今日は「丑の日」の話です。
商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため平賀源内の所に相談に行きました。源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたそうです。すると、物知りとして有名な源内の言うことであれば、ということで、その鰻屋は大変繁盛しました。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したといいます。
「土用丑の日」wikipediaより転載
バレンタインチョコの江戸版ですね。以後土用の丑の日ならうなぎ、うなぎなら土用丑の日と人口に膾炙したようです。
子供の頃仮性近視だった私は、母から毎日八つ目鰻のキモ油の丸薬を飲まされていましたが、八つ目鰻ってうなぎとは無縁の動物の一種だったのですね、長じるまで知りませんでした。
ちなみに私の知っている意外と誰も知らない英単語の一つがeel(うなぎ)なのですね、知っているだけで使ったことはありません、ハイ。

今日はフリネタの通り、あざとくうなぎです。次男と昼食のため、東映撮影所帰りの芸能人がよく立ち寄る大泉学園のうなぎ料理の名店「うな鶴」さんの暖簾をくぐりました。

住所: 東京都練馬区大泉町5丁目35-3
:03-3923-9887
定休日:毎週火曜日・第三月・火連休

うな鶴1
お店の外観です。

うな鶴2
店内の雰囲気です。ここの厨房の綺麗さといえば多分東京、それは無理か、少し下げて練馬で一番綺麗です。
仄聞するにここのご主人暇があれば厨房、特にレンジフードを磨いており、レンジフードはほとんど鏡状態です。ご主人はここで店を開く前は新橋第一ホテルの和食レストランで責任ある地位におられた方なので腕は確かです。

うな鶴3
メニューです。

うな鶴4

うな鶴5
今日のオーダー「うな重松(きも吸付)」@1,300です。私は並盛、次男は大盛です。
ところがお邪魔したのが13:30だったためか、ご飯がきれてしまい、急きょご飯を炊くこととなり待つこと40分になりました。空腹は最大の調味料ですか、ガシガシ食べましょう。
うなぎは、ほっこりしてふわふわです。味ですか、美味しいですね、さすが職人の技です。
特にたれがほど良く辛く、ほど良く甘く、味加減申し分ありません。
支払いの時、次男の大盛分は待たせたとのことから、flatにしてもらいました。
とても美味しかったですよ、ご馳走様でした 

それでは(^_-)