今日は「おむすび」の話です。
「おむすびが、どうしておいしいのだか、知っていますか」。母親が娘に語って聞かせています。「あれはね、人間の指で握りしめて作るからですよ」。太宰治「斜陽」のひとこまです。

指で結ぶ。食べ物や料理の名称は数々あれども、「おむすび」(御結び)ほど素朴にして美しい呼び名は、そうそうはないでしょう、「おにぎり」ともいいます。

呼び方ですが、関東では一般に「おにぎり」も「おむすび」も、どちらも同程度に使われている印象ですが、関西では圧倒的に「おにぎり」が優勢です。   
また、形状も少し異なるようで、関東では丸形や三角、そして俵形と各家庭によってまちまちでバラエティに富んでいますが、関西では圧倒的に俵形のおにぎりが多いのです。 
 
その理由は、関西では昔から芝居見物が盛んだったため、といわれています。
芝居の舞台を観に行く際、弁当を持参する習慣があったのですがこのとき、俵形のおにぎりの方が箸でつまみやすく、芝居を見ながら食べやすい。そんな事情から、関西では俵形のおにぎりが定着していったと言われています。  
そしてもうひとつ、東西ではおにぎりに巻かれる食材も違ってきます。
関東ではおにぎりというと、海苔一辺倒。黒い海苔で巻かれたおにぎりが圧倒的に多く食べられているはずです。
一方の関西はというと、海苔のおにぎりと共にとろろ昆布を巻いたおにぎりも定番です。コンビニの棚にも海苔おにぎりに迫る勢いで、数多くの「昆布おにぎり」が並んでいるといいます。この光景は、関東ではまずお目にかかれないでしょう。
読売新聞「編集手帳」及び「関東のしきたり関西のしきたり」話題の達人倶楽部[編]著より引用

おむすび
おにぎりは太宰治さんの受け売りではないのですが、母親のおにぎりが美味しかったですね。母親のおにぎりが美味しいのはやはり母の手で握られて、愛情という味付けながされていたからでしょうか。

小学校の夏休みの時、家にクーラーがなかったのでよく近隣の図書館に勉強しに行っていました。その際、母がお昼という事で作ってくれたのがおむすびです。
我が家のおむすびは、海苔を醤油で良く浸してから握るのでご飯に醤油がしみ込んでいます。
形状は丸です。中の具は、良く脂ののった紅鮭、葱入りオカカ醤油汚し、梅干しの三兄弟でした。
正直梅干しは嫌いだったのでいらなかったのですがね。それに金山寺味噌付きモロキュウがオカズでした。
これはとても、すごく、きわめて美味しかったな・・・
勉強しに行くといいながらその実態はクーラーのよく効いた図書館でお昼を食べに行っていたようなものです。

ところでおむすびの名前が廃れてきたようですね。
たしかにCVSにいってもおむすび売り場ってないですものね。
母親のにぎってくれたのは、おにぎりではなくやはりおむすびでしょう。
おにぎりですと違和感がありますもの。
もしかしたら、今の母親は家でおむすびを握らずCVSの出来合いを用意することで、おむすび調理の手を抜くから、おむすび名前のshareがおのずと低くなってきたのかなと邪推します・・・
日本昔話「おむすびコロリン」の立場はどうなるのでしょうか(笑)

最後に外国人は海苔を食べる習慣がないので、海苔を巻いてたべるおむすびは、あたかも日本人がごはんに黒い紙を巻いて食べている様に見えるらしくて奇異に映るようですよ。


This moves my heart well done!



今日は西新宿に出没です。
今日のお店はひさびさに「第六感」で決めました。
ということで今日のお店は「山海楽酒 およよ」西新宿店さんです。

住所: 東京都新宿区西新宿8-5-8 正和ビル 1F
電話:03-6908-8527
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

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今日のオーダー「ビフテキランチ」@500円です。
このビフテキランチの中身は、ロースステーキ150g、グリーンサラダ。そしてスープ、ライスですがこの二点はおかわり自由です。
このお店は並んでこのビフテキランチをもらいます。
ワンコインを渡すとお盆とサラダが出されます。
ステーキが焼かれるのを待つ間に、ご飯とスープはセルフサービスなので自ら盛付をします。
ステーキの焼き具合はミディアムレアです。
ステーキのソースはオニオン+ニンニクのようです。

それでは実食です
当初はワンコインなので高を括っていたのですがなんと本格的ではありませんか。
それに美味しい、少し肉はスジっぽいところもありますが、no problemです。
ご飯は美味しいし、スープは焼肉屋さんで供されるワカメスープでこれまた美味しいし、すごくお得感有り有りの内容です。
今年度といってもまだ5カ月間しか経過していませんが、bestコスパのお店といっても良いでしょう、ここはスゴイ 
それでは(^_-)