思い出したくもない・・・ 続編
前回の浅草の寿司屋さん での「私は職人ですから」発言を聞いてから、寿司屋の職人さんが嫌いになりました。それにつけても「私は職人ですから」という言葉を自らの不行跡の言い訳に使うなど決して許されるものではありません。
言い換えたら「私は職人ですから、人を殴ってもいいのです」とまでは言い換えられませんがそのような意味合いの言葉であります。
基本的にこのような唯我独尊人間は、自分のやり方が最善だと思い込んでいるため、マイルールを人に押し付けてくるキライがあります。
本人にとっては最も良い方法だとしても、客にとっては許容できない事もあります。
そんな周囲の状況を理解できないため、今回みたいに出された寿司をすぐに食べなければ不機嫌な顔を見せて圧力をかけるという接客業にあるまじき行為ができるのです。
自分の価値観を他人に押し付けて、それが俺流だと一刀両断するのが、今回の浅草の寿司職人のような人の特徴といえるでしょう。
そこまで自らの世界に浸りたかったら、お客からお金を取らず試食専門寿司店にすればよいのです。
昔から寿司屋さんは、威張った接客、料金が分からない、親方と従業員が隠語でしゃべる等のへんな業態でした。今でもそのようなお店はあるのでしょうがその当時はとても感じが悪いものでした。
なんでお金を払ってこんな嫌な思いをするのか不思議でした。
親方にいいようにイジラれて喜ぶのはまさにマゾヒズムです。
その中でも特に隠語でしゃべられるのは嫌いです。
彼らの隠語を使う理由は以下の様です。
お客様の様子に目配り気配りをするうえで隠語は欠かせません。
寿司屋さんはカウンター越しでお客様と対面しながら寿司を提供するので、お客様の前で板長と従業員とのやり取りも行われます。
その時に、直接的な用語を使うのをはばかられることもあり、また粋なお客様を前に野暮ったいやり取りを避けることも品格のあるお店のおもてなしのひとつなのです、としていますが如何なものでしょうか。
隠語とは少し違うのですがかつて医者のカルテはドイツ語でした。
診察されて、先生が難しい顔してカルテに書き込んだドイツ語をみて、ひょっとして深刻な病気ではと暗い気分になった方は多いと思います。
そんなお医者さんも医療情報を患者と共有しようという考え方のもと、カルテも開示されることを見通して患者さんも理解できるように日本語でわかりやすく書くようになっています。
私のお世話になっている先生が書くカルテはみな日本語です。
それなのに寿司屋さんだけは今でも隠語をつかっています。
閑話休題(お話は戻りまして)
早く食べる
特にこの画像のように、寿司を早く食べましょう、はよく分かります。
しか〜し、私たちのように、コロナ禍で1年も会えず積もる話もあり、傍らはそんなに大食でもなく且つ酒が好きなら、いきおい食べるのが遅くなるのは必定です。
もし鮮度の美味しいうちに食べて欲しかったのであれば、婉曲的にそれを促すのが接客術であり、それができないからと言って仏頂面で客を責めるのはまるでオコチャマの所業であります。

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最後に折角ですので静岡県鮨商生活衛生同業組合の「寿司屋での作法」を紹介して終わります。
確かにマナーを知らない、守らない客が増えているのも確かなのでしょうね・・・

基本マナー、その一
「いただきます」「ごちそうさま」は楽しい食事の基本マナーです。食卓に着いて、何も言わずに食べ始めるのは「礼儀知らず」です。
料理を作ってくれた人に感謝の気持ちを持ちましょう。
「いただきます」の言葉から楽しい食事の場が広がっていきます。
そして、食べ終わったら感謝を込めて「ごちそうさま」と笑顔で言いましょう。

基本マナー、その二
大声、お笑いは、周りのお客様に気づかいを!
食事やお酒の場では話が弾み、つい大声になったり、大笑いをしてしまいがちです。
しかし、それが他のお客様の食事の雰囲気をこわしてしまいかねないので、注意しましょう。

基本マナー、その三

ご飯茶碗をテーブルに置いたまま、片手で食べるのはやめましょう。こんな姿を時々見かけますが、みっともない食べ方です。
日本では、ご飯茶碗は手に持って食べるのがマナーです。そのため茶碗には糸底があり、持ちやすいようになっています。

基本マナー、その四
箸を持ったままの、身振り手振りは失礼な行為。
食事中に箸を持ったまま、人を指差したり、手振りしたりする姿は品のないものです。
目上の人には特に失礼になります。
箸をテーブルに置いてから、話すようにしましょう。

基本マナー、その五
肘をついて食べるのは、だらしのない食べ方。
日本の食文化の中では、テーブルに肘をついて食べる、片膝を立てて食べる、歩きながら食べる…といったことは行儀の悪いことです。
きちんと座って食べましょう。

基本マナー、その六
大人数で食べる時は、他の人の分も考えて食べましょう。
いくら好きな食べ物でも、自分ひとりいっぱい食べるのはエチケット違反。
他の人の分も考えて、控えめの量を取りましょう。また大皿の場合、正式には取り箸を使うのが礼儀です。

基本マナー、その七
すしダネをシャリからはがして、醤油をつけてはいけない。
にぎりずしは、すしダネとシャリが圧されていることでおいしさが生まれてきます。
醤油がいくらつきやすいからといっても、シャリからすしダネをはがしてつけるのはナンセンス。

基本マナー、その八
バランスよく、すしを注文しましょう。
同じすしダネばかり注文している人を時々見かけます。好きなものは仕方ありませんが、すしは、生ものだけでなく、煮物ダネ、焼き物ダネ、蒸し物ダネなど幅広く揃っています。
いろいろ味わってすしを楽しんで下さい。

基本マナー、その九
握ったすしは、できるだけ早く食べましょう。
基本的には、すしは握りたてを食べるのが一番です。しかし、おしゃべりに夢中になって注文した目の前のすしをいつまでも食べない人がいます。特に江戸ずしはできる限り早く食べましょう。


【蒲田行進曲】39段の階段落ち



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今日は大泉学園に美味しいカレー屋さんがあるとのことで行ってまいりました。
前回は場所がわからず断念したお店であります。
今日のお店は「ホクトカレー」大泉学園店さんです。

住所: 東京都練馬区東大泉4丁目26−18 サンパレス大泉B1 楽華日内
電話番号:不明
定休日:月曜日ただし営業時間は 11:00-14:30(13:45ラストオーダー)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
まるで炉端焼き屋さんです。
正しくはこの炉端焼き屋さんの店舗を11:00-14:30から借り受けているのです。

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メニューです。

今日のオーダー「オリジナルチキンカレー」@800-@100(割引券)=700円です。

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お水はセルフサービスです。

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それにしてもいくら流行りのシェアレストランとはいえ居酒屋さんでの出店というのは違和感あります。
前回はこの但し書きがなかったので場所が分からかったのでした。

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待つこと5分で「オリジナルチキンカレー」の到着です。
葱が乗っているので見た目もつ煮込みのようです。

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一口食べたら辛さが足りなかったので辛さを増して再度実食です。
鶏肉がゴロゴロ入っていて香りは意外にもスパイシーです。
不味くはありませんが、家庭で作るカレーとの線引きが難しいですね。
個人的には好きな味ですがパンチが感じられなかったので再訪はないでしょう。
暗い炉端焼き屋さんで和風テイストのカレーを食すという貴重な経験ができたので大変満足していますので気持ちよくごちそうさまが言えました。

それでは(^_-)