下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

タンメン

錦糸町 タンメンしゃきしゃき

今日は「豚足」の話です。 
幼き頃の私が住んでいた下町では在日朝鮮民族に対してある種のracism(人種差別)があり「豚足」を食べることは憚(はばか)れました。
当時の在日朝鮮民族も日本に対して同様のracism(人種差別)があり私達を蔑称で「チョッパリ」と呼んでいました。これは、足袋、下駄、草履など、足先が二つに分かれる履物を履く日本人を、同じく蹄が割れた「豚足」にたとえた言葉からきているそうです。
多分ですよ、記憶でいえば不良を表す「ツッパリ」もここからきていると聞いたことがあります。
今の若い世代の人に話すと信じられないかもしれませんが、日朝間でそのような不幸な時代があったことは歴史的事実だと思います。

北海道に転勤して、良く食べたのは焼肉です。好んで行っていたのが市電資生館小学校前にあったトトリ本店さん です。
よく支店の女性とも行っていましたね、ここのサムゲタン(蔘鷄湯)を初めて食べた時はあまりの美味しさに絶句した思い出があります・・・また札幌に行く機会があったら食べてみたいものです。
そうそうその宴席で驚いたことは、北海道の女性が美容に良いとのことから「豚足」をお気軽に食べていたことです。前述の通り「豚足」に対して緊張感を持っていた私は、女性が豚足を食べるという事に瞠目しておりました。そして女性達から食べてみないということで初めて「豚足」を口にしたのですがその美味しさにノックアウトされてしまいました。
その時から「豚足」の虜(とりこ)となったのです。

豚足
豚足はまず姿がイイですよね、醤油色したジャンケンのチョキ様な安定感ある姿が食欲を盛りたてます。シンプルな外観はとても清潔な感じがします。柔らかいのにサクッとした歯ごたえの皮にかぶりつくと、かすかに染みこんだ醤油の味わいがたまりません。
半割にして手でつかみ、皮の奥のゼラチン質を攻略します。
複雑に入り組んだ軟骨のまわりにも、プリッと弾む白い肉がみっしりと入っていて、それを口にいれればこれまた巧妙に口内にへばりついてきます。
運が良ければ茶色い肉にも巡り会うことがあります、これはまさに砂漠で彷徨していた旅人がオアシスに遭遇する感すらあります。
ヒトの前歯がものを削(そ)ぐためにあるのが実感できるのは、「豚足」を食べている時か「トウモロコシ」を食べている時でしょうか。
頭をからっぽにして向き合うにつれ、トランス状態に陥り、歯、舌、口内が混然一体となったような錯覚に陥りますね。
これこそ真に口福の瞬間と言えるのでしょうね・・・I love Tonsoku!

今日は猛暑のなか錦糸町に出没です。
暑いときには熱いものをということでお邪魔したのがこちら「タンメンしゃきしゃきラーメン
」さんです。

住所: 東京都墨田区錦糸3-3-3
:03-3624-4541
定休日: 当分休みなし

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です、鰻の寝床の様ですネ

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メニューです。

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今日のオーダー「タンメン」@700円です。
このお店はタンメンと餃子だけで勝負しています。今時このメニューの少なさは貴重ですよね、タンメンに自信ありとみました。
待つこと10分強で着丼です。
それでは頂きましょう、綺麗に野菜がこんもりと盛られています。
スープはややサッパリ系の塩味、野菜のエキスが存分に入っています。
縮れ太麺がモチモチしていて美味しいです。
野菜はモヤシを主体にニラ、ニンジンで店名の通りシャキシャキしています。
多分野菜が新鮮なのでしょうか、とくにモヤシはedgeが立っていました。
それと忘れちゃいけない豚肉、とても美味しいじゃないですか。
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途中からお店特製のラー油をタラタラと投入します、味わいが深まりますね。
このお店美味しいですネ、満足しました。
しかし一度店内をでると体内タンメンの暑さで体がほとばしる汗でグシャグシャです、真夏ですから仕方ないですよネ

それでは(^_-)

月島 一心

今日お取引様との打合せの前にプレゼンの資料をチエックする為にミスドに入りました。
アメリカンを頼み支払いをする時に財布の中に手触りの変な硬貨がありました。
気になりながらも支払いをしてテーブルにつきその硬貨を確認したのです。
よくよく見ますと500円硬貨が二枚重ねになっています。親指で押してみたのですが動きません。両手で無理矢理動かすとハガレました。中には米粒の伸びたものがありこれが接着剤となりこのような状態になっていたのです。
これは珍しいですね、500円ラッキィー(笑)
しかしこういうのを小福といいこれに甘んじると大福を得られないといいます。少し考えてしまった私なのです・・・

今日のお店は月島中華料理店「一心」です。


住所: 東京都中央区月島3-7-10
電話:03-3533-0755
定休日:土曜日続きを読む

浅草 来集軒

今日は仕事で浅草です。
しかし平日だというのに人が多いですね、さらにな何と帽子をかぶった老人の多いこと、何でなんだろう・・・ファッションなのですかね。

今日は西浅草にある「来集軒」です。
最近は年に1〜2回しかいかないので、お店の場所が不確かです。
いつものルートで「来集軒」を訪ねたのですが、アリャリャリャお店がありません
オカシイなと思い「来集軒」の周辺をウロウロしたのですがやはり見つかりません
途方にくれてもう一度「来集軒」のある場所に戻ったら有ったのです。

理由は簡単です。このおみせ開店前だと「来集軒」を表すものがないのです。私は開店する前にお店の前を通ったので完璧に見落としてしまったのでした。

来集軒全容
たしかにこの家にはどこにも「来集軒」を示す看板のようなものが全く無いでしょう(笑)

住所: 東京都台東区西浅草2-26-3
電話番号:03-3844-7409
定休日:火曜日

お店の中です。芸能人の色紙が壁一面に張ってあります。
大半は松竹芸能の芸人さんですがね。

今日の獲物は「タンメン」@800です。


私はこのお店35年位通っており、特に若いときは二日酔いの時は必ずここのタンメンで調子を戻したものでした。
ということは今日も二日酔い・・・

味ですか、美味しいですね
スープは熱々で鶏ガラ、豚骨スープですこし甘みがあります。
麺は中太縮れ麺で、モチモチ感タップリでスープに良く合います。
具はニンジン、キクラゲ、ナルト、モヤシ、白菜それととても美味しい豚肉です。
あっという間に食べほしてしまったほどの味わいでした。

欠点は観光地価格なのか値段が高いですね。
美味しいのですが、タンメンはタンメンなので@600くらいの値付けが妥当かと思う今日この頃です。

それでは(^_-)
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