今日は「Tango in Zoshigaya」です。
タンゴが大好きです。ダンゴ🍡ではありませんから。
タンゴとの邂逅はヨーヨ・マさんです。
彼の「リベルタンゴ」を札幌在住の時に聞いてからはまりましたのでかれこれ30年の付き合いであります。
「リベルタンゴ」はアルゼンチン作曲家のピアソラの作品で、彼特有のタンゴにジャズ、クラシックをミックスした楽しい曲です。
ヨーヨ・マさんのCDは全部聞いていますし持ってもいます。
ちなみにピアソラさんの曲もほとんど聞いています。
なんで好きなのだろうと問われれば体が欲するとしか申せません。
多分前世はアルゼンチン人だったのでしょう・・・
まずは「リベルタンゴ」の紹介です。



エルチョクロ
ということで今日は奥様と一緒に東京は池袋から歩いて10分なのに昭和で時が止まった街・雑司が谷司ヶ谷にあるタンゴバー「El Choclo」さんに行ってまいりました。
「El Choclo」さんはたまさか見ましたTVでfeatureされていて知りえたのです。
店名のエル・チョクロ(El choclo)はタンゴの曲の一つです。
1903年にアンヘル・ビジョルド(Angel Villoldo)が作曲したとされています。
1905年11月3日にブエノスアイレスの高級レストラン「レストラン・アメリカ」にて初演された。
「エル・チョクロ」とはスペイン語で「とうもろこし」という意味であります。
この店名はここから来たのだとおもいます。
せっかくですので「エル・チョクロ」の曲もご紹介します。



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まずは雑司ヶ谷の街の雰囲気です。

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そして「エル・チョクロ」さんです。
ご主人は、築70年になる実家を改築し、心地よい和洋折衷空間を作りました、といわれていましたが、その通りでかなりのvintageな建物であります。
実際、奥様はこの外観をみてすぐに、帰りましょう、と言っていた程です。

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中にはいりますとこのような異質な雰囲気が横溢しているタンゴバーなのでした。
しか〜しこのgapには驚かされましたね。

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今回の聞きに行ったグループは「Yellow Tango Quartet」さんです。
普通タンゴは、ヴァイオリン、バンドネオン、ピアノ、コントラバスという組み合わせですのでサックス、チューバ、バンドネオン、ギターという四重奏は珍しいと思います。
武道家(剣道弐段)なので演奏の優劣はつけられないのですが、サクソホンの鈴木広志さんとギターの田中庸介さんの演奏は素人でもその巧みさはよくよくわかりました。
簡単にお二人の略歴を記しておきます。

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鈴木広志さんは東京藝術大学を卒業し、ソプラノからバリトンまでのすべてのサックス、フルート、クラリネット、バスクラリネット、リコーダーを操る多才な方でありまして、独自の音楽活動を展開しています。
長身のなかなかのイケメンです。

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田中庸介さんは、埼玉県出身で、14歳の時にエリック・クラプトンを聴いてギターを手にしたそうです。ブルースを主とするプレイスタイルを体得し、その後ジャズを加藤泉氏に師事しジャンルを問わない音楽活動を始めている方です。この方の演奏は、人間の指ってここまで複雑な動きができるのだという点で括目させられました。
後の二人もすごかったのですが、素人目ではこの二人の演奏が私の内耳と瞳にがっしりと刺ささってきたのです。

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演目はMCの滑舌が悪くよく聞き取れなかったのですが、踊り子、ブエノスアイレスの春、クラベーア、コナレーラ、ホテルビクトリア、心の底から、夢の中で、黄金の心等15曲程度でオリジナル曲を含めて演奏してくれました。
特に会場全体で合唱した「夢の中で」が良かったですね。
ここでトリビアネタです。
チューバの木村さんから聞いたのですがこのサックス、チューバ、バンドネオン、ギターの演者の中かで一番重労働なのは、10垓のチューバを担いで演奏している木村さんかと思いきや、その木村さんではなくてはなくてバンドネオンの仁詩さんなのですって。
バンドネオンの演奏は左右に大きく伸縮させるのでその運動量(演奏力)はハンパないそうです。
またギターの田中さんはこのような人が密集した狭い場所で演奏すると、いきおい湿度が高くなってしまうのでチューニングが下がってしまい、その調整が大変なのです、と言われていました。

感想ですか、大大満足です。
あらかじめ動画撮影は禁止されていたので演奏は紹介できないのが残念ですが、私の感動の一端が伝わればありがたいです。
シブ格好いいオジサンを演じたい貴方、思いどおりにならない人生にため息をついている貴方、見果てぬ恋を追い求めている貴方、タンゴはこれらのカオスをすべて飲み込んで浄化してくれます。
お時間があれば一食抜いても是非雑司ヶ谷にお越しください。損はしません、ハイ。

最後にお店の紹介です。
今日のお店は「エル・チョクロ」さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋3-2-8
電話:03-6912-5539
定休日:火曜日・水曜日

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メニューです。

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今日のオーダーは、私はドライジンジャーエール@650円、奥様はシャンデイガフ(ビール+ジンジャーエール)@950でアテはミックスナッツ@550円とドライフルーツ@550円です。
この面子でスタートして、そのあと不定期に追加オーダーを頼みました。
奥様は後半酔いも相俟ってタンゴに対してはノリが良かったですよ。

それでは(^_-)