今日は「あなたにとってお肉といえば」の話です。
ステーキ
西の牛、東の豚ということが漠然と言われる。それに関する声から聞いていこう。
まず「兵庫県出身女性昭和生まれ」さんは「肉といえば牛肉。塊でドンとあるのが理想です。牛肉→国産→但馬牛→塊肉→ヘレー本」と簡潔かつ明快に答えてきた。「ヘレ」というのは関東の「ヒレ」。肉の部位の呼び方にも言葉の上の「方言」がある。
「大阪では肉といえば牛がデフォルトです、豚はブタ、鶏はかしわかトリ。肉ジヤガなら牛肉でしょう。肉うどんなら牛肉でしょう。焼き肉と聞いて焼いた鶏肉を思い浮かべませんね、まず」と「大阪生まれ新宿区在住の小島」さんも言い切る。 
四国からは「恒石」さんが「高知も西日本のはしくれなので、肉といえば牛です。肉ジヤガ、肉うどんなど普通に牛を使います。学生時代、関東地方の豚肉の肉ジヤガに違和感があったのを覚えています。また煮込みも高知では牛筋が普通です。肉まんのこともコンビニ以外では豚まんです」とのメールを送っていただいた。
【中略】
「愛媛生まれ神奈川往往」さんの文章には笑ってしまった。「大阪出身の友達がダイエットするとき『肉絶ち』を宣言しました。しかし言った当日に豚肉を食しているので聞いたら、彼女の常識は肉=牛。豚肉は豚、鶏肉は鶏で、扱い的には魚と同じだそうな。そんな彼女は肉ジャガにも牛肉を使っていました。彼女が豚肉を使うのはギョウザのときのみでした。彼女は『肉星人』を名乗っていました」。これでダイエットになるかどうかは別にして「関西人にとって豚は魚と同じ扱い」というところが問題の本質を端的以上に物語っている。
【中略】
ここで地域偏差の歴史的背景に触れたメールが到着した。「かつて西日本では農耕用に牛を多く飼育しており、老牛をすぐに食べやすい環境にあったことが牛肉文化発展のひとつの背景になったということを聞いたことがあります。一方、関東では農耕用に馬を多用しており、軍馬としての需要から馬肉文化はおもったよりも広がらず、飼育に広い土地を必要としない豚が明治時代以降、関東一円に広まったということも聞きました。しかしながら、新潟から会津に抜けるあたりは肉屋さんでも普通に馬肉を売っていて、地域性を感じて面白かったです。熊本の馬肉も有名ですね」(ミルフォードさん)
【中略】
例えば味の素食の文化センターが発行している食文化誌「veSta」(二〇〇三年春号)に高田公理武庫川女子大教授(当時)が連載している「近代の食a」の六回目にこんな記述がある。 
「もとは洋風料理素材の牛肉を、味噌や醤油で煮て食べさせる牛鍋屋が、明治10年に東京で550軒をかぞえた。よほど人気が高かったのであろう」「明治24年には露天で五目飯を売る屋台が軒をならべ、『一椀一銭』の行灯をかかげた牛飯屋が急増した」。
当時の東京の人々が牛鍋や牛飯を好んで食べていたことがわかる。豚ではなく牛である。
【中略】
日本食糧新聞社刊『昭和と日本人の胃袋』からの引用。「(トンカツ)は昭和6、7年頃上野あたりから広まった料理であるらしい……洋食らしくなく、しかも肉が食べられるというところが一般に大いにうけて、トンカツは急速に普及した……しかし、トンカツが普及したのは、だいたい東京を中心とした東日本であって、牛肉の質が良く、豚肉がそれほどでもなかった西日本、特に関西では東京ほどの普及はみられなかったようで、関西にトンカツが行き渡ったのは、牛肉が高価なものになった第二次大戦後であるといってよいであろう」
明治五年、明治天皇が牛肉を試食したのを機に、東京の人々は牛鍋や牛飯のかたちで牛肉を盛んに食べるようになった。東京は当初、牛肉文化圏だった。ところが昭和の初めにトンカツが発明されて爆発的な人気を得、次第に豚肉文化圏へと変わっていった。
【中略】
洋食の普及が豚を食べる習慣を広げていく。東京にいわゆる大衆的な洋食店が次々に現れるようになったのは明治二十年ごろのことだったという。小菅桂子著『近代日本食文化年表』の明治二十年の項に「この年東京では三橋亭(上野)、三緑亭(芝公園)、東亭(芝)、亀田(神田)、宝来亭(神田)、りゅうきん亭(神田)、旭亭(下谷)といった西洋料理店が相次いで開店する」とある。現存する東京で最も古い洋食店「彫舵苧」の開業が明治二十八年。ここで「カツレツ」の付け合わせが温野菜から刻みキャベツに変わり、カツとキャベツという今日に至る名コンビが誕生した。だが、カツはまだビーフだった。明治三十、四十年代になると東京の洋食店は千五百軒から千六百軒にのぼったという。 日清戦争(明治二十七人一十八年)、日露戦争(明治三十七人二十八年)で牛缶が大量に戦地に送られ牛肉が不足したことも豚肉に目を向けさせる契機になった。 
そして大正元(一九一二)年に事件が起きる。コレラの流行である。警視庁はコレラの流行を防ぐため生食をしないようきつく指導した。「このため一般家庭にも魚食をやめて肉食に切り換えるところがふえ、その際、安い豚肉が注目されたのである」(『日本食肉文化史』)。
「天ぷらにソースをかけますか」野瀬泰甲著より転載

