今日は「アルツハイマー予備軍」です。
所要があって石神井公園にやってまいりました。
改札をでたとろで、見覚えのある人から声をかけられました。
「▲▲さん、なんでこんなところにいるのですか」と聞かれましたので「ちょっと野暮用があってきたのです」と答えたものの、私の目の前でニコニコと笑っていた人の素性がわかりません。
確かにこの顔には見覚えがあるし会ったこともありますが、一体全体どこの誰なんだろう・・・
逃げようか、まさかいい大人がする事でもあるまいし、と考えながら頭のCPUを高速で回し続けました。
わからない、誰だかわからない、多分取引先ではなくて、業界の人だ、あなたは誰ですか?と聞いてしまおうか、向こうは私の事を知っている、実際私の事を本名でよんでいるのでそれは失礼だ、やめよう。
で〜も絶体絶命だ、こういう場合は向こうの会話にかぶせていけば突破口が見出せるはずだ。
しか〜し相手はニコニコと笑っているだけで、何の言葉も発しません、なにか話してくれよ、本当にまいったなぁ、と思っていたら、体がいきなり変な反応を開始したのです。
「お久しぶりです。ご無沙汰しています」と言って相手の手を柔らかく握ったのです。
まてよ、私の頭君、お久しぶりかどうかわからないのに、勝手なふるまいするな、と言っても、すでに握手してしまったのだからどうにもなりません。
念のためこの「お久しぶり」作戦があっているかどうか、相手の目をのぞきこんだところ、相手の目は当惑の目になっていました。
どうやら「お久しぶり」作戦は、大失敗のようです。
すると向こうが近況を話しはじめてくれたのです。
その端々から読み取れるのは、業界の知り合いで、しかも半年前に私ととあるパーティであっていたようなのです。
しか〜し今もって誰だかわかりません。
しばらく聞き役に徹していても誰だかわからず、すると天の啓示か、相手の携帯電話がなったので「お電話が入ったみたいですね。また今度ゆっくり飲みましょう。それではここで失礼します」と言って脱兎のごとくその場から逃げ去ったのです。
もう追いかけてこないだろう、来るわけもないのですが、石神井公園駅からかなり離れたところに来ましたら、頭のCPUが答えを見つけてくれたのです。
こういうのを「it’s too late!」というのです。
私に声をかけたのは業界のとある会社の専務でした。
以前、私の同級生が社長をやっている会社を紹介してくれと頼まれていたところを、気をきかせてその社長そのものを紹介してやったのです。それもパーティ会場から携帯でチャカチャカと同級生にその申し入れを電話したのものですから、あまり記憶が残っていなかったのです。
さらに言い訳ですが、くだんの専務さんこの半年で急速老化しており、特に毛髪がうすくなっていました。
要は半年前とかなり様子が激変していたのです。
最近思います。
私は多分この10年間くらい多少は老けましたがあまり顔は変わっていません。
加えて苗字が珍しいとうか印象に残る苗字なので、私とあった人はその記憶が長い間残存しているみたいなのです。その一方で、私はアルツが入ってきているようで・・・
それにしてもいくら追い込まれたからといっていきなり握手はないよなぁ、と嘆息しきりです。
あまりに恥ずかしかったので帰宅途中に地球を思いきり蹴っ飛ばしましたら、右足の小指の爪が割れてしまいました。
おかげで今月の定例マラソン大会には出走できなくなりました。こういうのを「踏んだり蹴ったり」と言うのでしょう。
こんな日もあります・・・
頑張れ!
