路地にひっそり繩暖簾店内入れば洋食店。
見つけるのも一苦労、路地裏の小さな実力店


以上はこのお店の惹句です。
確かにこのお店を偶然に見つけるのは困難でしょう。
今日のお店は勝どきで行列のできる洋食店「勝鬨亭」です。
勝鬨亭1



住所: 東京都中央区勝どき2-6-2
電話:03-3534-5933
定休日:土、日、祝日

お昼前に着いたのですがすでに列ができていました。それでも待つこと二十分でお店に招き入れられました。
行列ができるはずです(笑)店内はカウンター席五人(椅子は六席ですが全員座るとかなり窮屈なので)、テーブル席×二席六人の計十一名しか座れないのです。
調理場はオーナーシェフ一人で揚げ物、肉料理、カレーを作ります。これでは混むわけですね。
今日の獲物は決め打ちのボークガーリックステーキ@950です。
勝鬨亭2
お値段が勝どきにしてはお高いような(笑)

何でこの料理を選んだかといえばやはり洋食といえばグリルものだからです。
ここのシェフはお客様客の注文を一つ一つ出際よく手がけサクサクと調理します。
その手捌きの早いこと早い事・・・でも少し怒りっぽいですね、奥様と思わしきお店の配膳のかたに時折小声で怒鳴ります。また自らも「チクショウ」との怒声も上げられます。
基本的にこういう威圧感のある店は好きではありません・・・感じ悪いじゃないですか。

オープンキッチンでしたのでジーーつと見ていたら、いよいよ待ちに待った私の料理が作られます。フライバンに油を引きフライパンが高温で焼かれます、香り付けのにんにくが投げ入れられます…アレレ投げられません
即に小麦粉を身にまとった豚ロース肉がフライパンの上に静かに置かれました。下面が程良く焼き色がついたようなのでひっくり返されました。
味付けはどうするのでしょうかと見ていましたら、冷蔵庫から青色の樹脂の容器がだされました。エッ!ボークジンジャーじゃないのだけれど…しかし私の肉は手際よくそのソースに絡められ綺麗に盛り付けられ供されました。

勝鬨亭3
味はガーリックソースでした

ランチタイムで忙しいので仕方ありません。少し期待が多すぎたのかもしれません。
早速一口を頬張ります。ウウッ!ソースが辛すぎますというかショッパイですね、これに追い打ちをかけるかの様に肉が硬〜い
一体全体勝どきの名洋食店はどうしたのでしょう。
行列ができるくらいですので、全体としては美味しいのですがね、個人的にはもう少しお店の中に和みがあればよかったのにと思います。
配膳の女性の方も少しトゲトゲシイし・・・

これなら同じ勝どきにあるブラッスリーフォーメスでお気楽に洋食を食べた方がよかったなと思いました(残念)

それでは(^_-)