今日は「はからいを捨てる」の話です
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最近、就寝前に「あるBC級戦犯の手記」元陸軍主計大尉冬至賢太郎著を読んでいます。
内容は中央公論新書の紹介文を以下に紹介します。
軍主計大尉・冬至堅太郎は、米軍捕虜の処刑事件(西部軍事件)の実行者として絞首刑判決を受けた。
1年半後に終身刑に減刑され、昭和31年7月に出所するまで、10年の歳月を巣鴨プリズンで過ごした。
その冬至が獄中で綴った信仰記録「苦闘記」のほか、巣鴨日記(抄録)、短歌・俳句(抄録)等を収録し、巻頭に宗教学者の山折哲雄氏の解説を付す。
断ちがたい恩愛の情に煩悶し、友の「出発」を見送りつつ、迫り来る死と向きあって記された諸篇は、戦争の不条理と悲惨を伝える昭和の貴重な記録である。

なかなか考えさせられる処も多い名著であると思います。
実際、冬至氏は米軍機の空襲で実母を失い、その失意の中、司令部に戻ると米軍捕虜の処刑を実行するところだったのです。
そこで「親の仇は自分の手で」という思いで志願して、命ぜられるままに4人の捕虜を斬首したのでした。
戦後、その罪で占領国から死刑を求刑されるのです。
そして彼は「自分の行動は死に価する」と自供して死刑判決がくだされました。
さて、著者はどのようにして「死の恐怖」に耐えていたのでしょうか。
そこで彼が取った行動は、差し入れられる書物を読んだり、仏像の写真を切り取って壁に貼り朝夕拝んだりしましたが心が晴れませんでした。
最後にワラを掴む気持ちで救いを求めた親鸞の「歎異抄」だったのです。
そこには「自分のはからいを捨てて、如来の本願を信じよ」と書かれていたのです。
彼は、この言葉に絶望したのです。
そもそも「死の恐怖=生命欲」からくる悩みなのに、その悩みそのものを捨てろなどできないとしたのです。
逆にはからいがあるから人間なのではないのかと思ってい始めました。
彼は手先が器用なので所内に置かれている本を読んでいるうちに、破損を修理したり製本をし直したりしていると、それに没頭していると無心になっている自分に気がついたのです。
彼のブレークスルーはこれだったのです。
死刑が避けられないものとしたら、敢然とその事実を受け入れて、それを乗り越えていくという積極的に態度が必要なのである、と断言しています。
個人的には全く同感であります。
人間であればはからいを捨てることはできません。
はからいとは、自分の不安、恐怖、イヤだと思う感情、落ち込みなどを何とかしようとあれこれ考え行動することをいいます。杭につながれた驢馬が、逃げようとして焦って、グルグル回るほど、ますます、杭にくっついて、動けなくなる状況に似ています。
悩みを持つ人の多くはこのはからいを注視しすぎて泥沼の無間地獄入っていくのです。
はからいははからいとして何かを実践・実行すれば道は開けるのですがそこには気づかないのです。
実際、彼は神仏の協議を深めることは敢えてせず、図書整理をしながら暮らしていたら、短歌俳句を2,000句作り、本の修理は200冊にまで至たり、そのおかげで毎日が忙しくて悩む暇などなかったと回想しています。
人間はこのようにやる事をやったら、良寛和尚がいうように「死ぬ時節には死ぬがよく候」なのです。
誰にでも平等に明日がくる保証などどこにもないのですから、毎日が悔いないように生きる事が大事なのです

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昨日、TVで今年70歳になる矢沢永吉さんは、良寛和尚と似たようなこと「その日がいつになるかわからないが、その日が来るまでステージに立つぜ」を言っていました。
この人も和尚同様に人生の達人です。


宮原 華音のハイキックがハンパねぇ



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今日は昨今メディアをにぎわしていたこのお店に参りました。
今日のお店は「佐野ハイウェイレストラン」さんです。

住所: 栃木県佐野市黒袴町1021東北自動車道 佐野SA(下り線)
電話:0283-23-7133
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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料金です。

今日のオーダーは「朝食バイキング」@1,080円(大人)です。
ここのバイキングは、オムレツ、料理、デザート、佐野ラーメン、ご飯、飲物と6つほどのコーナーに分かれていて、店内が広いため、一つのコーナーに人が集中することはありません。

まずは今日のバイキングメニューの紹介です。
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ソーセージとカリフラワーのカリーヴルスト。
いわゆるオカズの味わいです。
ケチャップと玉子は良く合うので鐵板です。

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冷静サラダグリーンパスタ。
見た目きれいで且つ美味しいですがオカズ的には今一つです。

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ピリ辛イカフライ。
これは絶ウマです。
イカが柔らかくてご機嫌でした。

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サバの塩焼き
オカズの王様でしょう。
安定感は栃木壱です。

それとここに来ましたらオムレツを頂きませんと。
玉子好きならここのオムレツには皆ノックアウトされることでしょう。
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既に食レポしてしまいましたが、今日の私の選択です。
今回はオカズの友を外出ししたのは私の進歩の証です。
今日の一番はピリ辛イカフライでした。
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食後の珈琲とアイスクリームとフルーツヨーグルトです。
これで@1,080円は「コスパ良し」です。
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実はこの後に店舗閉鎖があったのですがこの日はそのような内紛がある事はうかがいしれませんでした。
ただしヘビーユーザーとしましては2年位前からバイキングメニューが激減してきたのでなにかあったのかなとは思っていました。
個人的には岸社長は悪人顔だと思います・・・
kishitoshio2 
それでは(^_-)