今日は「原爆投下」です。
「日本の女性や子供たちへの慈悲の思いは私にもある。人々を皆殺しにしてしまったことを後悔している」
(トルーマンの手紙8月9日)
このナレーションで始まる「決断なき原爆投下-米大統領71年目の真実-」NHKスペシャルを観ていました。
7月に広島原爆記念館に行ってから、なんで日本に原爆が投下されたのか、を考え始めました。
原爆投下の理由は諸説あります。
今までの主流の考えは、仮に米軍が本土上陸した場合は、100万人規模の日本国民が亡くなるのだけれど、2発の原爆投下では20万人の犠牲者ですんだ、というものでした。
その一方で、原爆投下で大勢の日本人が亡くなったが、何千人もの米兵が救われた、と語る退役軍人がいるように、まさに戦争の光と影なのであります。
この様な説もあります。
1945年7月25日、日本本土への原爆投下命令がだされ、その翌日26日に日本への降伏勧告のポツダム宣言が公表されたのです。
降服目前の死に体の日本に原爆投下したのは、マンハッタン計画の指揮官のグローブス准将が専断で作成した指示書だったのです。と申しますのは、この原爆投下命令書には大統領の署名はありませんでした。
即ち、原爆投下は、都市無差別爆撃の是非の検討も加えることなく遂行されたのです。
原爆投下の非人道性が明らかになった為に、この投下の是非が議論されたのは、はるか戦後になってからであります。
個人的には、原爆開発にはオッペンハイマー(ドイツ・ユダヤ系)、シラード,フェルミなど亡命科学者は言うは及ばず、軍人公務員など6万人が参加し予算総額20億ドル(2004年換算200億ドル≒2兆円)をも投入したものですから、それの説明責任だと思います。
当時の米国は軍事費が枯渇してきて、戦争プロバガンダ映画で国威高揚を喚起して、国債を売って戦費に充てていました。そんな中で2兆円の国家予算を投じたのに、それの効果測定をしなければグローブス准将は、国内右翼の憤怒の銃弾によって倒れていたでしょう。
1945年7月16日にニューメキシコ州で世界初の原爆実験が成功しました。
この原爆実験の成功で日本への投下が現実のものとなったのです。
日本ではすでに多くの都市が空襲で焼け野原となり上述の通り降伏は間近とみられていました。
グローブス准将は戦争が終わる前に原爆を使わなければならないと焦っていたのでしょう。
だから専断で落としたのです。
8月10日にトルーマンは全閣僚を集め、これ以上の原爆投下を中止する決断を伝えました。
トルーマンは、この場で「新たに10万人、特に子どもたちを殺すのは考えただけでも恐ろしい」と発言しました。
すでに3発目の準備をしていたグローブスですが、この大統領の決断には従うしかありませんでした。
これを受けて「3発目の準備を中止させた。大統領の新たな命令がない限り投下はできなくなった」とグローブス准将は、自らの忸怩たる気持ちを述べていました。
いずれにしても3発目の投下がなかったことは良かったのですが、戦争は誰しもの道義的脊髄(モラル・バックボーン)を欠損させることは自明の理です。
だから不毛なのです。
従いまして、あまり戦争ネタは書きたくありません。
書いた後に、胸の中に瓦礫が詰まったような不快な気持ちになり、しばらくその固まりが体内に固着するからです。
今日は住吉に出没です。
今日のお店は下町イタリアの名店「La Bodhi Citta (ラ・ボーディチッタ)」さんです。
住所: 東京都江東区住吉2-22-8
電話:03-5600-8456
定休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「パスタケーキセット」@980円です。
席に座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと2分で「サラダ」の到着です。
これはトマト甘しです。
醤油系の和風ドレッシングはこのトマトの甘さを際立させています。
待つこと7分で「パン」の到着です。
かるくトーストしてあります。
このようなバターでトーストをいただきますと小学校の給食を思い出します。
懐かしい味です。
待つこと9分でパスタ(ベーコンと野菜のトマトソース)の到着です。
まろやかなトマトソース味です。
うまく纏めています。
美味しいです。
デザートの「チョコレートケーキ」です。
こういうのってB級ケーキとでもいうのでしょう。
甘さ控えめで私の好きな味です。
これで@920円ですか「コスパ良し」ですね。
さすがに下町イタリアンの名店の名に恥じませんね。
今度はディナーを食べにきましょう・・・
