体を見た?」です。
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この間、地元駅から帰宅途中、アンダーパスを歩いていますと、前方の緩やかな坂を下ってきた一台の自転車を見かけました。この光景自体は特段珍しいものではなく、ありふれた日常の1ページであります。
そのくだんの自転車ですが、下り坂から平坦のところにさしかった辺りで、何らかの意図をもった邪悪の両手がいきなり右横から突き飛ばしたかのように、本当に突然、左側にガシャンと倒れたのです。
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倒れたのと同時にカレーか何か作るのでしょうか、自転車の前かごから大量の玉ネギが、慣性の法則により、ゴロゴロとまるでビー玉を床にまき散らしかのように転がっていくのを、私はぼんやりと見ていました。
そして視線を玉ネギから、倒れた自転車の方に転じますと、倒れた人はピクリとも動きません。
私は自転車の方に小走りに駆け寄って行きますと、そこには十字架に張り付けられたかのように手足を伸ばした、年の頃なら40歳前後のオレンジ色のトレパン姿の女性が、微動だにせず、天井を睨むかのよう感じで倒れておりました。その顔の左部ですが、眼の周りは赤紫色に大きく腫れあがり、鼻からは夥しい血が流れだし、半開きの口から見える前歯は血の色で染め上げられていました。
どこから見ても亡くなっているかのように思えました。
私が近寄り、大丈夫ですか、と声をかけますと、あいもかわらずピクリともしません。
脳挫傷か何かでお気の毒に亡くなってしまったのでしょうか。
多くの通りすがりの人たちが、この女性をおそるおそるのぞき込んでいます。
私は、私同様にはなからこの転倒事故を見ていた、優しそうな女性に、救急車の出動を依頼して、私は走って近隣の交番に出向きお巡りさんを呼んで現場に舞い戻ってきました。
現場にもどってから、お巡りさんは、大丈夫ですか、と体をゆすりますと、腫れあがたまぶたの中から白目が浮きあがってきました。どうやら生きているようで、目を開けようとしているみたいです。
そしてしばらくしてから、家に帰らなければ、と言って体を起こそうとするのですが、気持ちに体が追従できず相変わらず地面に横たわっているだけです。
当初、死んだと思っていたのは、どうやら転倒のショックで気絶していたようです。
しばらくして、救急隊の方々がやってきました。
救急隊の方々が行いましたのは、まずは傷病者の初期観察です。
左頬骨陥没、鼻孔内烈断、口内損傷と言っていました。
次に、傷病者の状況の確認ですが、この女性は名前と年以外は全く答えられませんでした。
今日は何日ですか? わかりません。
ここには何をしにきたのですか? わかりません。
自転車で来ましたよね? 歩いてきました。
とかとかです。
所謂、記憶障害のようです。
その後、体が動かないので救護袋に体を包まれて救急車に運びこまれ、最寄りの救急病院に搬送されました。
その後、事故目撃者からの傷病者情報の確認ということで、私が色々と聞かれたのですが、結論としましては、突然の転倒、という事で処理されたようです。
実は、私は病死した人間、勿論両親ですが、は看取ったことがありますのでその遺体は見たことがあります。
しか〜し、このように事故で亡くなった人、正しくはそのように見えただけですが、は見たことがありませんでしたので想像以上にショックでした。
幕末の頃、京都の街では、新選組による殺戮があり、市井の民はこのような死体を見る事はあったのでしょうが、想像するに難くないのですが、ちょっと見るに耐えられなかったでしょう。
まして、侍になれば、人を殺める場合もあるのでしょうが、ちょっと私には厳しいでしょうか・・・
いずれにしても、実際の戦闘は生きるか死ぬかですので、切り捨てた躯(むくろ)を見てたじろぐ事はないのでしょう。
いずれにしても平和な時代に生まれて良かったなと痛感した事故目撃でありました。


懐かしい見世物小屋!



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今日は日曜日の神楽坂に出没です。

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今日の目的は神楽坂三大中華の絶巓である「梅香(メイシャン)」に来たのですが、ランチタイム貸切というお客様がおられて、私の三大中華制覇の野望も折られたのであります。
しかたないのでトボトボと歩いていましたら普段使いによさそうなイタ飯屋さんがありましたのでお邪魔しました。
今日のお店は「オステリア レガーメ 神楽坂」さんです。

住所: 東京都新宿区横寺町68
電話:03-5579-8961
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合翌火曜日休)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「低加水パスタトンナレッリロマーナ使用のしらすとキノコのアーリオオーリオパスタランチ」@1,600+@100=1,700円です。
店内はほぼほぼ満席です。
どうやら人気店のようです。
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待つこと5分で「サラダとフォカッチャの」到着です。
ウン、特段のサプライズもなく、特にサラダは、私はウサギではない、と言いたくなるくらい野菜が多かったですね。

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フォカッチャはそれなりに味わいがあったのですが、エクストラバージンオイルくらいは出してほしかったですね。

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待つこと28分で「「低加水パスタトンナレッリロマーナ使用のしらすとキノコのアーリオオーリオ」の到着です。
見た目、武蔵野うどんのイタリア風ですね。

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それでは実食です。
うどん失礼パスタはコシがあって結構なのですがこれならまだ武蔵野うどんの名店に行った方が納得感は醸成できます。アーリオオーリオソースはかなりのレベルでしたが後半はパスタ勝ちというかソース不足で硬い味わいのパスタのみを食べていた感じです。
不満感が残るパスタでした。

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デザートケーキです。
何でしょうね、クリーム系で口内の夾雑物をそぎ落としたかったのですが、またパサパサ感のある一品でして、さら〜に、不満が増しました。

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加えて珈琲も美味しくないし・・・
で〜も、これだけ店内が賑わっていますので、今日の私の組合せが単なる天中殺なオーダーだったのかもしれません、ハイ。

それでは(^_-)