世紀の失言
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ベルリンの壁の崩壊についてはニュース番組で東ドイツが東西ドイツの行き来を許可した
という一報が入った後この画像のようにベルリンの壁が壊れてめでたしめでたしという整理でした。
個人的には良い事で終わったので共産主義の東ドイツがなんでそのような英断をくだしたのかは知りませんでした。

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この間、NHKの映像の世紀バタフライエフェクト「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」を見て全てが氷解しました。1989年11月9日、東ドイツを率いる社会主義統一党のスポークスマンだったギュンター・シャボウスキーは、午後6時からの定例記者会見を行っていました。
そして会見終了の7分前、イタリアの記者エールマンが制定されたばかりの「旅行法」について質問をしたのです。
ところがシャボウスキーは「旅行法」について話をすることを完璧に忘れていたことを思い出しその為に彼は完璧に舞い上がってしまったのです。
さら〜に、エールマンが、それはいつから発効されるのですか、と質問されて、私の認識では「直ちに、遅滞なく」と答えてしまったのです。
2022-04-22 164732
この画像はこの発表を聞いて愕然としている東ドイツ人記者です。
この直後にアメリカNBC放送のトム・ブロコウ記者から、ベルリンの壁はどうなるのか?西ベルリンに東ドイツ市民は行けるのか?との質問がありました。
慌てたシャボフスキーが文書を見ると、西ドイツ及び西ベルリンへの越境は許可される、と書かれてあったため、常時出国は東西ベルリン間を含む東西ドイツ間のどの国境検問所からでも行えると答えてしまったのでした。
たしかに東ドイツ政府が外国旅行の自由化を決議した事実はありましたが、それは翌日の10日午前4時までは発表してはならない内容だったことに加え、そもそも旅行の自由化はベルリンの壁からの出国を除く決議だったのでした。
東ドイツ政府は、すべての国民の自由な出国など認めるつもりはなく、国内で抗議活動を行う一部の不満分子を追放することを狙っていたのです。
こうなるとあとの祭りです。
そしてニュースを知った民衆が検問所に押し寄せ、ベルリンの壁を突破していきました。
ベルリンの壁崩壊翌年の1990年、ついにドイツの東西統一が実現しました。
そしてこの時KGB情報員だったプーチンはこの壁の崩壊をつぶさに見ておりそれが彼のトラウマになったものとされています。
シャボフスキーの勘違いによって当時今世紀中の解決は不可能と言われた東西ドイツ統一と冷戦の問題は突如解決へ動き出し、歴史上稀に見る負傷者を出さなかった平和的解決に至ったのでした。
そしてシャボウスキー「歴史上最も素晴らしい勘違い」ともいわれ、シャボウスキーは「歴史を変えた男」と称されたのでした。
ウクライナ戦争でも似たような事が起こりませんかね・・・


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今日は次男が美味しいカレー屋をみつけたとの事で次男の運転で伺いました。
今日のお店は「カリーポット」さんです。

住所: 東京都練馬区大泉町2-12-2 ステープル大泉 1F
電話:03-4400-8222
定休日:不明

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。
今日のオーダー、私は「10種類スパイスのチキンカレー&飴色玉ねぎとカルダモンのキーマ」@1,400円、次男は「海老と春そら豆のグリーンカレー&5種のキノコのウコンカレー」@1,400円です。
このお店の右脇には広大な駐車場がありここに停められるかなと思っていたらここは使用できないとの事でしたので左のコインパーキングに止めました。
右隣の駐車場はガラガラに空いているのでなんでこの経営者は借りなかったのだろうと大きな?マークがつきました。
さら〜に、事情通の次男によりますとこのお店は海鮮居酒屋「なかや」=>喫茶店「カフェ・チル(cafe・chill)」=>「カリーポット」と変わっておりなかなかお店が定着しないようです。
店内はシックな内装で落ち着きます。
店主は四川料理のコックさんらしいのですがスパイス好きが高じてカレー屋を開いたとの事で「二足の草鞋は履けぬ」ということからこれまた大きな?マークがつきました。
料理が来る間にググってみますと2019年2月をもって閉店したRIVERSプロデュースのサンドウィッチ専門店(GRAIN BREAD AND BREW)の次プロジェクトとして、隠密進行していたこの企画お店だそうです。
要はプロデューサーがいたのですね。

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待つこと5分でお水が到着しました。

待つこと12分で「10種類スパイスのチキンカレー&飴色玉ねぎとカルダモンのキーマ」と「海老と春そら豆のグリーンカレー&5種のキノコのウコンカレー」が到着しました。
見た目両方とも美味しそうです。
それでは実食です。

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私の「10種類スパイスのチキンカレー」は、クミン、コリアンダー、シナモン、チリ、フェネグリーク、ターメリック、ジンジャー、ガーリック、パブリカ、胡椒が入っています。
これは味わいが深いですね。
「飴色玉ねぎとカルダモンのキーマ」はスパイスの女王カルダモンと玉ねぎの甘さが相俟って絶妙な味わいです。
これは美味しいです。

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次男の「海老と春そら豆のグリーンカレー」は黄緑色の色彩で安心させてその実はスパイシーという癖ものです。「5種のキノコのウコンカレー」はヒラタケ、エンリギ、マッシュルーム、シメジをターメリック(ウコン)で絡めたものです。これは別格の美味しさです。
RIVERSさんのパウダーブレンドには瞠目しました。
このクオリティーを味わえる幸せに心が震えました。
しか〜し、RIVERSさんのプロデュース料は高すぎるのではと思います。
個人的にはこの合い掛けなら@1,000円位でしょう。
ごめんなさい。
人の懐をのぞいたみたいで失礼いたしました

それでは(^_-)