「日本の女性や子供たちへの慈悲の思いは私にもある。人々を皆殺しにしてしまったことを後悔している」
(トルーマンの手紙8月9日)
このナレーションで始まる「決断なき原爆投下-米大統領71年目の真実-」NHKスペシャルを観ていました。
7月に広島原爆記念館に行ってから、なんで日本に原爆が投下されたのか、を考え始めました。
原爆投下の理由は諸説あります。
今までの主流の考えは、仮に米軍が本土上陸した場合は、100万人規模の日本国民が亡くなるのだけれど、2発の原爆投下では20万人の犠牲者ですんだ、というものでした。
その一方で、原爆投下で大勢の日本人が亡くなったが、何千人もの米兵が救われた、と語る退役軍人がいるように、まさに戦争の光と影なのであります。
この様な説もあります。
1945年7月25日、日本本土への原爆投下命令がだされ、その翌日26日に日本への降伏勧告のポツダム宣言が公表されたのです。
降服目前の死に体の日本に原爆投下したのは、マンハッタン計画の指揮官のグローブス准将が専断で作成した指示書だったのです。と申しますのは、この原爆投下命令書には大統領の署名はありませんでした。
即ち、原爆投下は、都市無差別爆撃の是非の検討も加えることなく遂行されたのです。
原爆投下の非人道性が明らかになった為に、この投下の是非が議論されたのは、はるか戦後になってからであります。
個人的には、原爆開発にはオッペンハイマー(ドイツ・ユダヤ系)、シラード,フェルミなど亡命科学者は言うは及ばず、軍人公務員など6万人が参加し予算総額20億ドル(2004年換算200億ドル≒2兆円)をも投入したものですから、それの説明責任だと思います。
当時の米国は軍事費が枯渇してきて、戦争プロバガンダ映画で国威高揚を喚起して、国債を売って戦費に充てていました。そんな中で2兆円の国家予算を投じたのに、それの効果測定をしなければグローブス准将は、国内右翼の憤怒の銃弾によって倒れていたでしょう。
1945年7月16日にニューメキシコ州で世界初の原爆実験が成功しました。
この原爆実験の成功で日本への投下が現実のものとなったのです。
日本ではすでに多くの都市が空襲で焼け野原となり上述の通り降伏は間近とみられていました。
グローブス准将は戦争が終わる前に原爆を使わなければならないと焦っていたのでしょう。
だから専断で落としたのです。
8月10日にトルーマンは全閣僚を集め、これ以上の原爆投下を中止する決断を伝えました。
トルーマンは、この場で「新たに10万人、特に子どもたちを殺すのは考えただけでも恐ろしい」と発言しました。
すでに3発目の準備をしていたグローブスですが、この大統領の決断には従うしかありませんでした。
これを受けて「3発目の準備を中止させた。大統領の新たな命令がない限り投下はできなくなった」とグローブス准将は、自らの忸怩たる気持ちを述べていました。
いずれにしても3発目の投下がなかったことは良かったのですが、戦争は誰しもの道義的脊髄(モラル・バックボーン)を欠損させることは自明の理です。
だから不毛なのです。
従いまして、あまり戦争ネタは書きたくありません。
書いた後に、胸の中に瓦礫が詰まったような不快な気持ちになり、しばらくその固まりが体内に固着するからです。
今日は住吉に出没です。
今日のお店は下町イタリアの名店「La Bodhi Citta (ラ・ボーディチッタ)」さんです。
住所: 東京都江東区住吉2-22-8
電話:03-5600-8456
定休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「パスタケーキセット」@980円です。
席に座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと2分で「サラダ」の到着です。
これはトマト甘しです。
醤油系の和風ドレッシングはこのトマトの甘さを際立させています。
待つこと7分で「パン」の到着です。
かるくトーストしてあります。
このようなバターでトーストをいただきますと小学校の給食を思い出します。
懐かしい味です。
待つこと9分でパスタ(ベーコンと野菜のトマトソース)の到着です。
まろやかなトマトソース味です。
うまく纏めています。
美味しいです。
デザートの「チョコレートケーキ」です。
こういうのってB級ケーキとでもいうのでしょう。
甘さ控えめで私の好きな味です。
これで@920円ですか「コスパ良し」ですね。
さすがに下町イタリアンの名店の名に恥じませんね。
今度はディナーを食べにきましょう・・・