この肉の話でいつも不思議に思うのは、関西って牛肉文化圏ですので牛肉が安いのかなと思っていたのです。
しか〜し私が大阪在住の時、肉屋に買物に行くとそんなことはなく、やはり牛肉は豚肉より高いのです。
付け加えれば安い豚肉より高い牛肉の方が売り場面積は広かったのでした。
関西の方って金銭感覚が関東と比べて高いという認識ですので、なんでわざわざ高い牛肉を食卓に供するのか不思議です。そこまでも牛肉が好きなのですかね?
私も豚肉より牛肉の方が好きですが、牛肉は値段が高いので倹約家の奥様はあまり牛肉を買い求めることはありません。しか〜しそれに特段のクレームをつけることもありません。
さら〜に私が大阪に住んでいた時はあまり牛丼チェーンもみかけず、どこが牛肉文化圏なのかと思っていましたが、カレー屋さんにはポークカレーはなくビーフカレーがdefaultでした。
一度定食屋さんで、ポークカレーはないのですか、と聞いたところ、カレーは牛さんしかありまへん。豚さんはカレーにはあいまへん、とキッパリ言われたことがあり、唖然としたことがありました。
そういえば関西でとんかつを食べたことがありません・・・
あなたにとってお肉といえば何でしょうか?


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今日は日本橋に出没です。
今日のお店は以前から気になっていた、高島屋さん真横にある喫茶店です。
今日のお店は「エイト珈琲店」さんです。

住所: 東京都中央区日本橋2-6-10
電話:03-3275-3570
定休日:日曜日

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お店の外観です。
いつもここがお店の入り口だと思っていました。

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実はこちらだったのですね・・・

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店内の雰囲気です。
私の座った席は麻雀ゲームのできるテーブルでした。
このお店はマスターとマスターのお母さん、とお客の注文を正しく厨房にいるマスターに伝える能力が欠如している女性のホールスタッフの3人で繰りまわしています。
しか〜しガチャガチャしたお店です。
一番の原因は厨房にいるマスターに注文を的確に伝えることができない女性に対する叱責が五月蠅(うるさい)いのです。
プラ〜ス結構喫煙者が多いのに分煙がされていません。したがいまして煙草を吸う習慣がない私はかなり辟易とさせられました。

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メニューです。

今日のオーダー「焼きチーズカレースパ(珈琲付)」@1,000円です。

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待つこと20分で調味料の面々が運ばれてきました。

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待つこと23分でコンソメスープが運ばれてきました。
うん、このスープは美味しいですね。
期待が持てそうです。

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待つこと25分で「焼きチーズカレースパ」が運ばれてきました。
見た目uglyです。
どうやら炒めたスパゲッティにカレーのルーを入れてその表面に粉チーズをのせてオーブンで焼いたもののようです。

それでは実食です。
チーズをかき分けるとそこにはひたひたのスープ溜まりが出現しました。
スープスパですね。
アッィ!かなり熱々です。スープはチンチンです。
食べこむとゴロゴロしたジャガイモに遭遇します。プラ〜スシャトーに切られた人参にも遭遇します。
何だろうこの食べ物・・・
カレーライスのご飯の替わりにスパゲッティがあるようなimageでよいかと思います。
味ですか辛いだけで味がしません。
その為に塩・胡椒・タバスコがあるのだと気がつき、塩をmainに味付けし直したら味が締まってきました。
ウ〜ン、これはコメントのしようがありませんネ。
すごい食べ物であることプラ〜スコスパは悪いなということは断言できます。

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喫茶店だけに濃い目煎った珈琲は美味しかったですね。
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)