今日は「史上最大の二日酔い」です。
今日のふりネタは「史上最大の二日酔い」です。
恥ずかしながらカミングアウトします。
それは18歳の大晦日です。
大学受験を12月から始めたもののあまりにも遅く・・・
ほぼほぼ浪人が確定してしまった高校三年生だった私は失意のどん底にいました。
そこで内部進学で無試験にて大学に行ける友人二人が「大学合格祈願を三浦海岸の初日の出に頼もうぜ」イベントを企画してくれたのです。

その日は有楽町で映画「サタデーナイトフイーバー」を観ました。
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来年は受験勉強のために好きなディスコにも行けないんだ、と思うとジョントラボルタが踊る華麗なステップのすべてを脳裏に焼き付けていました。
映画を観た後、初日の出まで後7時間もあるというので、有楽町のピザ屋で軽く食事とビールを飲み、近隣のコンビニで日本酒(一升瓶)×3本とつまみを買って、東銀座まで歩き初日の出の場所の三浦海岸まで車中の人となったのです。着いたのは零時半くらいでした。
三浦海岸に行きますと、私たち同様に初日の出を見ようと「徹夜上等」の老若男女が大挙して焚き火をしていました。私たちもどこからか焚き木を探し、砂浜に深い穴を掘り、焚き木を井桁に組んでから、車中で読んでいたスポーツ新聞を付け火にして焚き火を始めました。

用意が整いましたので飲み始めました。
日本酒×3本を買いましたので一人×1本です。
つまみを食べながら飲み始めましたら友人二人が来年の櫻が咲くころにはキャンパスライフを謳歌するのか、それに反して自分は予備校かと、思いましたら、胸の中に墨汁を溶かしたような闇が広がってきたのです。
ヘッセがシュヴァルツヴァルトの石畳を歩いたおりに感じる哀愁。
ドーデーが風車小屋のすみで感じた寂寥。
話せば話すほどにひび割れたビー玉にひびを加えているような心象状態になってきました。
大学受験とは、コインの裏表で決まるようなギャンブルではなく、もっと緻密で、もっと持続的で、もっと継続的なところにこその王道があるのがわかっていたのに、12月まで何にもしなかった自分にほとほと嫌気がさしていたのです。

この様な状態で冷酒を飲めばどうなるのかお分かりですよね。
泥酔し始めたのです。3時には早々と日本酒×1本を開けた私は友人のお酒にもその触手を伸ばしたのです。
焚き火の炎がメラメラと揺れています。
それに合わせて私の体も揺れ始めました。
自分で、一升五合飲んだぞ、と高らかに笑った当たりで記憶が無くなっています。

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その後は焚き火の中で寝始めたので友人が慌てて引き起こしてくれたそうです。
手に大火傷をおいましたが、本人は全く覚えていません。
初日の出を見て興奮して海に入って行ったことも覚えていません。
帰りの京浜急行では単独行動をして品川駅の車両基地まで行ってしまい、友人が私を引き取りに行ってくれたことも覚えていません。
酔歩蹣跚 (すいほまんさん)状態ではありましたが、剣道で鍛えた体力ですので家には自力で歩いて帰りました。
家に帰ると、両親から、どんだけ飲んだんだ。体全体から酒の匂いがする、と言われました。
母が見かねて風呂を入れてくれたので、風呂に入り、家族に新年の挨拶をしたあたりで記憶が無くなっています。
24時間寝ていました。
新年二日の日の朝、手の痛みで目が覚めました。
手の痛みの正体を見ましたら、左手の甲がケロイド状態でした。
さらに二日遅れの二日酔いになり、吐き始めました。
頭は寛永寺の釣り鐘を横綱白鵬が乱打しているような状態でまさに死に体です。
取り敢えず地元の緊急病院にいき火傷の手当てをしてもらいましたが吐き気が止まりません。
正月ですので日本酒のCMが多く、そのCMを見ると条件反射で吐いていました。
まさに生き地獄でした。
これが私の「史上最大の二日酔い」です。
ちなみに普段なら日本酒一升五合は許容範囲であります。
皆様、ストレスを抱えての飲酒はお控えください。
こんな私ですが目白にある大学には受かったのですが、考えるところがあって予定通り浪人したのでした。


こりゃ便利その7(Last)



今日は有楽町に出没です。
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気がついたらこのお店の前にいました。
今日のお店は「バインセオ サイゴン(BANH XEO SAIGON)」さんです。

住所: 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア フードアべニュー B1 F
電話:03-3211-0678
休日:不定休 (有楽町イトシアに準ずる)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「選べるフォーセット」@1,065円です。
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待つこと10分で到着しました。
見た目こんもりしています。

「選べるフォーセット」の内容は鶏肉のフォー、生春巻き、ミニサラダ、タピオカぜんざいです。
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それでは実食です。
鶏肉のフォーはフォーがダマになっているのでほぐして食べなければなりません。
スープに訴えるものがありません。
塩味も薄めです。
生春巻きもミニサラダも特筆するものはありません。
タピオカぜんざい(チェー)はベトナムはホーチミン市で食べた感動が忘れなくて楽しみにしていました。
しか〜しこれは平板の味です。
心をとろけさすような味わいではありません。
これだけは頑張って欲しかったのですが・・・
今回で5回目(一回は未掲載)ですか来るたびに味が落ちていくように思えます。

それでは(^_-)