今日は「手締め」です。
忘年会もたけなわです。
と申しましても私のブログは貯め書きですので、予定ではこのブログは12月29日(木)にアップされており違和感がありましょうが、那辺の事情によりご寛容ください。
手締めは商談(商取引)の成立のときに手を打ったのが始まりのようですね。
現在でも、交渉事のとき「この辺で手を打ちましょう」などと言うことがありますように、「手を打つ」とは「妥結」「決着」「成立」「成就」「和解」の証明なのであります。
このセレモニーを世間では「手打ち式」といいます。

「締め」はおもてなしの一部でもあります。
従いまして、締めの音頭は主催者側、通常の宴会なら「幹事」が行います。
よく「では締めの音頭を来賓の○○様に」というのは、失礼に当たるのです。
加えていえば、もし来賓の立場の時にお願いされたら、断るのが礼儀とされていますが、断った方を今だかつて見たことがありませんので多分にローカルルールでしょう。

12日終了の三本締め
最近は「イヨー、ポン」の関東一丁締めがかなりのシェアを有しており、これは会場問題に起因しています。
要は呉越同舟の忘年会の中で、三本締めを行うと、かなりの音を廻りに響かせますのでそれも配慮からきたものだと思います。
三本締めの場合、一本目は主催者に、二本目は来賓・来客に、三本目はその場に参加できなかった人に向けてと言われていますが諸説があります。

三本締めで全国的に知られているのが江戸型のリズムの速い「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」(3・3・3・1)であります。
これを1回やるのが「一本締め」、3回繰り返すのを「三本締め」といいます。
ちなみに最近よくやる「イヨー、ポン」は、「一丁締め」や「関東一本締め」と呼ばれるもので、「一本締め」と混同されますが一丁締めは略式の手締めでありますのでご留意ください。
全部で10回手を叩くわけですが、リズムで分けると「3回+3回+3回+1回」ですね。
最初の9回を漢字にしますと「九」になります。
それに最後の回(点)を加えて、漢字の「丸」を完成させるのです。
つまり「その場を丸く収める」という意味があるのです。
別名「戸(10)締め」といいましてお開きを表します。
なお、最初の「イヨオーッ」は「祝おう」から転じた言葉ですので、最初の発声は景気よく高らかに始めてください。

ちなみに私が在籍する本部では三本締めの最後は右肩を上げて、商売の繁盛を願い且つ手を叩くのではなく「ポン」という発声をする事で右肩上がりの商売繁盛を念じるのですが、これでは締めではなくなります。
言い換えますと「締まらない三本締め」となりますので、絶対に真似しないでください。
これに対しまして、私の場合は、まずは三本締めのご発声をし、そのやり方を周知させる段で、宜しいですか、皆さん「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」で最後の「シャン」の手拍子は、「九」の字に点を打ち、丸となる仕掛けなっていますので、ぜったいに上に点を打ってはいけません。
少し間を置いてから、ギュウになりますので、と言って笑いを取ってから始めます。
今年も残すとこら後わずかになりましたね・・・


放課後ミッドナイターズ



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今日は所用があって石神井公園に出没です。
最近よく行きますこのお店ですが、実は「豚カツ」以外にも「ポークソテー」も美味しいとの事から食べにきたのです。
今日のお店は「キッチン中川」さんです。

住所: 東京都練馬区石神井町3丁目19-16
電話:03-3996-4756
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ポークソテー定食」@1,000円です。

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待つこと18分でパラパラとゴマ塩がかかったご飯と味噌汁の到着です。

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待つこと19分でポークソテーの到着です。
見た目美味しそうです。

それでは実食です。
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うん、このお店の自家製デミグラスソースにからめながら脂身の多い端肉からいただきます。
カリカリ感あふれる端部は脂多めで私の好きな部位であります。
この美味しさの感じは羊羹の端に似ていますね。
それではファーストバイトです。
美味しいじゃありませんか。そんなものではありません、とても美味しいのです。
ほどよい脂身とその弾力溢れるカリカリ感は口内でデミグラスソースと混ざり合いますと、絶妙の味わいに昇華していくのです。
これには参りました。
流石に中心部は端部より見劣りしますが、それでも外剛内柔の肉はとても柔らかくて美味しいです。
多分に肉の熟成の仕方と焼き加減にその美味しさの秘訣があるのでしょう。
少ししょっぱめの味噌素汁も私の好みの味です。
次回は牛100%のハンバーグに挑戦しましょう。

それでは(^_-)