今日は「少年老いやすく学成り難し」です。
日本のゴルファーの多くは、会社に入ってからゴルフを始めたのでしょう。
上司にお古のクラブをもらって練習場に連れて行かれ、しばらくするとコースデビューですか。
最初はお付き合いでも、いつの間に面白くなくなり、気がつくと病みつきになっていたというのがステレオタイプのビジネスマンのゴルファー養成システムです。
しか〜しこのシステムが崩壊寸前だそうです。
無題
「ワークライフバランス」が声高に叫ばれ、終業後の飲み会にも賛否両論がでる昨今ですから、若者の休日ゴルフ拒否は当たり前の事になっています。
その反作用でゴルフの高齢化は著しいものになっています。
そういえば最近駅のホームでエア素振りしている人を見かけなくなりましたね。

最近の若い人は、さすがに飲み会は誘えばついてきますが、ゴルフまでという人はいませんね。
この間飲んだ若者は、父親が毎週土日には接待ゴルフと称して家にいなく、休日は母子家庭みたいになっていたからゴルフは嫌いだ、と言い放っていました。
実際、私の取引先の社長は富山県に単身赴任していて、水曜日は有休でプライベートゴルフ、土日は仕事で接待ゴルフと、10年間以上家に帰っていないと広言していましたが、ちょっとついていけませんでした。
私みたいにフォアザファミリーを常日頃考えている者からしますと、まさに鬼畜の所業であります。
まぁこれはゴルフが悪いのではなくてご本人に問題があるのでしょう。
飲み会と言えば、最近上司からの強制的な飲み会は残業に値するのではないかという話題がネットでも騒がれています。当社では、残業は原則オフィスで執務するものとなっていますので、飲み会の残業はちょっと難しいでしょう。
しか〜し、若い世代がプライベートな時間を削ってまで、参加したくもない飲み会に行きたくないと言える事は大変良い事だと思います。
やっとそのような時代が到来したのですね。
で〜も上司からしますと労(ねぎら)うと意味も含まれておりますのであまり軽々には断らないで欲しいなと思います。
基本的には若い人は誘っている人を選んでいると思っています。
何故そう思うかと申せば、私の若い頃がそうでしたから。
私が婉曲的に断っていた上司・先輩は、飲んだら必ず仕事の話をするからです。
そのような事は、日中話せばよいのにと思っていました。
勿論、当時はメールがありませんでしたので致し方ない処もありましたが、それでも酒席での仕事の話はノーサンキューであります。

最近の若い人との飲み会で思いますのは、教養がないなぁ、という点です。
「We don’t know what we don’t know」という言葉があります。
和訳するまでもないでしょうが「私たちは自分が何を知らないかを知らない」という意味です。
所謂、哲学者・ソクラテスの「無知の知」です。
これは「知識を吸収する出発点は、しっかりと目を開いて自分が知らないことが何なのかを認識するところにある」と言い換える事ができます。
もう少し教養を身につけて自らの可能性を押し広げてもらいたいものです。
毎朝、遅刻せずに会社へ行き、遅くまで真面目に働いて、疲れて帰宅して寝るだけ。
休日はごろ寝で過ごす、という人にはなって欲しくありません。
そういう毎日は自分の感性を鈍らせ、成長を妨げるものと強く思います。
ちょっとオヤジモードになりましたが、「少年老いやすく学成り難し」を肝に銘じて欲しいものであります。


母の書置き



今日は静岡に出没です。
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ちょっと仕事がたまったのでゆっくりと仕事をしたいなという事で本日はダブルフューチャーです。
まずは腹ごしらえです。
向かったお店はしぞーかおでんの老舗です。
今日のお店は「なごや」さんです。

住所: 静岡市葵区常磐町2-3-6 青葉おでん街
電話:054-255-6779
定休日: 水曜日

おでん街の最初は「青葉横丁」に行きました。
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ここは屋台ルーツのおでん街です。
狭い横丁に赤提灯を掲げたお店が軒を連ねます。
この横丁は最も歴史のある「三河屋」さんに行くのがお約束だそうです。
ここはパチリだけしてスルーしました。

続いて向かった先は「青葉おでん街」です。
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ここは昭和レトロな雰囲気の横丁です。
戦後から続く屋台系の伝統のおでんが味わえます。
数あるお店の中から選んだのは静岡の取引先が一押しする「なごや」さんです。
なんで静岡なのに名古屋かと申せば、当初は名古屋で大工?をやっておられたのですが、うまくいかず乾坤一擲、静岡で屋台おでんを始めて今に至るだそうです。
現在「青葉おでん街」の中で屋台からやっているお店は「なごや」さんと「藤の家」さんの二軒だけだそうです。

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お店の外観です。

入店するととても品のよい女将さんが一人で切り盛りしていました。
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店内には壁にメニューは貼ってあるのですが値段が書いていないのでどうやら時価みたいです。
お酒が飲めないのですが、と言いますと、ソフトドリンクがありますよ、と言われたので行間を読んで、ウーロン茶を頼みました。しばらくして、ウーロン茶はチャームと一緒に出てきました。

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店内の雰囲気です

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これが噂のおでん鍋です。

まずは名刺代わりに、黒はんぺん、モツ、角揚げを頼みました。
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味ですか、牛スジやモツ、鰹ダシ、昆布などの旨みに黒ハンペンなどの練り物から染み出る味が加わり、長年の時を経てこの飴色になったスープは美味しいです。
練り物はそんなに東京おでんと差はありませんでした。
最盛期には黒はんぺんは、日に200枚も売れたそうです。
どうでしょう、美味しいには美味しいのですが所謂観光名所的なお店です。
そうそう今日のお値段はウーロン茶+チャーム+おでん×8本で1,400円でした。
とても良心的なお値段でした。
「しぞーかおでん」とかけて「真珠のネックレス」ととく
その心は「たまに(玉)に来たい(期待)」
お後が宜しいようで・・・・

そのあと恐竜にビックリしながら向かった先は静岡発のタルト店です。
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そのお店は「キル フェ ボン 静岡 」さんです。

住所: 静岡県静岡市葵区両替町2-4-15
電話:054-205-5678
定休日: 年中無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

今日のオーダー
季節フルーツタルト@675
レモンのティラミス@772
コーヒー@378
です。

まずは「季節フルーツタルト」です。
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8種類以上のフルーツがカラフルにタルトの上を彩り、サクサクのパイ生地に乗ったカスタードクリームとの相性は絶妙ですがこれは想定内の味でした。
で〜もこれは、私のハードルが高いだけで味は普通に美味しいのです。

そして少しお腹が膨れてきたのでためらいながら頼んだのが「レモンのティラミス」です。
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このティラミスはそのケーキを一口頂いただけで衝撃が走りました。
とても美味しいのです。
レモンの爽やかさはいうまでもありませんが全体が最適調和しているのです。
しかも調和に加えて味はエベレストのいただきの様に極大化していて、途中からフォークが止まらなくなりました。
後半はベース部に潜んでいたレモンリキュールが味を締めます。
これはたまらない美味しさですね。

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お店も閑散としていたのでゆっくりと仕事を終わらせることがきました。
ウォームハートの接客も心に残りました。
静岡はおでんだけじゃないぞと上書きをして新幹線の人となったのでした。

それでは(^_-)