ということで今日のふりネタの流れでお店はお分かりでしょう。
今日のお店は、お父様・壇一雄(壇ふみ先輩の父上)宅に身を寄せていたお父様の友人の坂口安吾(無頼派作家の一人)さんの悪ふざけで約50人前ものライスカレーの出前を壇一雄宅に届けたというお店です。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所: 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話:03-3996-0425
定休日: 木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ソース焼きそば」@600円です。
待つこと14分で「ソース焼きそば」の到着です。
見た目、下町の「甘辛屋」さんの「ソース焼きそば」です。
こんもりと青海苔がかかっています、その山頂には紅一点の紅生姜が鎮座しています。
それでは実食です。
これだけ濃い色をしいるのにあまりソースの味がしません。
この様な場合は、油が多いのです。
ソースが油に負けているのです。
実際そうでした、このソース焼きそばはかなりoilyであります。
味ですか、好きな味です。
ソース焼きそばの奥深いところに格納されていたカリカリになった鶏肉が下町っ子の郷愁を誘います。
子供のころは、肉入り焼きそばは高くて食べたことがなかったのです。
それでもほんの申し訳程度に入っていた肉に、下町の子供たちは欣喜雀躍していたのです。
胸の中に子供のころの思い出が急速に広がってきました。
こうばしいソースの香りが、心の懐かしい部分を燻蒸(くんじょう)しているような気持ちです。
思い出でお腹がいっぱいになりました。
こんな日もあります。
所要があって石神井公園にやってまいりました。
改札をでたとろで、見覚えのある人から声をかけられました。
「▲▲さん、なんでこんなところにいるのですか」と聞かれましたので「ちょっと野暮用があってきたのです」と答えたものの、私の目の前でニコニコと笑っていた人の素性がわかりません。
確かにこの顔には見覚えがあるし会ったこともありますが、一体全体どこの誰なんだろう・・・
逃げようか、まさかいい大人がする事でもあるまいし、と考えながら頭のCPUを高速で回し続けました。
わからない、誰だかわからない、多分取引先ではなくて、業界の人だ、あなたは誰ですか?と聞いてしまおうか、向こうは私の事を知っている、実際私の事を本名でよんでいるのでそれは失礼だ、やめよう。
で〜も絶体絶命だ、こういう場合は向こうの会話にかぶせていけば突破口が見出せるはずだ。
しか〜し相手はニコニコと笑っているだけで、何の言葉も発しません、なにか話してくれよ、本当にまいったなぁ、と思っていたら、体がいきなり変な反応を開始したのです。
「お久しぶりです。ご無沙汰しています」と言って相手の手を柔らかく握ったのです。
まてよ、私の頭君、お久しぶりかどうかわからないのに、勝手なふるまいするな、と言っても、すでに握手してしまったのだからどうにもなりません。
念のためこの「お久しぶり」作戦があっているかどうか、相手の目をのぞきこんだところ、相手の目は当惑の目になっていました。
どうやら「お久しぶり」作戦は、大失敗のようです。
すると向こうが近況を話しはじめてくれたのです。
その端々から読み取れるのは、業界の知り合いで、しかも半年前に私ととあるパーティであっていたようなのです。
しか〜し今もって誰だかわかりません。
しばらく聞き役に徹していても誰だかわからず、すると天の啓示か、相手の携帯電話がなったので「お電話が入ったみたいですね。また今度ゆっくり飲みましょう。それではここで失礼します」と言って脱兎のごとくその場から逃げ去ったのです。
もう追いかけてこないだろう、来るわけもないのですが、石神井公園駅からかなり離れたところに来ましたら、頭のCPUが答えを見つけてくれたのです。
こういうのを「it’s too late!」というのです。
私に声をかけたのは業界のとある会社の専務でした。
以前、私の同級生が社長をやっている会社を紹介してくれと頼まれていたところを、気をきかせてその社長そのものを紹介してやったのです。それもパーティ会場から携帯でチャカチャカと同級生にその申し入れを電話したのものですから、あまり記憶が残っていなかったのです。
さらに言い訳ですが、くだんの専務さんこの半年で急速老化しており、特に毛髪がうすくなっていました。
要は半年前とかなり様子が激変していたのです。
最近思います。
私は多分この10年間くらい多少は老けましたがあまり顔は変わっていません。
加えて苗字が珍しいとうか印象に残る苗字なので、私とあった人はその記憶が長い間残存しているみたいなのです。その一方で、私はアルツが入ってきているようで・・・
それにしてもいくら追い込まれたからといっていきなり握手はないよなぁ、と嘆息しきりです。
あまりに恥ずかしかったので帰宅途中に地球を思いきり蹴っ飛ばしましたら、右足の小指の爪が割れてしまいました。
おかげで今月の定例マラソン大会には出走できなくなりました。こういうのを「踏んだり蹴ったり」と言うのでしょう。
こんな日もあります・・・
頑張れ!
ということで今日のふりネタの流れでお店はお分かりでしょう。
今日のお店は、お父様・壇一雄(壇ふみ先輩の父上)宅に身を寄せていたお父様の友人の坂口安吾(無頼派作家の一人)さんの悪ふざけで約50人前ものライスカレーの出前を壇一雄宅に届けたというお店です。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所: 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話:03-3996-0425
定休日: 木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ソース焼きそば」@600円です。
待つこと14分で「ソース焼きそば」の到着です。
見た目、下町の「甘辛屋」さんの「ソース焼きそば」です。
こんもりと青海苔がかかっています、その山頂には紅一点の紅生姜が鎮座しています。
それでは実食です。
これだけ濃い色をしいるのにあまりソースの味がしません。
この様な場合は、油が多いのです。
ソースが油に負けているのです。
実際そうでした、このソース焼きそばはかなりoilyであります。
味ですか、好きな味です。
ソース焼きそばの奥深いところに格納されていたカリカリになった鶏肉が下町っ子の郷愁を誘います。
子供のころは、肉入り焼きそばは高くて食べたことがなかったのです。
それでもほんの申し訳程度に入っていた肉に、下町の子供たちは欣喜雀躍していたのです。
胸の中に子供のころの思い出が急速に広がってきました。
こうばしいソースの香りが、心の懐かしい部分を燻蒸(くんじょう)しているような気持ちです。
思い出でお腹がいっぱいになりました。
こんな日もあります。