今日は「Upset(番狂わせ)」です。
Upsetという単語は「動揺」「不安」など様々な意味を持ちますが、スポーツや政治の分野では「番狂わせ」の意味で用いられています。
本来の語源は定かではありませんが、1919年にサラトガ競馬場で行われたサンフォードメモリアルステークスにおいて、アメリカ競馬史上最強馬の一頭に数えられる競走馬マンノウォー(1917年生、21戦20勝)を唯一破った馬 アップセット(1917年生)に由来すると言われています。

シルバーウィークの中盤です。
今日は奥様が他用でいないことを言いことに一人旅です。
そんな一日をふりネタ「番狂わせ」をテーマにオムニバスで紹介します。
宜しかったらお付き合いください。

#ラグビー日本VS南アフリカ

ロスタイムを含む残り10分間はペナルティも出来ないしボールを奪われるのも許されない状況でした。
最後のスクラムを選択した時は、なにを考えているんだと、怒りましたけれど 、一気にパスを通した時は絶叫して、トライの瞬間には涙が出ました。
この動画のアイルランド人の大興奮はうれしいですね。
最後はその大興奮のために画像が無茶苦茶になっています。
同点に追いつくペナルティキックを選ばず、あくまでもトライを目指した日本に対して観客の誰しもが熱狂したし、南アの最後の得点が手堅いペナルティキックと消極的だったのでアイルランド人に限らず誰しもが日本を応援したのでしょう。
英字新聞各紙が「Upset」と「Miracle」で紙面を埋めていました。
これからのラグビーは気が抜けません、ハイ。

#六大学野球法大学政VS東京大学
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法東戦
ラグビーの奇跡が神宮球場でおきるかと応援にいきました。
本当は東大の内野応援席で観戦しようとしたのですが、悲しいかな東大の校歌は忘れましたので断念しました。
残る選択肢は法政の内野応援席です。
というか悲喜こもごもでして、実は端から法政大学席で観戦するつもりだったのです。
というのは母校を抜かせば法政大学の応戦團の応援が好きなのです。
1勝1敗の法大VS東大の3回戦は、序盤から東大投手陣が打ち込まれ3本の本塁打を喫するなど10失点を奪われました。その内の一本のホームランはランニングホームランでした。
なにか草野球みたい・・・
結果10対1で敗れ東大は2002年秋以来13年ぶりの勝ち点を逃したのです。
ここではupset(番狂わせ)はおきませんでした。

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立教大学の3番のチアさんがキレイでしたので後姿のみパチリしました。

#都立青山霊園
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野球観戦の後、乃木神社から都立青山霊園にある乃木夫妻の墓まで向かいました。
殉死した乃木夫妻だけど、将軍は自殺だったけれど奥様は自殺でなかったんだぞ、と亡き父が中学生だった私にあたかも国家の重大機密を漏らすかのようにこっそりと教えてくれました。
私はそれが正しいのかどうか実はあまり気にしていませんでした。
今回の訪問の前にその事が急に気になり、以下の「乃木希典夫妻自殺の真相」を10回程読み返したのです。

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事件前夜に遺書を認める時、乃木はたしかに一人で自殺するつもりであった。
したがって、夫人にも遺書の内容を見せ、夫人の健康への配慮をも忘れず、後事万端を依頼するとともに、夫人がかねて希望する中野への住居移転も了承するなど、そこに悠揚せまらぬ乃木の姿があり、乃木の顕示性がつよく現れていた。
事件当日の午前の参内後、二人は居室に閉じこもっていた。
永遠の別れを惜しむ夫婦の語らいであったろう。乃木はブドウ酒の杯を重ね、夫人はこれに仕えていた。
「乃木希典夫妻自殺の真相」より抜粋転載
殉死するつもりがなかった奥様からすると、この後予想だにないupset(番狂わせ)が起きたのです。
結論、亡き父が言っていたのは正しかったことがわかりました。
なんでそんなことを知っていたのでしょうか。
いずれにしても亡くなられた方を冒涜してはいけません。
ご夫妻の墓には衷心よりお参り申し上げました。

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青山霊園に来た最大の目的はこの霊園の申込書をもらいに行ったのです。
申込書をみましたら都立霊園なのに価格が高いのです。
ピンは約4百万円でキリは約11百万円でした。
しかもこの値段は土地代のみで墓石費用は含まれていません。
さら〜に「ご遺骨をお持ちでない方は申し込みできません」との条件付きです。
折角、元池田総理等著名人達と同じ地面に入ろうという下町っ子の野望にもupset(番狂わせ)が起きたのでした・・・


今日は南青山でランチです。
今日のお店は「やぶそば」さんです。

住所: 東京都港区南青山2-19-2
電話:03-3404-4646
定休日:不明

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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当初はこの店主のお薦めにしようと思ったのですが、ちょっと引っかかるものがありまして断念しました。

今日のオーダー「おおもりそば+生卵」@700+@100=800円です。
昔の下町のお蕎麦屋さんです。
花番さんの気合の入った挨拶が地元に帰ったような気にさせます。
店内は私が帰る14時半頃には満席となりました。
ほぼほぼ全員がお酒を飲んでいます。
要は地元の「昼飲み」のお蕎麦屋さんのようです。

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歴史を感じさせる小皿です。

待つこと4分で「おおもりそば+生卵」の着膳です。
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蕎麦は細切ですね。

それでは実食です
二八の蕎麦ですか、香りはあまりしません。
麺つゆはすっきりとした味わいで私の好みです。
大盛りなのに麺量は少ないですね。
加えて水切りをもっとよくしてほしかったですね。
涼感が足りませんでした。
味ですか「美味からず不味からず」です。
で〜も南青山でこのコスパは魅力です。
ラグビーや野球観戦の後にはまた来ましょう。
「昼飲み」のお好きな方にお薦めのお店です。

それでは(^_-)