今日は「My nostalgia in Osaka 」の話です。 
今日は大阪に出張です。
IMG_0603

IMG_0602
米原辺りが大雪で新幹線は遅れ気味です。早く打合せをすませて東京に戻らないと、下手をすると帰れないかもしれません。しかしこんもりと積っていますネ。

IMG_0605

IMG_0606

IMG_0610
打合せが済み道頓堀に参りました。
それにしても中国人が多いですネ、なにかChina townのような感もします。
それに呼び込みのお姉さんも多いですネ。あまりに声をかけられるので面倒臭いので中国語で、不要(プーヤオ)!有人来説接我(ヨウレンライジェウォ)、と言い続ければ中国人と間違えられてそれ以上はありません。勿論中国人の呼び込みのお姉さんには中国語ですのでさらにOKです。

IMG_0609
道頓堀といえば「食い倒れ太郎」くんですが、私の記憶では2008年7月8日の「くいだおれ」閉店にともない旅にでたとか思っていたのですが、おりますねぇ、何でやろ?

IMG_0608
そして私にとって道頓堀といえば「浮世小路」です。
この小路に来ると古き大阪を偲ぶことができ、心が和みます。
場所はきつねうどんで有名な「今井」さんの左脇の細い通路が「浮世小路」です。
通り抜けると法善寺横丁です。
デジカメの電池のbatteryが残り少なくなったのでここでの写撮影を止めました。
詳細はYouTubeにupされていた動画でご覧ください。


ナンバ一番
道頓堀といえば「ナンバ一番」でしょう。
場所は角のTSUTAYAの所に有ったと聞いたことがあります。
ここはGSの黎明期を支えた音楽喫茶です。
この様な佇(たたず)まいをしていたのですね。
ここでかつて和田アキ子、オックス、タイガースが出演していました。
天井が低かったため、オックスの前座をしていた和田アキ子などは、頭がつかえたらしいですよ。このお店の雰囲気は映画「パッチギ」で観ましたので大体の様子は理解しています。
オックスの湿疹、ちがうか失神は当時すごかったらしいですね。
さすがに少し時間軸がずれていて私は失神を見たことはないのですが、赤松愛さんの「Tell me」での失神率は100%ということらしいですよね、これって興奮しすぎての単なる脳貧血ではなかったのでしょうか・・・

ついでに「ナンバ一番」の看板に出ていた世紀のタンゴの女王「藤沢嵐子」さんの肉声もお聞きください。



ということで今日のお店は前から気になっていた欧風料理「重亭」さんです。

住所: 大阪市中央区難波3-1-30
電話:06-6641-5719
定休日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)

IMG_0611
お店の外観です。

お店の歴史です。
初代吉原政太郎が生まれ育った富山から東京へ上京し修行に励んでいたが関東大震災で被災し、妻と大阪に移り日本橋など色々な場所を転々としつつ喫茶店を営んでいました。
その後第2次世界大戦の終戦、地域の炊き出しなどを手伝っていた時に難波でお寿司屋を営んでいた方から現在のお店の場所を紹介して頂いたのが始まりです。
そこから「欧風料理 重亭」として60余年ものあいだ難波の洋食屋として皆様から親しまれております。


IMG_0612
メニューです。

今日のオーダーは「ハンバーグステーキ+ライス」@1,100+@150=1,250円です。
このお店は接客がイイですネ。関西らしい細やかな気遣いが随所に横溢しています。
お客さんは食事をすませお勘定をすると「お寒い中、おおきに」と女将さんが言ってくれます、感じイイですよね。

閑話休題おはなしはもどりまして
IMG_0613

IMG_0614

IMG_0616
待つこと15分で着皿です。
見た目、古き昭和のハンバーグです。
それでは実食です。ここの合挽ミンチは自家製です。
お肉が美味しいですね。デミグラソースもイケます。
カットした後には肉汁がこぼれてこない昭和スタイルです。
ご飯も昭和スタイルの硬めです、これは懐かしいな。
しかし味は美味しいのですがsurpriseがありません。
ともすると上質のお肉を食べているだけのような感じです、勿論伝統の味はついていますが。
まことに失礼千万な感想ですが、このお店には「不易流行=いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」が必要の様に感じました。
それとこれで@1,250円はお高いように思います。

それでは(^_-)